中井悠美子(悠石)「四季の絵文日記」 2011/9/24~

四季を語る「絵文」と、日常を織り交ぜた小さな日記。
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Vol. 662 郷土の佳人「竹久夢二」

2016年03月02日 17時48分55秒 | 郷土の偉人
   知らぬ方はおそらくなかろう「竹久夢二」
   岡山出身の方。しかも彼の生家は、私の実家から車で20分ほどの近さ。

   今年は生誕130年とか。
   帰省ついでに揃ってご案内頂きました・・・何しろ私はすでに「異邦人」

   
   椿が好きだったという夢二。石碑の後ろに寄り添うように咲いていました。

   
   ご実家。よくぞ残っていたことです。写真もとても綺麗にとれました(Rちゃんの提供)
   彼が少年時代を過ごした「子ども部屋」も残っていました。
   日本家屋の質素な居間。季節柄でしょうか、雛が飾られて彩りを添えていました。

   
    ここからはコピペです。
   彼は、岡山県邑久(おく)郡(現、瀬戸内市)生まれ。本名・茂次郎(もじろう)。
   16歳で上京し、早稲田実業学校在学中より雑誌へ投稿し、明治38年にデビュー。
   センチメンタルな画風の〈夢二式美人画)を確立。
   日本画・水彩画・油彩画・木版画等制作を行った。

   さらに大正3年(1914)に「港屋絵草紙店」を開店させて生活の芸術化を図り、
   デザイン分野にも力を注いだ。
   また「宵待草」他、詩や童謡も数多く創作、詩画を融合させた芸術を
   開花させ『夢二画集 春の巻』等、57冊の著作本も残している。

   
   宵待草の歌・・・待てど暮らせど 来ぬ人を 宵待草のやるせなさ 今宵は月も出ぬそうな
   歌えます・・・

   椿が好きだったそうです。
      

   東京にあったアトリエを復元。
   
   
   少年山荘となっていました。当時としてはモダンな造りだったのでしょうか。


   帰省はしても車がなければ、不自由で、訪れそびれていた夢二の里。
   長閑な田園の中に。人待ち顔をして、今も、ひっそりとあります。
   三々五々と訪れる人たち。私たちもその一員となって、春待つ午後を楽しみました。
 
   良き物、優しい物、美しい物、味わい深い物、温かい物、激しい物、奥深い物。
   多くの心揺さぶる物達と触れ合うことが出来た今回の帰省。
   貴い思い出の一ページを残すことが出来ました。

   
   手を広げて待っていてくれた「幼なじみ」に捧げます。
   心からのありがとうを。

   感謝のブログ「四回シリーズ」は、これにて終了です。

   

   
   

   

   
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