ブログ仙岩

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墓参と彼岸花

2017-09-24 08:25:40 | エッセイ
「故郷は遠きにありて思うもの」

昨日彼岸の中日朝から雨で、墓参はどうしたものかと心配していたが、直ぐ止み青空になった。

10時からいわき市草野の墓参をした。田んぼのあぜ道には、色あせた彼岸花がもう枯れそうに咲いていた。西には湯ノ岳、水石山、二箭山が連なり、実りの田んぼを見守っている。

帰宅して、毎年撮影している大野の手前の田戸の田んぼんのあぜ道に咲く彼岸花をと行ったが、やはり色あせ撮影を止めて、案山子そして、近くの民家の竹やぶの横の土手に咲く彼岸花を撮影した。台風18号であまり影響されなかったようだ。テレビでは奈良や熊本の彼岸花は満開できれいに咲いていたが、今年のいわきの秋は早いように感じた。写真は昨日草野から望む水石山と田戸の彼岸花。

彼岸花はヒガンバナ科の多年草、田のあぜ・墓地など人家近くに自生、30㎝内外の一茎、頂きに赤の6弁花、外側に雌雄長く突き出る。冬の初め頃線状の葉をだし、翌春枯れる。鱗形は有毒、薬用で、モグラなど害虫から田の畔を守るために植えた。