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日本人が持つ、最大の武器…とは?   SINSETSURYOKU

2019-07-23 18:19:46 | 10代20代30代
親切力です。

これは、世界最高。

DNAなのかな?

ゲストハウスを経営している友人を見ていると、

訪日外国人になぜか大人気。

しかし彼が行っている行為は、「日本人なら当たり前」のことばかり。

外国人が困っていたら、親切にする。

相手の気持ちを推し量る、

先回りして段取りする。

相手に合わせて、自分の行動を決める。

最後までお客様に対して「責任感」をもって満足していただくことに集中している。

ただそれだけ。

フツーの日本人なら誰でもできる。

あたりまえ体操や。

しかし、なぜか外国人は感動し、SNSやFBやインスタで世界中に拡散され、、、、


多くの日本人は、「自分の武器」に気づいていない。

日本人よ、あなたは「世界最高の武器」を、DNAとして持っているのに。。。

自分の目玉は良く、他人が見える。

だけど、見えないものが1個だけ。

自分の目玉だけは自分には見えないのだ。そう禅僧が言ってた。

脚下照顧ってしってる?

その意味は、自分の足元をよくよく見よという意味です。

もと禅家の語で、

自分以外の他に向かって悟りを追求せず、

まず自分の本性をよく見つめよという戒めの語。

これは自分の悪い点に気づけという意味もあるけど、

反対に

自分の良さにも気づいてないなら、気づけ!という意味も含むと思う。

日本人最大のウェポン、それはあなた方が知らずに身に着けている「親切力」


コスト0円で、最大の効果を発揮する。他の国はまねができない。

なぜ他の国の人が簡単にまねできないのか?

なぜなら、それは、「文化力」だから。

今後もこの国に、インバウンドはますます増えると予想する。



東京五輪は

あなたの武器が、日常生活ですれ違う多くの外国人に対して、発揮される

晴れ舞台のひとつだね。






クボタケフサ、南米選手権でチリに大敗。それでもコパアメリカに出たほうがよい。

2019-06-19 08:52:15 | 10代20代30代
チリ戦の日本代表が酷評されている。

アルゼンチン人コーチが語る「こんな無様な日本代表では、もうコパ・アメリカからお呼びがかからない!」というタイトルがヤフーに載っていました。

てっきり、アルゼンチン代表コーチの発言か、あるいはコパ関係者かと思って読んでみると、

なんだあ、エスクデロの父ちゃんの発言を日本人ライターが書いたに過ぎない。


権威ある大会に条件なく呼んでおいて、それは無いだろうとおもったら、公式大会関係者では全くない。

もうコパ・アメリカからお呼びがかからないと断言する書き方だと、
出場国を決める権限を持っている関係者の発言と惑う。
このようなタイトルを書くライターは卑怯で頭が悪いと思う。


さて、記事では、マラドーナを例にとり、こう述べている。

「僕は久保を見ていて可哀想になります。飛び級、飛び級じゃなくて、同年代の国際大会で光らせて、それからU20、五輪と上がっていけば良かった。」


本当にそうなのか?


これからレアルという人類最高のチームで戦う久保にとっては、
コパアメリカというワールドカップに匹敵する修羅場を
レアル参戦の前に体験できたことが大きい。


U20で無双しても、コパほどの「絶望感」は得られない。

U20で無双しても、コパほどの極限でないと、自分の何が通用したかをあぶりだされることは無い。

自分に何が足りて(武器)
何が足りないか(課題)

そのことを認識することが、おのれを知ることになると思う。

それはみづからの全力全霊を試される、極限状況・修羅場でしか「体感」できないのだ。

同世代で戦うより、国家の威信をかけた大人のベストメンバーの揃う鉄火場に若者を放り込む意味はそこにある。

みなさんも社会に出たら、「年齢など関係のない」世界にすぐに突入するでしょ?

