メディア芸術祭

国立新美術館で開催中の文化庁メディア芸術祭の展示を観てきました。

この芸術祭は1997年に始まり今回が13回目。初回のアニメーション部門大賞が「もののけ姫」だったので、もうそこそこ歴史を感じます。
そもそも「メディア芸術」って定義がよくわからなかったのですが、現物を見てみると要は映像やマンガに加えてインタラクティブな要素を持ったアートの総称らしいです。会場はアニメや映像作品を流すディスプレイやPCが並び、美術館としてはちょっと異様な光景。

今回特に観たかった特別功労賞の金田伊功さんのコーナーは、遺品のノートなどが展示され、左右のモニタで東映動画時代の作品とスクエニ時代の作品が流れていました。半熟英雄のOPなど、あまり目にする機会がなかったので新鮮でした。
その他、Google EarthやSecond Lifeと連携したアートがあったり、Twitterでつぶやくと会場のディスプレイに表示されたり、なかなか飽きない展示でした。
午後から行ったので閉館までいても見終わらなくてまた平日に行きたいぐらい。

・2月14日まで(9日は休館) 国立新美術館(千代田線乃木坂駅前、または六本木駅から徒歩)