Heal-log

つれづれなるままに。

言いまつがい。

2008年01月25日 | 読書
私の前のボスは良く「打ちまつがい」をする人だった。
「忘年会」が「亡念会」になっていた時は、どうしようかと思った。
ボスのことはあんまり大きな声で笑えないけれど、これなら笑える。



本日は「金」を購入。
ゲラゲラゲラゲラ。

みなさまも本屋へゴッツレー!

少量法律助言者。

2008年01月06日 | 読書
何のことかと思ったら、「一寸法師」のことであるらしい。

出所は、コチラ



日本昔話を翻訳ソフトで英訳し、さらに和訳したハチャメチャ物語が、この本には収録されている。

一寸法師⇒a little law mentor⇒少量法律助言者。
桃太郎⇒peach taro⇒桃タロイモ。

主人公の名前からして、このファンキー具合。
無理から感は否めないけれど、お腹の皮がよじれること請け合い。
立ち読みでも良いので、是非お試しを・・・。

幻夜。

2007年05月08日 | 読書


久々に東野ワールド(陰)に足を踏み入れた。
少し時間はかかったけれど、読破。

前の「夜」とつながっているのかいないのか。
そして第3の「夜」はやって来るのだろうか・・・?
ドキドキ。

嫌われ松子の一生。

2006年06月15日 | 読書


今度の日曜日、友人とこの映画を観に行くことになっている。
スクリーンで観ることが分かっていても、気になるものは気になるので読んでしまった。
上下巻で結構長いけれど、話のテンポが良いのですぐに読める。

凄まじいまでの転落人生。
人生思い通りに行かないことも多いけれど、これはちょっと凄い。
「オイオイ」と思ったり、でも共感したり。
共感している自分に危うさを感じたり。


中谷美紀がとても綺麗だという映画版。
かなり楽しみで、本を読んでしまった分だけ不安である。
さて、先に活字の世界に入ってしまった結果は吉と出るか凶と出るか・・・。

Point it。

2006年05月18日 | 読書


先日、NY出張に行っていた先輩からこんな本を貰った。
その名もpoint it。
言葉の通じないところでも意思疎通が出来るように、いろんなものの写真をギッシリとつめた本。
勿論、薄くて小さい。

この本とオーバーアクションさえあれば、


食べ物にも、


乗り物にも、


日用品にも困らない、そんなスグレモノである。

しかしである。
この存在を忘れて、リスボンでは英語の通じないタクシーの運ちゃん相手に「領収書を下さい」と伝えるのに四苦八苦した我ら。
使わなければ、意味がない。

帰ってきてからも、誰に話しかけられても大丈夫なように持ち歩いているのだが・・・。
このお宝が日の目を見るのはいつになるのであろうか。

HAPPY NEWS。

2006年05月02日 | 読書


新聞というものを読まなくなって、随分経つ。

実家では当たり前のようにある新聞も、一人暮らしとなると、
1.読む時間がない
2.読む場所がない(電車は殺人的に混んでいる)
3.新聞を取りに1階まで下りるのが面倒くさい
等々の理由で、結局購読するに至っていない。

「ニュース」を知るための手段だったらTVでも構わない。むしろTVの方が早くて便利。
けれども、それだけでない新聞記事の存在を気付かせてくれるのが、この「HAPPY NEWS」だ。

4月6日(もう過ぎてしまったけれど)は「新聞をヨム日」。
日本新聞協会では、昨年からこの日に全国から募集した「HAPPY NEWS」、つまり読んで心があたたかくなったり、勇気がわいてきたりした記事を発表しているらしい。
その2004年版を掲載したのが、冒頭の本である。

帯には個人的に敬愛する桜井和寿氏の言葉がある。
「新聞の片隅で"Happy"はこんなにも慎ましく咲いている。ゆがんで見えている世界は実は錯覚で、僕らはHappyが敷き詰められたふかふかのカーペットの上を今日も歩いているのかもしれない」

この本に掲載されている記事は、まさにそんな感じだ。
地方新聞や地方版のものが多くて、そこには「人」の姿が見えるし「心」の姿が見える。
新聞の一面も、TVのトップニュースも、どうしようもない出来事だらけで、会社に行っても問題山積。
まことに浮き世は甘くない。
そんな時にふっと力を抜けるようなニュースも新聞は運んでくれている。

