俺はワルポンだっ!

ちょいワルおやじを卒業したワルポンの斜め下から見た現代社会

『オオバンの母子』

2014-08-24 16:55:10 | 写真
近くの調整池にオオバンの母子が棲んでいます。
葦原の中で夜を過ごすらしく、明け方日が昇ると行動開始です。
池から小さな川を上り、池の縁から再び葦原の池に入り、蓮の池へ出ます。

蓮の葉に乗った子供のオオバンは身体が小さくて軽いからか葉っぱの上をひょいひょい歩きまわります。母親も葉っぱに乗るには乗るのですが、直に沈んで泳ぎ進みます。
蓮の葉に付いた小虫でもとっているのか、ひっきりなしに突っつき廻ります。
時々獲った餌を口移しで与えて、子育てに一生懸命です。


ところで、“おしどり夫婦”は中の良い夫婦の代名詞ですが、実は、オシドリのオスはメスが卵を産み抱卵期に入ると他のメスと遊んでばかりで子供(卵)の面倒はみません。
まったくのプレイボーイの遊び人です。

ここのオオバン一家の旦那も遊び人なのか一度も見かけたことはありません。
所詮、男なんてそんなものです。

いえ、ワルポンは“悪のポンコツ”ですから、もうそんなことはありません!

『川中島の合戦』

2014-08-23 08:48:23 | 観光地
甲斐と信濃を治める武田信玄(武田晴信)と越後の上杉謙信(長尾影虎)は北信濃の領地をめぐり長年にわたって、あちこちで戦いをしました。
その中で大将同士が直接戦った所が川中島だったので、両陣営の戦いを総称して「川中島の合戦」と呼ぶそうです。

遠江(とおとうみ)の今川氏と相模の北条氏から経済封鎖され、海の無い甲斐・信濃の武田氏は塩不足で困っていました。長年戦っている相手に義を重んじる上杉謙信が領民の苦しみを見過ごすことが出来ずに塩を送って助けたのです。
・・・「敵に塩を送る」美談は感動ものです。

白馬岳に“しろうま”の残雪が現れると、田植えの時期です。
そこで“タイム”をかけ、戦を途中で放棄して国に帰り田植えをするなどと、長年の戦で結構なれあいの関係もあったのではと云われています。

大太刀を振りかざす影虎と鉄の軍配を構える信玄との「川中島合戦」の名場面も、何か芝居じみて“やらせ”っぽく感じるのはワルポンだけでしょうか?


『テッポウユリ』

2014-08-17 14:39:56 | 写真
隣の空き地は畑に使わせて頂いているのですが、毎年、白いユリの花が咲きます。
種が飛んで、今年も自然発生的に畑にも庭にも、あちこち沢山咲きました。


普通、一本に一輪から六輪ぐらい花をつけます。
年数ごとに一輪づつ増えて咲くと聞いていましたが、そうでもありません。
去年六輪も咲いたので今年は七輪になるかと期待していても、三輪ぐらいに減ってしまうのが大半です。

ところがどっこい、24輪も咲いたのです!!!


24輪を確認出来る写真をもう一枚・・・


これはギネスものじゃありませんでしょうか?

『善光寺』

2014-08-16 14:18:29 | 観光地
善光寺は一光三尊阿弥陀如来をご本尊に1400年前に開かれた無宗派の寺院です。

長野には何べんも来ているのに、善光寺さんにはお参りしたことがありませんでしたので、「牛に引かれて善光寺参り」じゃありませんが、初めてお参りして来ました。

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JR長野駅から石畳の表参道の両側には新旧のお店や飲食店が立ち並び、長野は善光寺さんの門前町だと実感しました。


山門をくぐると本堂がそびえ立ちます。


本堂は何べんも火災にあっているということですが、1707年の再建で国宝に指定されていています。
圧倒される大きさの大伽藍にはビックリです。


門前のソバ屋で善光寺蕎麦を食べましたけど、イマイチ。
この奥の戸隠蕎麦と蕎麦は一緒ですか?と店のおかみに尋ねたら、「信州そばで皆一緒、作った場所で名前が違うだけ、むにゃむにゃ・・・」とのこと。
そういえば、北海道産の蕎麦も入ってると山形の蕎麦街道で昔聞いたなぁ・・・

平成25年度都道府県別蕎麦収穫量:北海道15100t、長野2680t、茨城2150t、福島1800t、山形1780t、栃木1710tでした。参考まで。

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ところで、山門の額の字には5羽の鳩が隠れているそうですが、お判りですか?
善の字に2羽、光の字にも2羽、寺の字に1羽隠れているそうです。


あっしには4羽しか見つからないのですが・・・

『富山』

2014-08-14 11:48:30 | 観光地
大阪を朝早く出たけれど、永平寺と偕楽園に寄ったので金沢を出たのは夕方の4時を回っていました。
梅雨の最中なので雨も降ったり止んだりでしたが、時々真っ暗になり激しい雨にも会いました。

