日々是好日

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ
あれこれ雑記

江戸の生薬屋

2018-11-06 12:37:42 | 日記

漢方薬局を経営され、薬学博士の吉岡信先生の随筆を市図書館から借りました。玄関先には今も富山式置薬箱があります。既に現在では殆ど必要は有りませんが、健康保険の恩恵に与らない時代を忘れないようとの要慎です。現在病院と薬局が目睫の間にありますが、しかし不思議と両方に肩を持っています。
実は老輩は風邪には「葛根湯」と信じています。いよいよ悪性になれば、かの有名薬局のお薬を戴きますが。
薬局とは言わず生薬屋と言い習わす時代を知っています。江戸時代の生薬屋の処方や販売手業について詳しい本書は、判らぬままの熟読しました。
終戦前後の薬局には当然触れられていませんが、小動物つまり爬虫類なども巧みに利用され、或いは医療商品として店頭にあったのでは、と思っています。あの頃には、ピロポンなど盛んに売られていましたね。
江戸時代は無論、その後も医療薬品について当然手当が有りませんから、生薬屋の智慧と商売上の手業に負うところが多かったと老輩は思います。
現在御薬教信者の総本山は何処に有りましょうか?

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (大佐野)
2018-11-08 10:59:58
明日はゴルフの予定日ですが、何故か金曜日は雨模様が多く、恨めしい気持ちです。我が家にもありましたが、富山の置き薬は懐かしいですね。終戦当時には近くに薬屋はなくて、重宝していました。今でも近くのかかりつけ医院では風邪に「葛根湯」を出しますが効いているのか、いないのか分からないところがいいところかも知れません。医者は風邪引いても薬は飲まないと聞いていますから。最近はゼネリックばかりですが、友人の薬剤師によれば、自分は元の方を飲むと云っておりました。

コメントを投稿