忘れていたけれど、新聞を読んでいる時、私が一番好きなのは「家庭欄」と「地方版」だった。


「わたしたちは ちょっとしたことでも すてきだとおもえる こころをもっている(抜粋)」
「いきている そのことが しあわせ と おもえますように(抜粋)」

HAPPYの形はいろいろだし、新聞の読み方もいろいろ。
さしあたっては、新聞を読む時間を作るようにしてみようか。

2005年のHAPPY NEWS はこちら。

東野圭吾にハマる。

2006年02月19日 | 読書


自分でも、結構本は読む方だと思う。
けれども決してその範囲は広くはない。好きな作家は限られているし、何よりミステリーとかサスペンスとか、そう言うものは全く読まないから。


そんな偏った読書傾向を持つ私が、久々にハマった作家が東野圭吾氏。
先週末に「白夜行」を読み始めて以来、狂ったように読んでいる。
最後まで分からない展開と、巧みな文章。
食事中も入浴中も、本も開けないような通勤電車でも、何とかして読もうとしてしまう。

一週間で「白夜行」の他、「片想い」「秘密」「時生」「変身」「宿命」と読んでみた。
良く言われていることだけれど、この人の作風は作品ごとに全然異なっている。
まるで、違う人の小説を読んでいるみたいに。
だからこそ、ミステリーの部類に入る作品も、楽しんで読めているのかもしれない。

救いようのない話だったり、とても感動したり。
次に何を手に取ろうか、思案している。

直木賞受賞作は、何となく最後に取っておきたい気分だけれど、それでも有り難いことに、東野氏の作品はまだまだ沢山ある。

星々の舟。

2006年01月28日 | 読書


「2003年直木賞受賞作、待望の文庫化」
そんなポップに惹かれて、待ち合わせの時間つぶしに、この一冊を購入した。

一つの家族を描いた短編連作。

家族だから支えになって、でも家族だからこそ言えないこともある。
伝わっていそうで、伝わらない一人一人の登場人物の感情に、セカチューの帯じゃないけれど「泣きながら、一気に読みました」。


2006年は始まったばかりだが、今年心に残る一冊の一つになることは間違いないと思った。

県庁の星。

2006年01月20日 | 読書


ある人から薦められた本が、書店で平積みになっていたので読んでみた。

2月末から織田裕二×柴咲コウで映画化されることもあってご存知の方も多いかと思うが、エリート公務員が民間の三流スーパーに研修に出向くという物語。

絵に描いたような杓子定規な公務員と、これまた絵に描いたようなキツーいパートのオバチャン。予想しうる限りのドタバタを、漏れなくしでかしてしまう辺りがよい。

テンポが良く、展開が早すぎる感もあるけれど、「こういう人いるよなぁー」と笑いつつ、でもちょっと自分を顧みつつ、楽しめた一冊だった。


映画版も気になるところである。

10 DAYS AFTER。

2006年01月11日 | 読書


スラムダンクは大好きな漫画の一つだ。漫画を読書と呼ぶかはこの際置いておいて。
ガンダムには追いていけないけれど、私たちの年代は間違いなくスラムダンク世代だと思う。
中学のバスケ部は大所帯だったし、男の子たちはこぞってバッシュを履いていたような気がする。


この漫画の単行本が1億冊を突破した記念に、2004年の12月に行われたイベントのことは当日ラジオで知った。
神奈川県の廃校を使った3日間だけのイベント。
その教室の黒板には、あの物語の続編、正確に言うと最終回から10日後の登場人物たちの日常が作者の手で描かれているとのことだった。

行きたくてたまらなかったけれど、神奈川は遠かった。

年が明けた1月、そのイベントの特集が、雑誌SWITCHに掲載されていることを弟から聞いた。
さすが書店勤務、この辺の情報は早い。
すぐさま購入してチェックしたけれど、やはり全編は網羅されていなかった。

その後、記念のDVDが発売になって、全てが収録されているらしいとは聞いていたけれど、ずっと見る機会がなかった。
それを、ついに見ることが出来た。

一言でいうと、強烈に最高だ。ドキュメンタリーとしても、漫画としても。
数あるレビューで☆が5つ付いているのも納得。
スラムダンクを読んだことのある人なら、もう見ているかもしれないけれど、必見だと思う。

ちなみにこの漫画部分だけも発売されていることをさっき知った。
「スラムダンク1億冊記念黒板カード」という名前だ。
お値段4200円。
少し高いとは思ったけれど、即買い。届くのが楽しみだ。

こうなると、現在は手元にない本編を読み直したくなってしまった。
・・・がさすがにご購入は我慢、我慢。