アナーキー小池の反体制日記

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#395 朝鮮高校授業料問題

2010年03月04日 | ボクの思い・信条・理念
オリンピックの連載は一時中断をして、タイトルの朝鮮学校(高校)授業料無料化対象外問題について思いを記します。

高校授業料は公立校で無料化、私立校でそれに見合う額の補助金が出ることが決まっています。
民主党の公約でもありますし、それはそれでいいことだと思います。

しかし今になって、朝鮮学校(高校)にはそれを適用しないと言い出している人が沢山でだしました。
言い出しているのは、声の大きい人ばかりなんですが、結構支持者がいるようです。
拉致問題とか核兵器疑惑とか、とかく日本と北朝鮮はうまくいっていません。
そして、朝鮮学校と北朝鮮は一体なのだから、そんな朝鮮高校に税金を投入してはいけない、との論法です。

そんなことをしてはいけません。相手は高校生なのです。
彼らは日本に理不尽な扱いを受けたと心底思うでしょう。
彼らにそんな思いをさせてはいけません。
彼らの大半は、一生日本で暮らすのです。
狭い了見で、彼らを敵に回すことは得策ではありません。(ボクは損得で物事を判断するべきではないとの思いが強いのですが、損得を持ち出さないと理解できない人が結構多いのです。)
朝鮮学校を対象外にしないで、日本は北朝鮮とは違うんだというところを示すいい機会です。

朝鮮高校を対象外にしたら、日朝の憎悪の連鎖が何十年も、もしかしたら百年も続くかもしれません。何せ、対象の高校生はまだ何十年も生き続けるのですから。
国同士だけではなく、パレスチナ問題のように、民衆が相手の民衆を心から憎み合ってしまいます。

ボクは北朝鮮にいい思いを持っていません。
マルキシズムを掲げていますが、実態は儒教の信奉国です。
北朝鮮はトップが世襲なだけで、ボクはいやな思いがします。
朝鮮王国、いや朝鮮首長国、いやいや朝鮮酋長国と国名を変えるのが良いと思います。

北朝鮮はいずれ崩壊します。
しかし、崩壊しても北朝鮮の人や在日の人がいなくなるわけでありません。
体制が変わったときにも、いがみ合いが続くようにしたくありません。

しかし、大阪の橋下知事の小人さにうんざりします。
ボクは東京や大阪のような大きな都府の知事は、地元だけのことを考えればいいとは思いません。
もっと大きな視線での言動が必要です。
特に大阪には在日の人が沢山住んでいます。
彼らとの共存こそ、今一番求められていることだと思います。
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