今の日本社会は、飛び級するものを、けがのリスクとか、なんだかんだ理由をつけて足を引っ張るメンタルがじじいになっている評論家が多い。


よく習い事で、基礎コースを終えた人は、中級に進むのに、

いきなり「超上級」に挑む達人がわたしの知り合いにいる。

彼に聞いてみるとユニークな答えが返ってきた。

「頂点を体感すると、心身にモノサシができるんだよ。そうすれば、上達へのロードマップを作れるからね」

道を究めるうえで、自分には足りないんだという「絶望感」こそが、最も栄養らしい。

コパとは比べようがないかもしれないが、上達の仕方にはいろいろあっていい。

もし、久保が18歳で「世界頂点の選手になる」ためのロードマップを、コパで手に入れることができたら、

もし、中嶋や富安もそうであるなら、

日本代表が、次のワールドカップを見据えたとき、

チリにあげた4得点は、

激安だったと思う。





(おまけ)


もしあなたが


無謀と予定調和の二択を迫られたら、


ご自分をまだ若いとおもうなら、


前者を取ろう…


格闘した末につかみとったものは後年、あなたの武器になるから。

他人の評価が、気になって気になって仕方ない人へ…この本を読め 「浮世の画家」カズオイシグロ

2019-05-26 02:03:06 | 10代20代30代

上司や同僚やお客様など他人が

自分をどう感じているか

評価が気になって仕方がない人


いませんか?

かく言う僕もその一人…



でも「他人の自分への評価」も、実はあいまいで、その日の気分で変わったりするし、

自分自身すら自分のことがわかっていなかったりしませんか?

「自分への評価」ってやつも、あいまいなもんです。


所詮この世は「浮世」だとしたら

他人を気にしても仕方ない、


短い自分の人生を、

自分の思うとおりに

前に

生きていけばいい。

そう僕には思えました。

つい先日、NHKでもドラマ化されていましたね。




◎カズオイシグロの『浮世の画家』は、激しく世の中の価値観が変化する中で、

取り残され、葛藤していく老人画家・小野のお話です。

◎一貫して主人公の「記憶」はあいまいです。

現実すらも、「思い込み」か「事実」かもはっきりしません。

◎戦後、自分の感じてきたこと、やってきたことが間違いだったかもしれないと考える中で、

多くのかかわりのあった人を訪ね、

どれが正しく、
どれが間違っていたのかを思い返していきます。
「自己評価のずれ」に揺らぎます。

◎一方、
「他人評価のずれ」にも揺らぎます。
以前次女の縁談が破断したことがありました。
長女が「今度はうまくやってね」と言われたため
破断の原因を
戦時中の価値観に沿った絵を描いた自分が原因ではないかと疑いはじめます。
しかしなんとか娘の次の縁談を進め、
お見合いの席では、自分の過去について反省の弁をとうとうと述べてしまう、しかし、全員ポカーン 。

なんとか結婚にこぎつけることができ主人公はほっとしました。長女に過去の示唆を問いただすと、

「お父さまのお仕事は、わたしたちが問題にしているような、あの大きな事柄とはほとんど関係がなかったでしょ。
お父さまは画家にすぎなかったんですから。大きな過ちを犯したなんて、もう考えてはだめよ」

今度は主人公がポカーン。

他人の目に映る自分は、
自分が思っているほど劣悪ではないし、
その逆でもないと気づくことってありませんか?


◎小野の師匠・森山は、

夜の歓楽と酒の世界に漂う「浮世」にこそ画家の描くべき世界があると信じていました。

やがて小野は世の中を変えようと精神主義的・愛国的な画風に目覚めていき、師匠とは決別します。


しかし最後の方でやっと、僕は「浮世」の意味が分かりました。

我々の生きている世間は、「浮世」≒a floating world でしかないことを…












おめでとう、井上尚弥!

2019-05-21 09:17:39 | 10代20代30代
◎井上尚弥は

日本人ボクサーが

世界最高峰にあるってことを

ついに

証明した。


困難を乗り越え

結果を出し、

グラスゴーで雄たけびを上げたのだ。

ありがとう!




