ミズバショウ（水芭蕉）

昨日の福島民報には猪苗代湖の北帰行白鳥の画像が、今朝は郡山市逢瀬公園のミズバショウの花が載っていました。
福島の里山にもようやく春の息吹が感じられ散策のいい季節の訪れです。過去に尾瀬のミズバショウを撮影、3本のネガごと新聞と一緒に捨てた苦い経験があります。
動植物だけでなく四月から川内の小中学校が再開します。また、楢葉や田村でも避難解除に向けて準備しています。しかし、戻りたくも戻れない浪江、双葉、大熊などは５年以上戻れない帰還困難区域の方たちを思うと本当に切ない気持ちになります。大熊も近いわが町いわきに移住計画とか・・・人間避難生活が長引くと故郷に近いところに住みたくなるものと確信しました。

我が家の梅の花八分咲き

寒い、寒いと言いながらも、我が家の梅も今日ようやく八分咲きです。高知の桜は満開、九州も佐賀を除いて開花とか、また、ラジオでは鶯の初鳴きも西日本の各地の便りでわかります。
こんな寒さで仮設住宅での避難生活も大変だったと思います。南相馬市の原町区では電気が止められ母子が凍死していたことがこのほど、わかりました。大変みじめな ことです。かわいそうで言葉になりません。
また、昨日の薄磯地区の画像は昨年3/25陸上自衛隊第８普通科連隊の提供でした。説明不足でお詫びします。

いわき市発行震災から１年の記録

震災から１年いわき市の記録A4版48頁の冊子が回覧板を通じて届きました。震災当時津波を目の前で見ていますから、しばらく「半年以上」になりますか、テレビでの津波の映像はみたくありませんでした。また、地震や津波に関して話したくもありませんでした。

この冊子を見ると、わが町（いわき市四倉町）を襲った津波の高さは海岸から142mの地点で7.55mとわかりました。避難先から帰宅しても、玄関や窓ガラスの後片付け、倒れた家具や本棚から落ちた書籍の整理で、町の被害など見る気にもなれません。しかし、一か月半も過ぎると町の様子を見て歩きました。

冊子から頂いた画像はいわき市で一番犠牲者が多く出た薄磯地区の画像でひばりの歌碑の建つところです。120名の犠牲者を出した原因の一つに遠浅の海岸で津波は来ないと信じていたことです。また、四倉地区のように防波堤が高くなく、まともに津波の被害を受けていることもあります。現在私もトラウマに悩まされることもありますが生きていることに感謝しています。

日米親善野球

昨日25日東京ドームで行われた親善野球、マリナーズは阪神に5-1で負け、テレビ観戦した巨人はアスレに5-0でまけました。元横浜の斉藤さんは日米野球の違いはとの質問に力の差と日本では二塁打と思われる打球はホームランになると・・・今日もドームで阪神がアスレと12時～、巨人はマリナーズと19時～楽しみです。
また、オープン戦終わってヤクルトが一位、DeNの頑張りが目立ち、甲子園では青森光星が貫録勝ちでした。
先日樂都郡山での合唱祭では多数のアクセスを頂きありがとうございます。
昨日の声楽アンサンブル全国大会の本選は震災であまり被害が少ない福島市音楽堂で行われ、郡山5中が初の日本一に選ばれました。二位は郡山高女声、三位が愛知県の愛知高でした。入賞は福井や常連の安積黎明などが名を連ねました。昨年は震災で中止、また、合唱王国福島の名が全国に響きわたりました。

福島代表相沢君甲子園で始球式

大会３日目の昨日２４日、徳島鳴門対兵庫洲本（延長2-1）の第一試合始球式をいわき平一中相沢健生（たける）君が勤めました。マウンドから四方に一礼してから少し肩に力が入ったせいかワンバンの見事な投球でした。インタビューにははきはきと「福島代表として甲子園でプレイすることが夢と・・・」答えていました。
相沢君は避難区域富岡の出身で富岡一小6年生で震災にあい、避難生活を転々として４月いわきの借り上げ住宅に転居平一中に入学、野球部員として練習をしてきました。画像は地元新聞に載った相沢君です。
私も相沢君同様、原発の爆発毎に放射線を避けるため避難先を南へ南へと4度もかえ、ようやく水戸に落ち着き、4月我が家に帰宅しました。開会式阿部君の宣誓とまたさらに相沢君から多大の元気を頂きました。ありがとう。感謝！