Heal-log

つれづれなるままに。

数字のセンス。

2005年08月09日 | 読書


誰が何と言おうと、数学は難しい。
数学が出来ないお陰で、人生の選択肢は1/4くらいに狭まっていると思うけれど、どれだけ努力しても解らないのだ。
いや、どちらかと言うと努力する気にもなっていないのが現状か。

人生には、多分どう足掻いても回避出来ないものが幾つかあるけれど、その一つが数学だと思う。

大学に入っても、必修科目に統計学。
会社に入ろうと思えば、筆記試験に数学。
キャリアアップしたければ、今の職種ではまたまた統計学。

そろそろ努力をする時なのだろうか。

今日は会社でレクチャーがあったのだが、その中に統計学が含まれていた。
大の苦手分野。
けれども、その内容は拍子抜けするほど面白かった。
教えられた演習問題をやり直したいと思うほどに(やり直していないが)。

簡単なことを難しく言う人は多いけれど、難しいことを簡単に表現出来る人は少ない。
今日の先生は、間違いなく後者に属すると思う。

そういえば冒頭の図書「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」を読んだ時もそう感じた。
これは会計学の入門書なのだが、著者(文学部出身!)の文章力のお陰か、奇跡的に読破できた一冊である。

「数字に弱くても、数字のセンスを磨けばいい」と著者は書いている。
磨くべきセンスがあるのかはこの際無視するとして、考え方を変えるには良い本に出会ったと感じた。

やる気を出させる2つの出来事。
差し当たって明日は、会社でホコリをかぶっている統計学の本を持って帰って来よう。