◎彼はインタビューで

「プレッシャーから解放されほっとした」

と満面の笑みを浮かべていましたね。


僕もうれしかったよ。




重圧は想像以上だったのだろうな。



◎彼ほどじゃないけど

みなさんのなかにも

職場で

学校で

社会で

逃げ場のない中で、

前に進むしかない

状況に

生きている人もいるだろう。






自分を訓練し

挑み

トライ&エラーを坪も重ねたものだけが感じる、



プレッシャーから解放された

喜び。


それを


感じられる人生は



きっと


最高だろうな。



◎井上尚弥の未来


これは、明るい。



これから、100億円playerへと続く

人生の成功すごろくが「始まる」よ。




1.ワシルロマチェンコも所属する、トップランク社のボブ・アラム氏と契約→

2.主戦場がUSA、放映は世界規模に→

3.スーパーバンタム級に階級UP→ VSレイ・バルガス(メキシコ)→WBCチャンピオン獲得

4.フェザー級 井上尚弥VSゲイリー・ラッセル(アメリカ)→WBCチャンピオン獲得

5.スーパーフェザー級 井上尚弥VSジャーボンティ・デービス(アメリカ)→WBCチャンピオン獲得

6.☆6階級達成→アジアのスターパッキャオに続け!→1試合100億円ボクサーに。


リング上で井上はインタビューでこう答えるようになっている…


I think the joy released from the pressure is the best.




その階級のベストに打ち勝って体重差をものともしないサクセスストーリーに

この星の人たちは酔いしれ、こういうだろう


「打たせずに打つ」

イノウエの技術は人類最高だし、


プレッシャーに打ち勝つココロは


ばねのように

しなやかだと


◎最後に。


井上尚弥の嫁さんは綺麗でしたね

お子さんもかわいいし。

あどけないお子さんは


父親の勝利


世界中からの絶賛に無頓着な顔をしていたっけ。。。





きっと、将来

自分の父を誇りに思うだろう…







◎生きがい




しごと

かぞく


しゅみ


自分を取り巻く

日常の中にこそ

生きがいは

ある


のかも。

久保よ、南米選手権(コパ・アメリカ)2019を感じろ

2019-05-18 09:27:09 | サッカー
2019年6月に開幕する南米王者を決める戦い「コパアメリカ」が始まるよ。

日本代表が20年ぶりに招待参加します。

F東京MF久保建英(17)
鹿島 MF安部裕葵(20)
広島 GK大迫敬介(19)
が飛び級で、ブラジルにA代表として参加しそうです。


「日本サッカー界の宝である選手たちを伸ばす環境づくり」を最優先したい森保監督の意向を受け、
日本協会が最上位カテゴリーへの引き上げをきめたらしい。

賛否両論はある。

けがのリスク。

U20ワールドカップに参加した方が、身の丈に合って、良いのでは?など…


ではなぜ、森保監督は、コパアメリカを久保に経験させることを選択したのだろうか?

僕は「ロシアワールドカップの反省」があるのではと思う。


ロシアワールドカップでは、森保さんは西野監督の下でコーチだった。

選手選考で、

森保さんは中島翔哉を押したと思う。

しかし西野さんは保守的なので、宇佐美など実績を重視した布陣となった。

ロシアワールドカップが終わり、森保新監督になったとたんに

よびたかった伸びしろのある選手たち、中島翔哉(ポルティモネンセ)を真っ先に呼んだ。

南野拓実(ザルツブルク)

三竿健斗(鹿島アントラーズ)

伊藤達哉(ハンブルガーSV)

堂安律(フローニンゲン)

など、実績より、伸びしろのある選手を選んだ。


つまり、実践が選手を成長させると、信じているのである。



初陣は徳川家康とてウンチを漏らすほどだ。


中島翔哉がロシアワールドカップという修羅場を経験できなかったことの損失は、計り知れない。


そこで、


南米選手権がロシアワールドカップの代わりとなるのだ。


1999年にパラグアイで開催された「コパ・アメリカ」に出場した、さわやか893こと福西は、

地球上にこんな激しいサッカーがあるのかと仰天したという。

「僕がこの大会を経験したときに「ああ、これが南米だ」と感じて、「こんなことをしていられない」と思いました。」

と述べている。そして彼は日本を代表するDFへと成長していった。






絶対、中嶋と久保は連れて行ってほしい。


若いうちに

修羅場を経験するだけで


成長軌道の先にあるゴールが具体的にイメージされるから。

よしあのレベルになれば、ワールドカップの上位に行けるのだなと心に物差しが生まれるのだ。


ぼくは若いころバックパッカーで世界をうろついた


地球を体感したことが財産になっている。

実際とバーチャルとでは

その後の人生が全く違ってくるのだ。


久保はラスト15分でも


あの戦場に足を踏み入れることができたら、

中嶋があの南米の戦場でドリブルで抜ききれるのか、


興味は尽きない。


見たい


わしは見たいんじゃ。


たけふさと、しょうやが

化学反応するさまを…!