俺はワルポンだっ!

ちょいワルおやじを卒業したワルポンの斜め下から見た現代社会

『年金カメラマン』

2011-01-30 16:41:27 | Weblog
土木建築の業界で、建造物を構築するために携わる様々の分野があり、それを担当する職種があります。

大工、とび、左官、土方は、その職種に相応しいきちんとした昔からの呼び名がついています。
ところが、その他の職種は“○○屋”と、少し蔑まされて呼ばれます。

基礎工事は「杭(くい)屋」、ファブリケーターは「鉄骨屋」、サッシメーカーは「サッシ屋」、以下、「ガラス屋」、「屋根屋」、「電気屋」、「水道屋」、「ガス屋」、「鉄筋屋」、「タイル屋」、「れんが屋」、「ブロック屋」、「建具屋」、「板金屋」、「舗装屋」、「造園屋」、「井戸屋」、「設備屋」、「石屋」、「空調屋」、「防水屋」、「内装屋」、「塗装屋」など・・・

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「年金カメラマン」とは、ワルポンが勝手に命名したのですが、おじいさん、おばあさんを問わず、その数は相当のもので、何処にでも出没します。

「サバクビタキがいると聞いたんで大阪から飛んで来たんや、今日で三日目やねん、わいは“鳥屋”なんや・・・」
と、先日、迷鳥を撮りに行った時に、一緒になった方が、おっしゃいました。

年金カメラマンは、お金とヒマを持て余しておられますねェ・・・
こちとらは、オニギリ持って、自転車漕いで・・・、なのに・・・

鳥を専門に撮っているのが“鳥屋”・・・
カメラマンにもそれぞれジャンルがあるのですねぇ・・・
そういえば、「戦場カメラマン」という方も、戦場に行く時間が無いぐらいに連日のようにテレビに出てきます。

鉄道、電車を専門に撮る“撮り鉄”と呼ばれる「鉄道カメラマン」も多いですね。
3月5日からデビューする東北新幹線のE5系「はやぶさ」のテストランにも“撮り鉄”が出撃しているそうです。

カメラマンを分類すると、「報道カメラマン」、「結婚式カメラマン」、「人物カメラマン」、「風景・・・」、「山岳・・・」、「海洋・・・」、「航空・・・」、「スポーツ・・・」、「動物・・・」、「草花・・・」、「昆虫・・・」、「建築・・・」、「仏像・・・」、「夜景・・・」、「水中・・・」、「グラビア・・・」、「ドキュメンタリー・・・」、「スナップ・・・」・・・

「年金カメラマン」の中で、趣味が高じてジャンル別に特化した方もおられますが、多くの「年金カメラマン」は、「なんでも屋」では無いでしょうか?

ワルポンの場合は、今のところに鳥に恋っている“鳥屋”ですが、地元密着型の“印旛沼屋”かもしれません。

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印旛沼の夕暮れです。


印旛沼のこのポジションから、このお日様が富士山頂に沈む“ダイヤモンド富士”が見られるのは2月10日前後とのこと。


晴れるかなぁ・・・

楽しみですねえ・・・



『花島公園の小鳥たち』

2011-01-28 20:53:00 | Weblog
稲毛海浜公園にあるサイクリングセンターから花見川沿いに弁天橋まで、14kmほどのサイクリングロードが続いていて、途中10kmのところに花島公園があります。

広い芝生のひろばや池があったり、樹木も多い公園で、休日には子どもたちで大賑わいです。
でも、子どもたちが学校や幼稚園へ行っている平日は静かで、小鳥たちの楽園になるのです。

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花島公園の小鳥たちを紹介しましょう。

シジュウカラ
スズメ目シジュウカラ科 全長15cm

チョンチョン枝の上を身軽に移動します。


メスは喉からお腹までネクタイをつけたように黒ですが、足のほうまで黒いので、こいつはオスです。


ジョウビタキ
スズメ目ツグミ科 全長14cm
翼の白班で“紋付き”とも言われるそうですが、紋が可愛らしく小さいので、この子はメスです。


土の中の虫を食べています。


子ゲラ
キツツキ目キツツキ科 全長15cm
昼のおにぎりの鮭が歯に挟まったので、楊枝代わりにするつもりで桜の胴吹きした枝を折ったら、突然、トトトトト・・・と、ドラミングの音がしたのです。
見上げると幹に取っ付いていました。


