空井戸

小石を投げ込んでみても水音は聞こえない

イラクの次は北朝鮮

2006-10-17 06:50:51 | Weblog
「情報機関が大気標本分析で放射能を検出した」といっても、大量破壊兵器がイラクに存在する、という報告を出したところですからまあ。

それに、ネグロポンテ(兄)は

「2001年9月18日、国連大使に任命された。ここで彼には、アフガニスタン及びイラクに対する戦争の必要性を国連加盟国に納得させるという課題が課せられた。彼はこれを上手くこなし、2004年6月28日にイラク大使に任命された。」(Wikipedia

というような人なのでなおさら。

北朝鮮核実験は1キロ・トン以下、米が実施確認 : 国際 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 【ワシントン=貞広貴志】米国のネグロポンテ国家情報長官は16日、「10月11日に大気中で検出した放射性物質から、北朝鮮が10月9日、(咸鏡北道吉州郡)豊渓里(プンゲリ)近辺で地下核実験を実施したことを確認した」とする短い声明を発表した。

 爆発の規模は、TNT火薬換算で1キロ・トン以下としており、長崎型原爆の約20キロ・トンを大きく下回る小規模なものだったことになる。

 米政府はこれまで、10月9日の北朝鮮の核実験実施発表について、核実験だったか否かの判断を控えていた。16日の声明で、米政府は北朝鮮の核実験実施を初めて公式に認めたことになる。

 米政府は14日には日本、韓国両国政府に米軍機が微量の放射性物質を採取したことを伝えていたが、この時は「核実験と確認できたわけではない」としていた。核実験が行われた場合、自然界に存在しない放射性同位元素が生成される。

 北朝鮮は寧辺(ヨンビョン)の実験用黒鉛減速炉の使用済み核燃料棒からプルトニウム抽出作業を続け、これまでに核兵器7~8個分以上に相当する分量のプルトニウムを保有していると言われる。

 韓国の国立韓国地質資源研究院(大田市)では、核実験に伴う地震の震源地を吉州郡一帯とみて、詳しい場所の特定作業を進めている。
(2006年10月17日1時32分 読売新聞)

asahi.com:米国、北朝鮮の9日の核実験を確認 放射性物質検出 - 国際

2006年10月17日01時11分

 ネグロポンテ米国家情報長官は16日、米国が北朝鮮の核実験発表後の11日に周辺地域で採取した大気を分析した結果として、「放射性物質が検出され、北朝鮮が9日に地下核爆発を起こしたことが確認された」との声明を出した。場所は咸鏡北道(ハムギョンプクト)豊渓里(プンゲリ)付近で、爆発規模はTNT火薬換算で1キロトン以下だったとした。

 北朝鮮が9日核実験を発表して以来、一部には通常火薬を使って核実験を偽装したなどの見方も出ていたが、米国は同長官の声明で北朝鮮の核実験を公式に確認する形になった。

 爆発規模は、初期型核兵器として通常考えられる数~20キロトンをはるかに下回ることになる。プルトニウムを使った核爆弾が完全な起爆に成功せず、「未熟核爆発」に終わった可能性が高いとみられる。

 CNNなどの米メディアは13日、情報機関が大気標本分析で放射能を検出したと伝えていた。




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