みにちゅあほうろうき

カレー大好きてらださん
ガチ風味のミニチュアゲームブログ

スペースマリーン②

2010-05-27 11:11:54 | WH40K
5版マリーンについて考える記事、2回目です。


 今度は前回のサンプルロスターで使用しなかったユニットを中心にした編制を考えてみます。

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編制例②◆クリムゾンフィスト ver1.1◆

~HQ~ -285p
①『ペドロカントール』-175p *スペキャラ*
②『マスターオブフォージ』-110p
:コンビメルタ-10p

~エリート~ -1020p
③『スターンガードヴェテラン×9』-305p
:コンビプラズマ×4-20p コンビメルタ×3-15p プラズマガン×1-10p ヘヴィフレイマー×1-10p パワーフィスト-25p
④『ドロップポッド』-35p
⑤『スターンガードヴェテラン×9』-305p
:コンビプラズマ×4-20p コンビメルタ×3-15p プラズマガン×1-10p ヘヴィフレイマー×1-10p パワーフィスト-25p
⑥『ドロップポッド』-35p
⑦『スターンガードヴェテラン×9』-305p
:コンビプラズマ×4-20p コンビメルタ×3-15p プラズマガン×1-10p ヘヴィフレイマー×1-10p パワーフィスト-25p
⑧『ドロップポッド』-35p

~トループ~ -228p
⑨『スカウト×8』-138p
:カモクローク-24p
⑩『スカウト×5』-90p
:カモクローク-15p

~ファストアタック~ -515p
⑪『アタックバイク×3』-150p
:マルチメルタ×3-30p
⑫『アタックバイク×3』-150p
:マルチメルタ×3-30p
⑬『アサルトスカッド×10』-215p
:パワーフィスト-25p

~ヘヴィサポート~ -450p
⑭『アイアンクラッド・ドレッドノート』-170p
:ハンターキラーミサイル×2-20p ヘヴィフレイマー×2-15p
⑮『ドロップポッド』-55p
:デスウィンドミサイル-20p
⑯『アイアンクラッド・ドレッドノート』-170p
:ハンターキラーミサイル×2-20p ヘヴィフレイマー×2-15p
⑰『ドロップポッド』-55p
:デスウィンドミサイル-20p



 TOTAL-2498p キルポイント-17


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~解説~

 ハイリスクハイリターンな編制です。
 ドロップポッドと相性が良いスターンガードヴェテランとドレッドノートを降下させて敵陣地内の主力をゲーム序盤で集中攻撃、排除します。
 敵がドロップポッドを嫌がって、初期配置をしない、という作戦を取ってくる場合があると思います。対戦相手にそういう気配が見えたら、こちらは誰も乗っていないドロップポッドだけを邪魔そうな位置に落として嫌がらせをしても良いと思います。


~個々の役割~

『ペドロカントール』
 シュライクと同様、本人は微妙に頼りないですが特殊能力が強力なスペシャルキャラクターです。
 彼がアーミーにいるとスターンガードを達成ユニットとしてカウントできるようになり、達成ユニットの数を厚くする事ができます。周囲のA値を+1する能力は接近戦で膠着しがちなマリーンの手数を補うのに最適です。部隊がスタボーン(鋼鉄の意志)を持つようになるのは大きな長所です。たとえ相手がLd値を下げてくる特殊能力を持っていたとしても、そのマイナス効果を無効化できます。インペリアルガード、ティラニッド、ダークエルダーがLdを下げる戦法を使ってきた場合大変厄介な事になるので、ペドロの能力は大変頼りになるでしょう。
 またアサルトターミネーターの弱点である攻撃回数を底上げできるのでターミネーター系との相性も良好です。

『マスターオブフォージ』
 エリート枠がスターンガードで埋まるため、普通はドレッドノートが入らないのですがこのキャラクターがいればヘヴィサポート枠でドレッドノートが編入可能です。本人の能力もコストの割に高いのでなかなかお勧めです。
 ドレッドノート以外でヘヴィ枠を埋める場合は他のキャラクターを選択した方が良いでしょう、裏の選択肢としては2つあります。
編制としてあまり美しくはないですがサラマンダーからヴァルカンを招きいれ、多めに入っているメルタやフレイマーの効果を最大限に引き出すか、ライブラリアンを招いて敵のサイキックから身を守るか、のどちらかだろうと考えられます。

『ドロップポッド』
 比較的安全に降下できるのが最大の長所ですが、やたらかさばって視界を妨げてしまう形状もこのモデルの長所と言えるでしょう、相手の長距離射撃から味方を守りましょう。コストに余裕があればデスウィンドミサイルポッドをつけたいところです。
 キルポイントが取られやすいのは仕方がないところですが、その分他のモデルに割く射撃が吸収されたと前向きに考えましょう。


『スターンガード』
 二部隊で同時に単一目標を攻撃するのが良いかも知れません。コンビメルタ、コンビプラズマの配分はお好みで変更しても良いと思います。コンビウェポンは強力ですがカヴァー無視の特殊弾は特定のアーミーに効くので上手く撃ち分けましょう。
 
