空井戸

小石を投げ込んでみても水音は聞こえない

NHKとやっぱりアレ

2006-10-15 06:34:40 | Weblog
「NHK番組改変問題」を思い出すニュース。さすがは新総理。

ほんとはテレビにも命令したいんだよね。いやこっそり命令したんだっけ?アレ?

で、朝日が見出しにした「放送命令」について、読売ができるだけ目立たぬように書いてるのもおもしろい。

asahi.com:拉致問題、NHKに放送命令へ 総務省、明文化の方針 - 政治


2006年10月14日06時08分

 総務省は13日、NHKの短波ラジオ国際放送で、拉致問題を重点的に扱うよう、NHKに対する命令書に明記する方針を固めた。総務相は短波ラジオ国際放送への命令権限を持つが、個別具体的な項目の扱いを求めるのは異例だ。ただ、与野党から慎重論が出ている。

 放送法は、NHKの国際放送について、総務相が事項を指定して放送を命じる「命令放送」ができるとしている。現在は経費の一部に国費が投じられている短波ラジオ国際放送が対象だ。NHKに対しては定期的に総務相による命令書が渡されるが、これまでは、NHKの自主性を尊重するために、具体的な放送項目を明示することはなかった。

 菅総務相が13日午前の閣議後の記者会見で「内閣が代わり、拉致問題が国の最重要事項になっている。そういうことを含めて検討したい」と述べた。この発言に関し、安倍首相は同日夜、「北朝鮮で救出を待っている被害者に何ができるか。総務大臣もできる限りのことをしようと考えていると思う」と首相官邸で記者団に語った。

 ただ、菅総務相は同日夕、朝日新聞の取材に「放送の編集権に何か言うつもりはない」と、番組内容にまでは口をはさまない考えを示した。

 拉致関連放送としては、拉致問題を調べている「特定失踪(しっそう)者問題調査会」が、北朝鮮向けに短波ラジオ放送「しおかぜ」で、被害者家族のメッセージなどを流しているが、妨害電波とみられる通信に見舞われている。これについても、菅総務相は、NHKへの命令放送とは別に支援する考えを示している。国際電気通信連合(ITU)に働きかけて周波数の割り当てを求めるほか、NHKの送信所の活用などを検討する。



北朝鮮向けラジオ放送「しおかぜ」、総務省が支援へ : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)


北朝鮮による拉致問題の解決に取り組む「特定失踪(しっそう)者問題調査会」が、北朝鮮向けに流している短波ラジオ放送「しおかぜ」について、総務省の松田隆利次官は12日の会見で、周波数の変更などの際に支援する方針を示した。

 しおかぜは昨年10月から、英国の放送配信会社に委託して毎日2回、日本国外から北朝鮮向けに、特定失踪者の家族の手紙を読み上げたり、関連するニュースを流したりしている。

 調査会によると、妨害電波のために、北朝鮮国内に届かなくなり、これまでに数回、周波数を変更しているという。

 このため、総務省は、新たな周波数が必要な場合は、国際放送の周波数の割り当てを決める国際電気通信連合に働きかける。

 また、茨城県内にあるNHKの短波ラジオ国際放送の送信所を、しおかぜの放送に使えるかどうかを協議する。しおかぜの放送はカンパで賄っているが、国内の放送施設を使えば費用を抑制できる可能性があるという。

 さらに、NHKに対して、政府の見解などを短波ラジオ国際放送で流すよう命ずることができる「命令放送」を使って、拉致問題について海外に訴えることも検討していく。
(2006年10月12日20時32分 読売新聞)


最新の画像もっと見る