麻雀戦略調査室

麻雀戦略をデータや計算で考えます。毎週土曜更新。一部のカテゴリーについては、冒頭の目次をご利用下さい。

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しばらく更新を休止します

2106年03月26日 23時23分02秒 | おしらせ
勝手ながら、都合によりしばらく更新を休止します。
2006年3月25日、4月1日、4月8日はとりあえず休止です。
場合によっては4月いっぱい休止するかもしれません。
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強くなるための考え方 目次

2101年03月18日 21時02分48秒 | 強くなるための考え方
1.ある浪人生の物語 new!
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麻雀戦略 目次

2100年10月29日 20時42分09秒 | 麻雀戦略
当blogでの麻雀を打つ目的

ペンチャンvs浮き牌 その1
ペンチャンvs浮き牌 その2
ペンチャンvs浮き牌 その3
ペンチャンvs浮き牌 その4 

ツモ山読みの効果 その1 
ツモ山読みの効果 その2
ツモ山読みの効果 その3 

 赤入り麻雀での押し引き
1.序論
1.1 麻雀での押し引き研究の歴史 
1.2 期待値の導入 
1.3 統計データの扱い 
2.方法
2.1 方法
3.結果と考察
3.1 他家先制リーチでの押し引き 
3.2 追いかけリーチ 安い両面か高い愚形か? 
3.3 他家先制リーチのドラ別あがり点数 
3.4 他家追いかけリーチ平均点数   
3.5 通常鳴き手に対する押し引き 
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麻雀格闘倶楽部専用 目次

2099年11月06日 15時10分09秒 | 麻雀格闘倶楽部専用
麻雀格闘倶楽部専用って何?
CPUの一発ツモは本当に多いのか? 
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1.ある浪人生の物語

2006年03月18日 21時03分33秒 | 強くなるための考え方
麻雀がすごく好きな人なら誰でも、
最強になりたいと考えるものでしょう。
最初から強い人はまずいません。
そこで我々は強さを求めて試行錯誤します。
それで成長する者もいれば、全く成長しない者もいます。
その結果、雀歴1年未満の最強レベルの学生もいれば
雀歴20年以上のヘボのおじさんも共存することになります。
なぜ、このような差がついてしまうのか?

そこで、話は長くなりますが、ある浪人生のお話を紹介したいと思います。
僕が浪人生だった時代に、某予備校の先生が話していた実話です。


春になりその先生の予備校に、ある一人の浪人生が入ってきました。
彼は、医学部を目指す浪人生です。
現役時は合格まであと一歩という程度の学力でしたので、
先生は一年間勉強すれば、医学部に合格できるだろうと考えました。
実際、彼はいつも欠かさず授業に出ていましたし
他の勉強も真面目にやっていたようでした。
先生は安心していたのですが、
彼は次の年の入試でまたも不合格になってしまいました。
「先生、僕はこの予備校が合ってないのかもしれない。
 来年は別の予備校に行きます。」
彼はこう先生に告げ、その予備校を去っていきました。

11年後、先生のもとに懐かしい30歳になった彼が訪ねてきました。
先生は「今は何やってるの?医者にはなれたか?」と話しかけました。
そして彼はこう答えながら、頭を下げました。
「先生、今年もよろしくお願いします!」

なんと、彼は13浪の春を迎えていたのです。
先生の予備校を出た後も、医学部を落ち続け
30歳になった今、もう一度最初の予備校に戻ってきたのです。
さすがにおかしいと感じた先生は、
特別にマンツーマンで勉強を教えることにしました。
教えてみると簡単におかしいところがわかって、
彼の勉強の仕方が駄目だったのです。
先生は一言、彼の勉強法のうち、直したほうがよいところを指摘し
マンツーマンで教えるのを終えました。
そして次の春、ようやく彼は医学部に合格し
長い長い浪人生活に終止符を打ったのでした…


医学部を目指していた彼は
たった一言分の勉強方法がおかしかっただけで、
貴重な20代の時間を無駄に過ごすことになってしまいました。

麻雀でも同じことが起きていませんか?
強くなるためには、正しい方法が必要なのです。
間違った方法では、何年かけても強くなれません。

「目標のために正しい方法で達成を目指す。」
小学生でも簡単にわかることです。
しかし、これを、特に麻雀において、はっきりと意識している人は
果たしてどれくらいいるでしょうか?

