学生運動時代に、二十歳で自殺した女性の日記。
「内ゲバなんて結局は男女関係とか嫉妬なのよ、あさま山荘の永田洋子だって、、」みたいな文脈で、年輩の女性から教わった本。
※ 題名は ハタチの原点 と読みがちだが、オフィシャルには にじゅっさいの原点 と読むんですって? どちらでも良い。前者の方がいいよね。
学生運動の時代に、ベストセラーになりました。
この日記に触発されて、ちきりんが日記を始めたそうな。
著者は、樺美智子が圧死した直後に、鉄道自殺。
人生への煩悶、恋、性、政治闘争の無力感、、、
自殺には理由はいくつもあろうが、「いち女性をしてそこまで熱くならしめる」時代の力、時代の影響力というものを学びました。
今の家庭連合問題の背景には政治・イデオロギーがありますが、その辺の息吹を、肌で感じました。
コミック版もあるんだ。コミックになるような明るいテーマではありませんが、、