ドラミングは縄張りを主張しているのだそうです。
虫を捕まえて、得意満面のようです。


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鳥の話はまだまだ続きます。
次回以降もご報告いたします。
お楽しみに・・・

『アオサギ』

2011-01-27 19:45:43 | Weblog

“坂東太郎”とは利根川のこと、日本一の大きな川です(流域面積)。
霞ヶ浦から流れてくる常陸利根川が利根川と合流するところに常陸川水門があります。

この水門は、利根川から常陸利根川への逆流を防ぐことによって、霞ヶ浦地域での洪水による氾濫を防止しています。
また、海水の遡上を止めて、周辺への塩害を防いでいます。

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この常陸川水門から上流約1kmのところに、ワイルドダックCCがあります。
利根川と常陸利根川とゴルフ場に挟まれた中州のようなところにアオサギのコロニーがありました。
常陸川水門のすぐ上流側の利根川の堤防に車を止め、堤防上を歩いて近づきました。

鹿島コンビナートの煙突が立ち並んでいます。
手前の田んぼの中を見て下さい。
アオサギがいるでしょ!


なに、よく見えない?
では、もう少し近づいてみましょう。
沢山いますでしょう!


もっと近づくと、一斉に飛び立ちました。


200mほど先の常陸利根川の堤防の中へ舞い下りました。
急いで利根川の堤防を駆け下り、田んぼ道を抜けて、今度は常陸利根川の堤防に駆け上りました。またもや、一斉に飛び立ちました。
さすが、コウノトリの仲間です(コウノトリ目サギ科)・・・飛んでる姿は優雅です。


再び、またもや、200mほど上流の堤防の中へ下りました。
堤防の反対側に下りて堤防沿いの道から、近づいて、堤防の上にそっと上ると、すぐ前に佇んでいましたが、再び一斉に舞い上がりました。


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またもや、更に200m先に舞い下りました。
きりが無いので、もう追いかけるのは止めました・・・

アオサギは警戒心が特別強いんですねぇ・・・

明日も晴れるかなあ・・・




『モモイロペリカンの“カンちゃん”』

2011-01-26 21:34:39 | Weblog
“おひかえなすって!
手前、生国と発しますは!北アフリカの生まれ、わけあって国を離れて旅から旅へ、流れ着いたるは、ここ下総の国・印旛沼にござんす!

縁あって、漁師一家にわらじを脱ぎ、盃事をいただいた若いもんでござんす。
親分にお世話になって、早や17年・・・何の苦労もございません。
姓はモモイロ、名は人呼んで「カンちゃん」と発します。
以後、お見知りおきのほど、おたの申します”

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いい日だね、いい天気だな! お散歩、お散歩・・・


きれいな色の車だねェ・・・
あれ! 誰かいるみたい!


ねえ、ねえ! ちょっと来て見てよ~
誰かいるでしょっ!
ふるさとの仲間だ・・・ 逢いたいな~ (←ふと漏らした“望郷の念”でした)

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と、言ってみたって、国の彼女は別の男と結婚しているだろうし、今更帰っても浦島太郎だろうから・・・
ここじゃ、テレビ局の取材は来るし、連日カメラマンが押しかけて写真は撮られるし、結構忙しいんだ!

