酔狼亭日誌

酔狼こと好酒家が日々見つけた獣なモノやそうでないモノを綴るblogです。
★しばらく改装中のため不定期更新★

愛知万博探訪記(めざめの方舟)

2005-08-09 00:00:00 | 獣ネタ一般
企業共同館「夢みる山」にある「めざめの方舟」。出展主体は中日新聞のようです。
ここでは押井守が総合演出を務めた映像ショーを15分入れ替えで上映しています。
内部は8×12枚のプラズマディスプレーを敷き詰めたまわりに139体の擬人像が並び、高い天井からは<汎>(ぱん)という機械人形のようなものが下がっています。
この日は2ヶ月ごとに替わる3種類の映像のうち最後の<狗奴>(くぬ)でした。本当は2週間前に来る予定だったので、一つ前の<百禽>が見られたかも。

9:18に北ゲートから入場して直行したものの整理券は11:15でした。希望すればアリーナ(画面の上)を選べるのでそちらに。
◆以下ネタバレあり◆
いろんなサイトやblogで見るとあまり一般人には受けがよくないようです。「子供が泣いた」なんて情報もありましたが、観てみたらそれも納得(笑)。
内容については予備知識ほとんど無しで見たので、上部に映写される映像と足元の映像、それにクライマックスで動き出す<汎>と、キョロキョロしっぱなしでした。
上部ではイヌ…それもケンタウロスのように四つ足の上にイヌの顔上半身が乗った姿。足元では漢字の部首の組み合わせがめまぐるしく変わる映像…これは遺伝子操作を意味しているのでしょうか。
そして96人の人間の乳児の顔がつぎつぎとイヌの顔にモーフィングを繰り返します。最後に再び犬タウル(?)が登場し、悲しげに遠吠えして去っていきます。

館内が再び明るくなり、上部の通路で見ていた大多数の観客がざわめきながら(笑)去っていく中、10分ほどの映像にちりばめられた謎にしばらくたたずんでいました。濃すぎます。
でも、きっとこの映像の本当の意味(があるとすれば)が判るのは、しばらく時間がかかるかもしれません。
背後数十cmには等身大の犬獣人像が五百羅漢の如く立ち並んでいます。自分の目の高さがマズルの下ぐらいになるので、適度な威圧感です。
押井作品なら「イノセンス」もそこそこ楽しめた、獣人好きで大型犬好きな私にとっては、しばし至福の空間でした。これまでの2作品をここで観られなかったのが惜しまれます。

あとで、閑散とした売店でDVD,パンフなど購入。DVDはメイキング付きのものが今月24日から市販されます。
(写真は入口にある狗奴像。内部は撮影禁止)

めざめの方舟 open your mind complete version


アニプレックス


このアイテムの詳細を見る
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 愛知万博探訪記(スケジュール) | トップ | 愛知万博探訪記(グローバルコ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

獣ネタ一般」カテゴリの最新記事