オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

今シーズンが終わりました。

2012年04月27日 11時19分38秒 | 2011-2012年シーズン
国別対抗戦も終わり、とうとうフィギュアスケートの今シーズンが幕を閉じました。
いろいろありましたが、フィギュアスケートを見る楽しさ、醍醐味を満喫できたシーズンでした。
吉例ながら今シーズンたいへん印象に残ったプログラム。なお男子シングルはきちんと見ていないので割愛させて頂きます。

(女子シングル)
鈴木明子 (SP)「ハンガリーラプソディ」
鈴木明子 (フリー) 喜歌劇「こうもり」序曲
アシュリー・ワーグナー (フリー) 「ブラック・スワン」
村上佳菜子(SP)「ヴァイオリン・ミューズ」
アリッサ・シズニー (フリー) 「悲しきワルツ」
(アイスダンス)
テッサ・ヴァーチュ&スコット・モイア (フリー) 「パリの恋人」
メリル・デイビス&チャーリー・ホワイト (フリー) 喜歌劇「こうもり」序曲
アンナ・カッペリーニ&ルカ・ラノッテ (フリー)「道」
ケイトリン・ウィーバー&アンドリュー・ポジェ (フリー) 「ジュッスイバラード」
(ペア)
高橋成美&マーヴィン・トラン (フリー)「ケベック協奏曲」
高橋成美&マーヴィン・トラン(SP)「イマジン」
タチアナ・ヴォロソジャル&マキシム・トランコフ (フリー)「ブラック・スワン」

今シーズンは私にとって鈴木明子さんが中心だったシーズンと言えるでしょう。SPもフリーもプログラムが素晴らしかった。特にSPの「ハンガリーラプソディー」は激しく変わる曲調、リズムに乗って鈴木明子さんの演技そして表情がどんどん変わっていく物凄さ。単に若い選手が力だけで押して行くのではない。鈴木明子さんの今までの技術、演技力、表現力の全てが結集されたプログラム。鈴木明子さんの演技を今まで見ていて、ここまでの境地まで達することを出来たことを見ることは大きな喜びでした。なお「ハンガリーラプソディー」のベストワンはやはりNHK杯での演技でしょう。
アシュリー・ワーグナーの「ブラック・スワン」を見るのも大きな喜びでした。1月の全米選手権での映像を見た時は本当に驚きました。そして四大陸選手権、世界選手権、国別対抗戦でも、どれも素晴らしく録画は全て永久保存である。音楽はチャイコフスキーの「白鳥の湖」の音楽。ワーグナーのスケールの大きく何かヒロインが乗り移ったような演技は今シーズン、鈴木明子さんと並んで忘れられないものがありました。

女子シングルと並んで大好きなアイスダンス。
やはりヴァーチュ&モイア、デイビス&ホワイトが群を抜いた存在ですが、私はウィーバー&ポジェの大人の雰囲気一杯の演技も好きです。
ペアでは高橋成美さん&マーヴィン・トランの成長が最大の収穫。SPのジョン・レノンの「イマジン」は心に残るものがありました。

一時、ハチャトリアンのバレエ音楽が大流行でしたが、今シーズンは「ブラック・スワン」が大流行。「ブラック・スワン」を通じて少しでもバレエ「白鳥の湖」に興味を持ってくれる方が増えてくれたら幸せです。
そして何と言っても私の大好きなヨハン・シュトラウス2世作曲の喜歌劇「こうもり」序曲を鈴木明子さん、そしてメリル・デイビス&チャーリー・ホワイトが極上の演技を見せてくれたことは、今シーズン最高の喜びでした。私の大好きな作品を、私の大好きなスケーターの演技で見る喜び。今回の「こうもり」まさに、その喜びの極致だったと言えます。

いよいよ来シーズンはソチ冬季オリンピック間近の大切なシーズン。どんなプログラムが登場するのか楽しみです。
羽生結弦君がオーサーコーチの元、どんな成長を見せるのか。
そして、やはり浅田真央さんの元気の姿を見たい。
浅田真央さんのいない世界選手権のエキシビション。やっぱり寂しい。新しいシーズンはソチを見据えて、どんなプログラムを披露してくれるのか楽しみにしています。

昨晩も今年の世界選手権でのアイスダンスのフリーダンスの録画を、また見てしまいました。こんな状態が新しいシーズンが始まるまで続のでしょう。


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