アナーキー小池の反体制日記

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#1906 ナショナリズムの勘違い

2016年03月27日 | ボクの思い・信条・理念
ナショナリズムとは普通,民族主義と訳されますが、国民主義,国家主義、国粋主義、愛国主義と解されることもあります。
一言でいうと右翼思想です。
ナショナリズムの主義・思想はその性格上、マルキシズムやアナーキズムなどのような普遍的なのではなく、それぞれの民族・国家特有なものとなります。
必然的に、国が違えばナショナリストたちは反発しあうのです。

あのアベはナショナリストとして、右翼的傾向を持つ人から大きな支持を得ています。
でもそれって、大きな勘違(かんちが)いなのです。

ナショナリズムとは、当然、自国に対する民族主義であり、国家主義であり、国粋主義であり、愛国主義なはずです。
ところが、あのアベ等一族のナショナリズムの対象は、日本でなくてアメリカなのです。
アメリカに対する民族主義であり、国家主義であり、国粋主義であり、愛国主義なのです。

ボクはナショナリストではありません。
ですが、他国に対するナショナリズムを、さも自国の民族主義に置き換えて喧伝(けんでん)する輩(やから)は、日本国民として許すことができません。

彼らアベ等一族は、日本の国益は横に置いて、第一にアメリカの意向を優先します。
戦後70年続いているアメリカ合衆国民族主義者集団です。

ボクは右翼思想を全否定するものではありません。
右翼思想家にも尊敬に値する人がいることを知っています。
本物の右翼思想家はアメリカを敵視し、アメリカに追従する日本の政治屋を蔑視(べっし)しています。

エセ右翼を持ち上げてはいけません。
なんら思想を持たず、利権だけに現(うつつ)を抜かし、右翼思想を利権の道具として跋扈(ばっこ)している、そんな連中が我が愛する日本を牛耳(ぎゅうじ)っているのです。

日本のナショナリスト達よ、アメリカン・ナショナリスト達の正体を見抜き、目を覚ましなさい。
ボクは決して日本のナショナリストでもないけど。
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