はる日記

「人間万事塞翁が馬」

日々の出来事を綴ってます。

『異妖編』

2021-07-18 10:50:30 | テレビ・映画・本
岡本 綺堂 著

《説明》
江戸時代の3篇の怪奇譚。

【青空文庫で読了】


(*´∀`)

新牡丹燈記、寺町の竹藪、龍を見た話の3つ。江戸時代の怪異談。

話の内容は、今でもありそうで、ストンと入ってくる。そこに現代ではあまり聞かない、狐や狸に化かされたとか龍の鱗がというものが加わるのに、陳腐なものになっていない。それどころか雰囲気があって新鮮味すら感じる。

なぜだろうと思うと、登場人物たちが信心深いというか、狸や狐、龍の存在、不思議なことを信じているからなんだろうと思う。

(*゚∀゚)

現代は、なにかと否定的なので、こういう話は「あり得ない」で切り捨てられてしまう気がする。そのため、現代では、ありそうでない話だなと。だから、新鮮味を感じるのかもしれない。不思議な話もいいものです。

(  ̄▽ ̄)

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