このまま、お気楽に暮らそう~っと

『カワラヒワ』

2011-01-25 19:33:55 | Weblog
この頃、珍しい鳥たちに出会えて楽しいです。
モズだとばかり思っていたのですが、鳥図鑑で見ましたら“カワラヒワ”でした。

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一羽だとばかり思っていたのですが、2羽写っていました。
右側のこちらを向いているのがオスで、左側の背を向けているのがメスです。
もう、カップリングしています・・・



           ♪雪がとけて川になって 流れて行きます
             つくしの子が恥ずかしげに 顔を出します
              もうすぐ春ですねえ
               ちょっと気どってみませんか~
          ♪風が吹いて暖かさを 運んできました
            どこかの子が隣の子を 迎えにきました
              もうすぐ春ですねえ
               彼をさそってみませんか~♪
           ♪もうすぐ春ですねえ 恋をしてみませんか~♪
           ♪もうすぐ春ですねえ 恋をしてみませんか~♪

まだ、寒も明けてないのに、浮かれてすみません・・・

浮かれついでと言っちゃぁ何ですが・・・、ワルポンの最愛の恋人が誰かということを、ブログという公共の場を借りて発表しちゃっちゃ問題ありとは思いますが・・・、あえて言わせて頂きますと・・・、目下(もっか)のところ・・・、なんたって“トリチャン”です。

とりあえず“トリチャン”にとりつかれた様に“トリチャン”をとりまくっています。

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鳥たちは季節に敏感で、もう春を感じているのですねぇ・・・

こちとら、まだ股引(ももひき)穿(は)いたままですけどね。




『“市”の里』

2011-01-24 18:04:03 | Weblog
“市”といっても、NHK大河ドラマ“お江(ごう)”の母上様・“お市の方さま”の
“市”ではございません!

そう、そうです。座頭市の“市”です。

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先日、九十九里浜へ行って来ました。
上総一ノ宮の東浪見(とらみ)から旭市の飯岡までの海岸線は、弓のように反り返っていて、砂浜が九十九里も続いているのです。

もっとも、この距離は「源頼朝が6町(1町約109m)を1里として矢を立てさせ、99本の矢が立ったので九十九里浜と命名」したのだそうで、全長は約66kmです。
飯岡の刑部岬の展望台からは、見事な円弧状の海岸線を見渡すことが出来ます。
「日本の白砂青松100選」と「日本の渚百選」に選定されています。

繁蔵と助五郎の利根の川原の“出入り”の「天保水滸伝」を浪曲で楽しんだ方も多いのでは、と思いますけれど、飯岡は助五郎の縄張りでした。
“市”が助五郎親分のところに草鞋を脱いでいたという地元での取材を基に、子母澤寛があの「座頭市物語」を書いて、勝新太郎の名演技で大ヒットしたのでした。

飯岡の町中の太平洋に面して、飯岡温泉「国民宿舎 飯岡荘」があります。
敷地内に“座頭市物語の碑”が建っていました。
碑には「座頭市物語」の冒頭の一節が書き出してありました。


【天保の頃、下総飯岡の石渡助五郎のところに座頭市という盲目の子分がいた。何処からか流れ込んで来て盃をもらった男だが、もういい年配で、でっぷりとした大きな男、それが頭を剃って、柄の長い長脇差をさして歩いているところは、何う見ても盲目などとは思えなかった。(中略)何処の生まれか、どんな素性の奴かわからないが、とにかく、按摩で関八州を股にかけて渡っていた者で、みんな見た通りに座頭座頭といったが、市という名も市太郎か市五郎か、それとも出鱈目かわからなかった。】

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         ♪~利根の川風 袂に入れて
              月に掉さす高瀬舟~♪

玉川勝太郎(二代目)の浪曲でも聴きながら、佐原、笹川、東庄(とうのしょう)と利根川を下って、銚子から飯岡へ廻れば下総の往時を満喫すること間違いありません。

『田鳧(たげり)』

2011-01-23 18:08:26 | Weblog
「千葉から富士山がくっきり見えます」と、今朝のテレビに出ていましたので、千葉までサイクリングに行こうと思いましたが、出掛けの空は曇ってきて、どうにも富士山は見えなそうでしたので、印旛沼一周のコースに変更しました。

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カメラと望遠ズーム2本と、お昼ごはんとして梅干し、鮭、たらこのおにぎり3個とみかん1個をカメラのリュックに詰め込んで、それに安売りスーパーで買ってあるお茶1本を自転車の受けに入れて出かけました。
何たって年金生活者ですから、倹約を旨としています。

