イナ中尉Day's
私の趣味や思いのたけを綴る、そんなブログですねん
模型や水槽記事に関してはBOOKMARKからの移動がお勧めです~




ズドラーストヴィチェ皆様

ここ最近の台風は異常気象とでもいうべき進路をとりますね。
今まではたまに進路が変わる事はありましたが、今回の18号やその前の台風も
本土の中心を北上するというまさかのルート。
大阪も直撃コースでした。

そして我が家の被害は・・・・・全くなかったんですよねぇ。
土地の理でもあるのでしょうか、直撃はヤバいからと珍しく雨戸を閉めていたのにほとんど影響なし。
逆に和歌山とかに上陸する台風の影響の方が強い気がするくらいです。

とはいえ、各地でそれ相応の被害がでているのも事実ですよね。
折角のシルバーウィークも見事に粉砕されちゃいましたが、各地の被害が軽微で済むことを祈るばかりです。




さて、それでは本日の

§ 三隈建造日記 §

今日は後部給気口の上部に設置する探照灯の作成とメインマストの制作途中までを掲載したいと思います。

探照灯の元々の構成は基部(スタンド)、探照灯本体、レンズの3分割になっています。
エッチングでは主に基部の改良がメインとなります。 説明書は下のとおりです。


K17展開図から右へいって組立と他B10,11パーツですね。


B10,11を接着したのですが、探照灯本体を穴に差してみるとチョボが裏側に出っ張ってしまいました。
基部本体には穴が無いのでこの出っ張りは切り落とし、右の様にフラットにしてしまいます。


K17にB10、11パーツを接着する時はK17の△の中心に赤印つけてからBのパーツを接着すると中心をとりやすくなります。
△の中心取りは頂点から底辺にかけて垂直の線を2、3本引けば中心を出すことができますよ。


探照灯本体の作成です。
左が本体フレームと背面カバー及び組立、右がクリアパーツのガラス面とフレーム内部にシルバーを塗装した状態。そして一番右が
クリアパーツを接着した状態となります。 フレーム外周は軍艦色を塗っています。


この状態で基部に乗せるとこんな感じです。


で! このクリアパーツにエッチングを取り付けます。 こんな小さいパーツにまで加工しなきゃいけないとは思わなかったですww


左がエッチングパーツを黒鉄色で塗装した物です。 
クリアパーツは表面に格子のスジがあるのでヤスリを使って削り落としました。
削り粉を落としてないので見映えがかなり汚いですねww エアガン欲しいです。(銃じゃなくて圧縮空気のでるガンのことですよw)


最後に基部に探照灯本体を接着してからB11の外周に手摺エッチングを接着して完成です。


で、今回の使用しているエッチングパーツの手摺ですが、前の榛名のパーツでは各箇所に合わせて既に切り抜きされていたのに対して
一切加工されていません。 ロングの一本物が3~4段あり、製作者が自分で採寸して必要分を切り外して使用する感じになっています。


よって今回から使うことになった道具を一つ紹介します。 
ノギス と言われるものです。 機械、工業系の知識を持っている方なら知っているかもしれませんね。
これは工作物を採寸する時に重宝する道具でして、0.02mmまで測る事ができる優れものです。
使い方は下の写真を参照してください。

このノギス一本で物の外寸、内寸、高さ(深さ)を測る事ができます。
読み取り方は測りたい物に対して3つの測り方のどれかで測定。 
※測る時は力を入れないで軽く押さえ、軽く測りたい面にノギスの測定部が当たる程度で止めましょう。
測定部が当たった時点でノギス背面にあるチョボを回してネジを固定すると採寸値を固定することが出来ます。

測った数値はノギスの可動部にある数値で読み取ります。
写真の右上でいくなら可動部の0メモリ棒が本体メモリの27mm棒とぴったり同じ位置なのでこれは27mmと読みます。
仮に可動部の0が27mmより少し28mm側に寄ってる時は可動部の0~10までのメモリのどれかが本体メモリ棒と合致している
箇所を調べます。 もし可動部メモリの7が本体メモリの棒と一致していれば27.7mmとなります。
さらに、可動部メモリの7からさらに2本多い位置が一致していた場合ですが、数値のないメモリは0.02mmで読みます。
よって2本多い位置とは0.04mm+の位置となるので27.74mmという読み方になるのです。

もし文章だけではイメージ出来ないのであればコメントください。 後日実測の写真と一緒に再度説明いたします。

なお、今回の手摺切り抜きにおいては測定値の長さが手摺の支柱の位置に無い場合は手摺を多めに切り取って支柱有りにします。
逆にこの切り方で片方支柱が無い手摺が出来上がってしまいますが、この場合は設置個所の壁との接点あるいはすでに設置している
手摺との接点側に支柱無し側を合わせる事で対処しています。
また、今回の基部の様な円部の採寸は直径を図ってから円周率を掛けます。 B11パーツの直径が9mmだったので円周率3を
掛けて27mm。 ただし説明書では一区画だけ登り口を設ける感じになっているので27mm部から支柱一つ区間分マイナスした
長さで切り抜きを行いました。 
写真では一周手摺に見えますが、探照灯背面箇所に登り口を設けています。


それでは続きましてメインマストの作成になります。
こちらはプラの説明書になります。


この様に柱三本がそれぞれバラバラになっています。


観測所の改造を行います。 M17、こちらは窓だけが設けてあるのでハンドドリルで穴を空けておきます。


M15、こちらは扉のモールドがあるのでエッチング扉を設けます。内部は空洞なので解放状態の扉で行きたいと思います。
よって、くり貫き作業ですね。


M15,17を合わせるとこんな感じになります。 内部を覗いた時に覗き窓からの光が見えるので空洞であることがわかります。


M15,17を合わせた外観


そしてM13も合わせます。 これでメインマストの骨組みは完成ですね。



本日はこれで以上になります。 これ以上はマスト完成まで区切りが悪いので止めておきます。
次回は今回組んだマストの一部をエッチングに差し替えていく内容になる予定ですね。
現在の進捗でいくと年内の完成は難しそうですねww
実作業では艦橋がほぼ完成まで組みあがってきましたが、まだ煙突回りの通路や探照灯関係、カタパルト、高角砲、改良の要る主砲
といった具合にまだまだ先は長そうです。
再来週の土日は広島にいきますし、来月はまだしも11月からは年賀状の作成も始まるので時間が作れなさそうです。
最初の予定では年内完成の来年は駆逐艦のつもりでしたが、榛名の時の延長から考えると来年の3~4月くらいに完成が有力でしょうかねw

かなりゆっくり制作ですが今後ともよろしくお願いしますです(≧▽≦)

それでは皆様 ダスヴィダーニャ ノシノシ




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