どこかに宿を探さなきゃ・・・
そうだ! 折角だから富山の旨い魚でも食べようっと。

高速道サービスエリアでコンシェルジュの美人のお姉さんに富山市内の歓楽街近くのホテルをと云ったら、富山城跡公園脇の富山第一ホテルを教えてもらって予約を入れました。

6時には着きましたので、早速出かけようとしたら、日曜日で生憎お休みの店が多いとのこと。
雨も心配なのでホテルに入っている寿司店へ行くことにしました。

富山湾のいい魚ばかりです。
酒は銘酒・銀嶺・立山・・・ぬる燗で喉を潤しました。
長旅の疲れた身体にいっぺんに浸みわたります。

氷見漁港に揚がったという高級魚“のどぐろ”の脂の乗ったふんわり感を堪能したのは当然です。

でも、カニとブリは禁漁期間中です。
それに雲で立山連峰も見えません。

秋に、立山に登って、もう一度、食べに来たいものです。

下の絵は市の観光パンフレットから無断借用しました。


『兼六園』

2014-08-13 13:01:00 | 観光地
日本三名園と云えば云わずと知れた水戸の偕楽園、加賀の兼六園、岡山の後楽園です。
その兼六園に学生時代以来何十年ぶりかで行ってみました。

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日本三景と云えば天橋立・松島・安芸の宮島、三名爆は華厳の滝・袋田の滝・那智の白滝、三名泉は草津温泉・下呂温泉・有馬温泉、三大急流は最上川・富士川・球磨川、三大河川は信濃川・利根川・石狩川、三名城は名古屋城・姫路城・熊本城、三大岩峰は谷川岳・穂高岳・剣岳です。

今まで旅したことがあるのは、いずれも2か所で、それぞれ最後に上げたところには行ったことがありません。

もっとも三大岩峰の谷川岳は一の倉沢から見上げただけだし、ゴンドラとリフトに乗って途中の石だらけの山道をちょこっと歩いただけ、穂高岳も上高地の明神池から見ただけなので山頂をきわめたわけではありません。

園内は混んでるほどではありませんでしたが、小雨模様にも関わらず観光客は途切れることなく、霞ケ池ほとりに立つ二本足灯篭で有名な“徽軫灯籠”(ことじとうろう)は変わらずの撮影人気スポットでした。


根上松にはビックリ!


石川門もきれいに化粧され松の碧に映えていました。


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茶店でソフトクリームを食べましたが普通ソフトの味でした。

当然のことながら加賀百万石の味はうかがえませんでした。


『永平寺』

2014-08-12 15:57:38 | 観光地
福井県にある曹洞宗大本山永平寺へお参りして参りました。
永平寺は今から770年前、道元禅師によって開かれた座禅修行の道場で、鶴見の総持寺とともに曹洞宗の両本山と呼ばれています。

ワルポンの生家も同じ宗派でしたので一度はお参りしなくてはと、かねてより思っていました。でも今日まで叶わず、今回、大阪の孫の誕生見舞いがてらに図らずも実現することが出来ました。

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境内は三方を山に囲まれた深山幽谷の地に大小70余りの堂宇が並んでいて、全てが急な階段を含む廊下で結ばれ、梅雨の時々降る激しい豪雨にも関わらず濡れずに回り巡り参拝することが出来ました。


禅宗の中でも曹洞宗は「座禅」による仏の教えを受け継いでいて、“禅”を組むことによって無の境地を悟ることにあると云われています。
やってみるとこれが難しい。
雑念の塊の凡人には何も考えない“無”になることなど出来ません。

入山料を納め、参拝者の控え室でもある傘松閣(さんしょうかく)に入ると正面には、中国禅の始祖・達磨大師の大きな絵が・・・ 達磨大師は少林寺のある崇山(すうざん)山中の洞窟で9年もの間、禅を組み修業したと云われ、長い間の座禅で手足が退化してしまって“だるま”になったと云い伝えられています。


長い急な廊下の階段を登ると、やがて御本尊である釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)を祀る仏殿に至ります。しっかりとこの世の安寧を祈りました。
お参りを済ませ、ふと、今、上って来た境内を見渡すとホッとするような甍の造作が目に飛び込んできます。


小さな蓮池を目にすると、あたかも極楽浄土へでも来たかのような感慨に浸れます。


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永年の念願であった本山への参拝を済ませ一安心しました。
うちの仏様のお鈴(りん)はあまりにも小さかったので、4号サイズのお鈴を買い求めました。

山門を出て、門前町の土産物屋をのぞきました。
それから永平寺御用達のごま豆腐を自分へのお土産として買い求めたのは当然です。