四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

山名敏晴 『旅の終り』

2017-08-17 10:48:32 | 音楽
数年前の朝日新聞別刷り土曜版「be」に「うたの旅人」というコーナーが連載されていた。
この記事が好きで、ほぼ2年分をファイルに保存している。
久々に記事を再読してみて、聴きたくなった歌があった。

2012年11月3日掲載分
山名敏晴さんの『旅の終り』

♪夢のような旅だった 遠い北の国の
 僕は旅の喜びと 旅につらさを知った
 北の国の少女たちと 過ごした夢のせつな
 今日は君も他の街へ 僕も他の街へ
 こんなつらい旅なんか もういやだ
 旅を終わろう 汽車に乗ろう

 人と人との出会いなんて いつも別れで終わる
 僕は君のくれた夢を 明日も持ち続けよう
 こんなつらい旅なんか もういやだ
 旅を終わろう 汽車に乗ろう

この歌を初めて聴いたのは、中学の終りか高校生のころだったかと思う。
当時、山名敏晴さんがラジオの番組にでていて、そこで知った。
ラジオの公開番組でもこの歌を生で聴いたこともある。
山名さんといえば、高木麻早さんに提供した「コーラが少し」が思い浮かぶ。
あの頃は、名古屋で活躍していたフォーク歌手やグループがたくさんいたな・・・。

歌い継がれていく歌。聴き継がれていく歌。記憶に残る歌。
北海道最北の島、礼文島にある桃岩荘ユースホステル。
ここでこの歌は全国のユースホステルに歌い継がれていった。

ユースホステル。
当時の若者の宿泊は、値段の安いユースホステルが主流だったかもしれない。
自分は利用したことがないので、正直どんな感じかはっきりわからない。

ユーチューブでこの歌を聴いてみた。
ちょっとノスタルジーを感じて心にしみる。
青春時代の埋もれた名曲と行っても過言ではない。

一つ残念なことがある。
この歌はCD化されていない。
山名敏晴さんのデビューアルバムなど復刻版としてCD化してほしいと願っている。

https://www.youtube.com/watch?v=gMyOAT2U4ww
コメント (4)
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