はる日記

「人間万事塞翁が馬」

日々の出来事を綴ってます。

『狼領主のお嬢様』

2022-01-24 21:25:24 | テレビ・映画・本
著者 : 守野 伊音

《内容》
悪逆領主の娘として処刑された記憶を持ち、前世と同じ場所・ライウス領に転生した少女・シャーリー。現在この地を治めるカイドは、前領主の悪事を暴き断罪した立役者であり、シャーリーの前世の“偽りの恋人”で―仇だった。修道女になるはずのシャーリーが、カイドの館のメイドになった時、運命は再び動き出す。15年前の過ちと嘘、ライウス領を狙う陰謀、そして“ライウスの徒花”の真実…。全てを巻き込み、転生しても続く“偽りの恋”の行方は―。
(「BOOK」データベースより)
※1巻の内容


(^∇^)

1,2,3巻読み放題でしたので、3巻まで読みました。で、感想も3巻までまとめて。

ネタバレ。

1巻が前編で2巻は後編。で、3巻は独立した話でした。1,2巻は重たく哀しく、シャーリーもカイドも罪を犯したという気持ちから、両思いなのに、お互いに距離を縮めようとしない。

(。>д<)

さらにカイドの飲み物に毒が入っていて…。次から次へと。でも、その犯人の気持ちを吐露する場面が辛そうで、切ない話だなと。

(T△T)

その反動か、3巻は甘さ全快。お嬢様(シャーリー)の天真爛漫さも全快。カイドをはじめ、周囲が振り回される。これはモテるわ。小悪魔。

後半、息苦しい展開になりますが、メリハリは必要なので、仕方ないです。シャーリーの心情が語られる場面が多いのですが、比喩(と言えばいいのかな)が哲学的で分かりにくいのが、少々残念。私に理解力がないだけかもしれませんが…。

(;^_^A

でも、読み放題で読ませて貰ったので、贅沢はいけません(笑)。なんやかんや書いてますが、面白かったです。高評価なのも納得。

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