そこで、当ブログに「強くなるための考え方」というカテゴリーを設け
麻雀で成長するためには、どう考えればよいのか
自分の意見を書いていこうと思いました。
書いていくのは、あくまで個人的な意見です。
しかし、かつて超絶ヘボだったにも関わらず
現在準最強レベルにまで達したブロガーの意見に
読み手の皆様が耳を傾ける価値はあると自負しています。

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3.5 通常鳴き手に対する押し引き

2006年03月11日 12時53分12秒 | 麻雀戦略
3.5.1 はじめに
今まではリーチに対する押し引きを考えてきましたが
今回から鳴き手に対する押し引きを考えます。
リーチと違い、鳴き手はフーロした情報が増えるので
がむしゃらに統計を基に押し引きの考察をするのは
あまり精緻ではないかもしれませんが、
「リーチと同じように相手の点数の高さが読めない」鳴き手も存在するので
そういうときに使えると思います。

また、鳴き手はリーチと違ってはっきりテンパイしたかどうか分からない事から
あがり率や振込み率などのパラメーターが解明されていないのですが、
とりあえずリーチと同様に
「他家が100%鳴き手をテンパイしているとわかっている」と仮定したうえで
押し引きを考察します。

少なくとも上記仮定のもとで押し引きを計算したときに
押すべきという結果が出た領域については、
現実の麻雀でも押すべきだとわかります。
なぜなら、上記の仮定は現実の麻雀では有り得ないので、
(裸単騎以外は)
相手がテンパイしていないのに降りてしまい
手を進められ、あがられてしまう可能性が
実際には加わるからです。



3.5.2 通常鳴き手とは
「通常鳴き手」とは鳴き手の内、
・タンヤオ
・染め手
・対々和
・ドラポン

以外の鳴き手のことをいいます。
主に、役牌を鳴いたときですね。
他には、喰い三色、喰い一気通貫、鳴きチャンタなどが含まれます。


3.5.3 ドラ別のあがり点数分布
図3.5.1と図3.5.2はドラ別に集計した、通常鳴き手のあがり点数の分布です。
各点数が何%の割合だったかを表しています。


図3.5.1 通常鳴き手あがり点数分布 その1
    サンプル合計数以外の数字の単位は% 
    約14000局の集計結果


図3.5.2 通常鳴き手あがり点数分布 その2

図3.5.3は上記の表をグラフにしたものです。


図3.5.3 通常鳴き手あがり点数分布のグラフ

それぞれのサンプル数は十分とはいえません。
特にドラW風のサンプル数は少な過ぎるので
参考程度に見てください。
それでも、この程度のサンプル数で断言できることがあって
「30符3ハンの手はドラが字牌のときよりドラが数牌のときの方が多い」
ということです。
30符3ハンの手は、ドラが数牌のときだと20%オーバーくらい
ドラが字牌のときだと15%弱くらいだと推測できます。
なぜかはわかりません。不思議ですね。

他の数字は、統計揺らぎ程度の違いです。
僕はドラの違いでもっとはっきり分布が違うのかと思っていたのですが、
意外とドラに依らず似たような分布です。

その他の特徴としては、やはり7700点以上の手の数が減ってます。
先制リーチのときが38%くらいだったのですが、
通常鳴き手だと7700以上の手はその半分くらいに減ります。


3.5.4 通常鳴き手平均点数
図3.5.1と図3.5.2から平均得点を求めます。
ドラに依らず得点分布はほぼ変わらないので、全体を平均すると
平均得点は子で3622.138点となりました。
親だと1.5倍で5433.207点です。
もしも「他家の一人が鳴き手で100%テンパイしているのがわかる」と仮定したときに
自分がテンパイしたら押すか引くかですが、

(1)自分が子
鳴いてる他家が子でも親でも結論は同じになりました。
愚形リーチのみで追いかけるかどうかがぎりぎり境界となりますが、
実際には鳴いてる他家が100%テンパイしてるか判断できないので
面前テンパイはすべてリーチでいいでしょう。
自分も鳴いている場合は、
両面は全て、愚形は2000点以上なら全ツッパとなります。
リーチと違って、他家がツモっても面前ツモの1ハンがつかないので
ベタオリの期待値も高めに出ました。