スズメやカラス、トビは当然ですが、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アマサギ、アオサギ、ゴイサギなどはよく見かけます。
モズ、ツグミも沢山います。
メジロ、シジュウカラ、ムクドリ、ヒヨドリは庭先にもやってきます。

印旛沼は、鴨やオオバン、カワウ、ユリカモメなどの水鳥たちの天国です。
ノスリやチューヒも見かけますが、オオタカがいるという話は聞くのですが、まだお目にかかれません。

印旛沼公園のちょっと先の畑と荒地で見かけない鳥を見つけましたので、写真をどうぞ。

野鳥図鑑で見ましたら、チドリ目チドリ科の“タゲリ”という冬鳥のようです。
後頭部の冠羽が特徴で、黒い装いは、栄養の行き届いたハシブトカラスのように金属光沢があります。

飛ぶとお腹は真っ白で優雅に飛び回ります。


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散歩中の美人のお姉さんに「何撮ってるのですか?」と、声をかけられたので、“タゲリ”の写真を見せてあげました。
夕方、今度は美形の奥様に声をかけられたので、同じように“タゲリ”の写真を見せてあげました。

皆さん、“初めて見る鳥”だと驚いて、感動していました。

帰りに、いつものカワセミ君に挨拶してから、上機嫌で帰宅いたしました。


このカワセミちゃんもお姉さんです。

(下側の嘴がオレンジはメスで、オスは上下とも黒です)


『犬吠埼』

2011-01-22 19:56:18 | Weblog
抜けるような青空とは、こんな空でしょうか?
真っ白の灯台を切り取って青い色紙の上に置いたようです。


そう、ここは“犬吠埼”です。

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【朝日新聞1月18日28面千葉版の記事より抜粋】
カモメの種類と数において全国有数の観察地として知られる銚子市で16日、初めての「かもめウオッチング」があり、市民たちが港の近くを歩きながらバードウオッチングを楽しんだ=写真。
銚子は餌の魚が豊富で、11月から3月にかけてウミネコやユリカモメ、セグロカモメなど8種類が見られるほか、時にはロシアから越冬にきた珍しい種類のカモメも観察されている。港では漁船や魚を運ぶトラックの上を飛ぶ光景も珍しくない。
銚子市では冬場の観光客増を目指して、22日に地層探検ツアー、2月26日に港まちあるき、3月20日にチャリンコツーリングなどを企画、参加者を募集している。いずれも無料で、申し込み、問い合わせは市観光商工課(0479・24・8707)へ。

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犬吠埼の沖には無数のカモメが波間に浮かんでいます。

あそこには、きっと魚の大群が回遊しているのだ・・・

是非とも千葉・銚子へ来てみませんか?

森田健作知事に代わって県内のPRをしてみました。

『無風』

2011-01-20 16:26:48 | Weblog
先日、近くの川の土手で見た夕暮れの光景です。

全くの無風・・・
川面に映った景色も上下対称です。



撮った写真を180度回転させてみました・・・ 



振り返って西方を見ると・・・ 
脱出不可能・・・ 雲に抑え込まれてしまいそうです・・・



ややっ、太陽が四っつもあるじゃない・・・?
四次元空間のシンメトリーに入り込んだみたい・・・
天を覆う雲と川面に映った雲とに挟まれてしまったようです。


【ウィキペディアより抜粋】
幻日(げんじつ)とは、太陽と同じ高度の太陽から離れた位置にひかりが見える大気光学現象のことである。月に対しても同じような光が見える場合もあり、これは幻月(げんげつ)と呼ばれる。




『初雪』

2011-01-16 08:22:48 | Weblog
朝起きると、銀世界です。


桧も綿帽子・・・


水仙も寒そう・・・


畑の大根もネギもブロッコリーも雪をかぶってしまって、凍みたりしてないだろうか?


昨日まで晴天続きだったので、切り干し大根も沢山出来たり、鍋の野菜などは自給自足の生活だったのに・・・


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日本海側各地は大雪のニュースです。
雪かき、除雪や通勤通学に大変ご苦労されている様子です。

この程度の雪では観賞用の雪国です。

・・・で、もう雪は止んでしまったようです・・・