桜さくらに歌われて/お箏三弦日記

皆さまこんにちは。しがない箏三弦の師匠のブログでございます。どうぞごゆっくりおくつろぎ下さい。

マッサージレポート

2014-05-22 12:06:42 | 日記
毎週金曜日に予約していますが、火曜日ちょっと背中がつったように痛くなり、行って来ました。

以前なら金曜日まで我慢していましたが、それは良くない事に、近年気が付いている私です。

行って良かった。私が思ってたより、早めに行って良かったと思う原因と結果がありました。

思えばあそこに通うようになったのは、去年の3月、背中がつって、体がまったく動かなくなった事がきっかけでした。

その2ヶ月前、去年の1月首が暴発しました。
結局原因は肩凝りだったのですが、肩凝りって怖い事になります。首中火傷したみたいに、どこを触ってもヒリヒリ痛く、おしぼりや湿布がすぐに暖まって熱っぽくなりました。触ってもかなり熱かったです。
頭の斜め上は、棒状のものでガンガン殴られ続けているような、熱い衝撃的な痛みがずっと続き、枕から首をずらすだけでも両手で頭をつかんで、ほんのわずかずらすだけで、首から頭から、例えようのない激痛が走り…

今思えばよく自分で運転して整形に行ったものと思います。
レントゲンで、首の後ろに、瀬戸内海の島々みたいに、形の定まらない大小のグレーの影が点在していました。骨ほど白くはありませんでした。
先生は、棒でそのグレーの影を指しながら
「これはね、肩凝りの凝りが凝り固まって軟骨になってるんですよ。」

と。

初めて聞きました、そんな話。

でも投薬で治るそうで、しばらく服用し、物療も毎日通い、小1ヶ月でよくなりました。よくなったかどうかはわかりませんが、もう来なくていい、と言われました。

最後の診察で先生に
「良かったね。」
とにっこり笑って言われた時は泣きそうになりました。
その後もしばらく物療だけに通いました。10分位でしたが、その物療を終えて車で車道に出る時、左右確認が楽に出来ました。首が回るようになってたんです。そしてまた翌日首が回りにくく、物療で回るようになり、の繰り返しでした。

先年のメガぎっくり腰を体験してなければ、あの「首暴発」事件が人生最大の苦痛苦難だったと思います。首は脳に近いし、体の動きを司る所だろうから、ぎっくり腰とは違う怖さがありました。

その首の暴発がなんとか収まって、さあ復帰!と思った矢先に今度は背中がつって、息をしても痛い、おそるおそる吸ってはいて、しか出来ない状態でした。

これには参りました。
ようやくあの首と頭の激痛から逃れられたと思ったら今度は背中、胸まで痛かったです。
驚きと情けなさで、さすがの私も涙が出ました。

お箏弾きというのは、微妙に上体を前傾させます。ほんのわずか。
お箏弾きもそれぞれですが、私は、腰から上体の体幹は崩したくない方です。腰が背中を支え、背中が肩腕を支えてる、といった感じでしょうか。
あの姿勢が背中凝りの原因のような気がします。

火曜日はやはり行って良かったです。疲労度合いは自分では軽く考えがちです。でも軽く考えたら意外と怖いです。体の深い所まで良くない事になってるみたいですから。

背中のストレッチを教えて頂いたので温泉でやってみましたが、

いやほんと、これは固い。張る張る。このストレッチは毎晩せねば、と思いました。

先生にはまたもやお世話になりました。ありがとうございました。m(__)m


【オマケ】
ある施術で、右を向くよう言われたのでそうしたら、

「それは左ですね。」

と言われました。(爆爆爆)

お箏弾きの方、しっかり弾く生活の方は、ストレッチ大事です。知らない間にカチカチになってます。