(2)自分が親
自分の手の点数、待ち、面前or鳴いてる状態に依らず、
テンパイしたなら全ツッパです。
親ッパネの影響は、他家が鳴き手のときも大きいようです。


ただし、繰り返しになりますが、上記はあくまで
「他家の鳴き手が100%テンパイしたとわかる」という仮定のもとでの話で、
実際にはテンパイに見えてもノーテンかもしれない可能性を考慮すると、
「他家が通常鳴き手でテンパってそうでも
自分もテンパイしたら、どんな手でも全ツッパ」

が正しい気がします。


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申し訳ありません

2006年03月05日 21時01分37秒 | おしらせ
一日遅れの更新ですいません。

データまとめが間に合わなかったので
今週は「赤入り麻雀での押し引き」は一旦お休みして
別の記事を書きました。
閑話休題
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閑話休題

2006年03月05日 20時59分16秒 | その他
「赤入り麻雀での押し引き」の執筆中ですが、
今週はデータまとめが終わらなかったので
ちょっと別の話を。


以前は麻雀格闘倶楽部上でデータと取って
戦略調査を行っていましたが、
麻雀格闘倶楽部で取ることのできるデータに限界を感じ
今は引退しています。

現在は、ハンゲームの麻雀Ⅱで新たに戦略調査を行う予定です。
ハンゲームには牌譜保存機能があるので、この機能を使って
麻雀格闘倶楽部ではできなかった戦略調査をするつもりです。
ただ、調査対象としてはある程度のレベルの面子が必要になってきます。
そこで、今は貴族卓(最上位の卓)到達を目指して打っている最中です。

今のところ、僕の戦績はこんな感じです。

階級:上流
麻雀マネー:817,600円
試合数:138戦(全て半荘です)
平均順位:2.28位
1位率:29.71%
2位率:28.99%
3位率:25.36%
4位率:15.94%
あがり率:24.22%
振込み率:11.43%

まだ138戦なので何とも言えませんが
ここまでは運がよかったです。
早く貴族卓に到達したいものです。

ここまでハンゲームで打ってみて思ったのは
みんな振り込み率が高いということです。
振込み率が15%超えてる人が普通にゴロゴロいるとは
予想していませんでした。
一般的に、リーチなどの他家の動きを気にせず
一直線に自分のあがりに向かっている印象を受けました。
実際、あがり率はみんな23%くらいありますね。
卓のレベルが上がっていけば、僕の対戦者たちの振込み率も
落ちていくのでしょう。
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3.4 他家追いかけリーチ平均点数

2006年02月25日 14時48分03秒 | 麻雀戦略
3.4.1 はじめに
ここまでは他家の先制リーチについて考察してきました。
では、他家の追いかけリーチについてはどうなのでしょうか?
正直、他家追いかけリーチに対する押し引きは
あまり実用性がありません。
というのも、三人リーチや四人リーチはそんなに
発生しないからです。
また、他家が二人以上リーチしている状態で
自分が押したときや降りたときの
あがり率や振込み率などの値は、現在判明していません。
(とつげき東北さんが書いたような
 一人リーチに対するシミュレーションプログラムと
 同じようなものを書けばいいのですが、
 具体的なコードが明らかになっていない。)
ただ、他家追いかけリーチの平均点数について調べたので
参考までに掲載します。


3.4.2 方法
自分以外の他家の追いかけリーチの点数を記録しました。
すべてロンしたと仮定したときの得点分布です。
ただし、裏ドラによるハン数の増加は含めていますが、
リーチ一発であった場合は一発を含めず
また、河底やリンシャンであがった場合も
河底やリンシャンは含めない
ハン数で記録しました。



3.4.3 結果
図3.4.1は他家の追いかけリーチで
ずべてロンしたと仮定しときの得点分布です。


図3.4.1 追いかけリーチ得点分布
     約12000局の集計、主なものを示しました

図3.4.2は他家先制リーチの得点分布と
追いかけリーチの得点分布のそれぞれを
総数で割って、割合で示し比較した図です。


図3.4.2 先制と追いかけ、それぞれの得点分布割合

グラフ化したものが、下の図3.4.3です。


図3.4.3 先制と追いかけ、それぞれの得点分布割合グラフ

確率の揺らぎはそれぞれのサンプル総数から求められて、
先制リーチの方は1%強、追いかけの方は約3%なので
満貫や40符3ハンに関しては
追いかけの方が多くなると、ほとんど言いきってよいでしょう。

また、追いかけ時の平均得点は子で6492.6点となりました。
先制リーチのときは子で5671.0点だったので、
800点ほど高くなります。
とはいえ、点数の増加は1.14倍程度なので大差がありません。
先制リーチの平均が40符3ハンで
追いかけリーチの平均が50符3ハンだと
考えとけばいいでしょう。


3.4.4 まとめ
追いかけリーチは先制リーチに比べ
若干平均点数が高くなるが、
同じくらいとみなして問題ない。


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3.3 他家先制リーチのドラ別あがり点数

2006年02月18日 20時26分21秒 | 麻雀戦略
3.3.1 仮説
ここまで他家先制リーチのあがり点数に関して
ドラの区別なしの平均を用いてきました。
しかし、実際にはドラの違いによって
ドラの使いやすさが変わることから
リーチのあがり点数も変化すると予想されます。
ひいいさんによると、牌の使いやすさは以下のようになっているそうです。[1]
ひいいの麻雀研究・2-10-2統計分析
以上のレポートから
「字牌がドラのときは数牌がドラのときよりリーチ点数が下がり、
またドラが数牌のときでも5に近いほどリーチ点数が高くなる」

という仮説を立てました。
では、この仮説は果たして正しいのでしょうか?
ドラの違いによってあがり点数を調べてみました。


3.3.2 方法
ドラの種類は以下のように分けました。

・1、9(6種牌)
・2、8(6種牌)
・3、7(6種牌)
・4、6(6種牌)
・5  (3種牌)
・三元牌(3種牌)
・W風(1種牌)
・客風(3種牌)

以上のドラの種類ごとに、他家先制リーチでの
出あがりしたと仮定したときのあがり点数を記録しました。
ただし、裏ドラによるハン数の増加は含めていますが、
リーチ一発であった場合は一発を含めず
また、河底やリンシャンであがった場合も
河底やリンシャンは含めない
ハン数で記録しました。



3.3.3 結果
図3.3.1にドラが数牌のときの結果を
図3.3.2にドラが字牌のときの結果を示します。
調査対象は麻雀格闘倶楽部半荘A1と黄龍闘技場AAA半荘の約6000局です。


図3.3.1 ドラが数牌のときの先制リーチあがり点数の分布
     数字の単位は%


図3.3.2 ドラが字牌のときの先制リーチあがり点数の分布
     数字の単位は%

わかりやすくグラフ化したものが、下の図3.3.3です。


図3.3.3 ドラ別の先制リーチあがり点数のグラフ

各ドラにおけるサンプル数は以下の通りです。(右数字)

・1、9(6種牌)  235
・2、8(6種牌)  238
・3、7(6種牌)  211
・4、6(6種牌)  200
・5  (3種牌)   92
・三元牌(3種牌) 104
・W風(1種牌)   41
・客風(3種牌)  101

「ドラがW風のとき」はサンプル数が少ないので
他のデータと少し異なる振る舞いを示しています。
また、「ドラがW風のとき」以外でもところどころ
異常値が見られますが、統計学的に自然な範囲に収まっています。
サンプル数が十分ではないので、断定的なことは言えませんが
とりあえず「ドラの違いによってリーチ点数は統計的には変わらないのではないか」
考えられます。


3.3.4 考察
「字牌がドラのときは数牌がドラのときよりリーチ点数が下がり、
またドラが数牌のときでも5に近いほどリーチ点数が高くなる」という仮説が
否定されるのではないかという結果が出てきましたが、
その原因はなんでしょうか?
考察してみるとこんなところでしょうか。

1.高い手はダマにするから
ドラが何であろうと、高い手になったらダマで待ちます。
ドラだけで役なしの高い手になることは
あまりありません。

2.赤ドラがあるから
ドラが数牌だろうが字牌だろうが
赤ドラの使いやすさは変わりません。
よって、ドラが数牌と字牌のときでのリーチ時の点数差が
あまり変わらなくなると。
もしかしたら、赤なし麻雀ではドラが数牌と字牌のときで
リーチ時の点数差が明確に出るのかもしれません。
(赤なしでのドラ別リーチあがり点数は、まだ報告されていません。)


 参照
[1]ひいい 「ひいいの麻雀研究HP」

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