『アタックバイク』
 この編制の火力補助役です、メルタガンは射程が短いので降下がズレてしまうとコロサスやエクスキューショナー、デファイラーやヴィンディケーターなどの危険なヴィークルを撃ち漏らす可能性が高いので彼らのサポートは必須だと考えられます。少々運用が難しいですが火力は十分です。ただし敵からのアサルトに滅法弱いので敵インファントリーとの位置関係には細心の注意が必要です。
 無駄弾は撃たずに普段はターボブーストでカヴァーセーヴィングを得ましょう。

『アイアンクラッド・ドレッドノート』
 バランスのとれた素晴らしいウォーカーです。ヘヴィフレイマー2本なのはモブ対策です、コストの安いモブにロックされるのは癪なので焼き払いましょう。逆に敵の主力をロックする事も可能です。もちろんメルタには弱いのですが、対戦相手が対処を間違うとカタログスペック以上に活躍できます。敵のメルタウェポンが届かないポイントを見つけて暴れさせましょう。
 スターンガードやペドロと一緒に使うと連携が期待できますが通常はエリート枠をスターンガードと潰し合うため、マスターオブフォージは必須かと思います。

『アサルトスカッド』
 望まない接近戦で膠着しているスターンガードやドレッドノートの補助に入ります。単独での大きな戦果は期待できませんが、ペドロの能力で攻撃回数が上がっている場合はそこそこ戦えます。まあ、いないよりはマシという感じです。ヴィークルやテレインの後ろなどカヴァーセーヴィングが取れる位置で待機して攻撃の機会を伺いましょう。序盤はあまり活発に動かずに中盤、終盤にカウンターアタックを仕掛けたり弱体化したユニットを狩るなど、補助的な運用を心掛けると良いでしょう。
 3000p戦をやる事になった場合など、コストに余裕があればヴァンガードヴェテランに差し替えても良いでしょう。

『スカウト』
 戦力的にはかなりどうでもいい連中ですが安全な位置で伏せて終盤まで残ればマーカー確保に走る事ができます。カモクロークを装備すればタクティカルスカッドよりも粘ります。武装はレンディングがついているスナイパーライフルがお勧めです。ピニング効果は期待できませんが、しつこく撃ち続ければ相手は嫌がるでしょう。


~タクティカルスカッドについて~


 今まで紹介したロスターにはタクティカルスカッドが入っていません。それはわたしがタクティカルスカッドを戦力としてカウントしていないからです。
 
 彼らは攻撃力に問題がある微妙なユニットです。10人揃わないとスペシャルウェポンもヘヴィウェポンも持てないし、接近戦の攻撃回数も少なくボルトガンをラピッドファイアする以外に、特に目立った特徴はありません。
 対戦相手のタクティカルスカッドからやられて嫌な事はなんでしょう?
 拠点にこもった彼らからボルトガンの掃射を受ける事や、ライノの中からヘヴィウェポンを撃たれる事ではないでしょうか。タクティカルスカッドは防御に優れた部隊ですが攻撃的な部隊としてみると及第点には程遠いレベルのユニットです。
 他の部隊と連携して攻勢に出る事ができないタクティカルスカッドは敵に先手をとられ続けて各個撃破されていくでしょう。

あなたはタクティカルスカッドをどう評価していますか?

スペースマリーン①

2010-05-24 15:43:50 | WH40K
 ちょっと5版マリーンについて考えてみます。


 2010年5月23日のイベントで試してみた2500ポイント編制。

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編制例①◆スペースマリーン高速編制 ver3.0◆

~HQ~ -380p
①『バイク搭乗キャプテン』-185p
:バイク-35p パワーフィスト-25p アーティフィサーアーマー-15p コンビメルタ-10p
②『ケイヴァーン=シュライク』-195p *スペキャラ*

~エリート~ -760p
③『アサルトターミネーター×7』-280p
:TH&SS(サンダーハンマー&ストームシールド)
④『アサルトターミネーター×6』-240p
:TH&SS
⑤『アサルトターミネーター×6』-240p
:TH&SS

~トループ~ -690p
⑥『バイク×5 +マルチメルタ装備アタックバイク』-230p
:プラズマガン-15p プラズマガン-15p コンビメルタ-10p マルチメルタ-10p
⑦『バイク×5 +マルチメルタ装備アタックバイク』-230p
:プラズマガン-15p プラズマガン-15p コンビメルタ-10p マルチメルタ-10p
⑧『バイク×5 +マルチメルタ装備アタックバイク』-230p
:プラズマガン-15p プラズマガン-15p コンビメルタ-10p マルチメルタ-10p

~ファストアタック~ -300p
⑨『ランドスピーダー・タイフーン』-100p
:タイフーンミサイルポッド-40p マルチメルタ-10p
⑩『ランドスピーダー・タイフーン』-100p
:タイフーンミサイルポッド-40p マルチメルタ-10p
⑪『ランドスピーダー・タイフーン』-100p
:タイフーンミサイルポッド-40p マルチメルタ-10p

~ヘヴィサポート~ -350p
⑫『ランドレイダー』-265p
:マルチメルタ-15p
⑬『ワールウィンド』-85p
 TOTAL-2480p キルポイント-13


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~解説~

 自分で試合展開をコントロールできる高速編制です。ピーキーですが使いこなせれば強力です。
 3000~3500pで考えていた編制を2500pまでサイズダウンさせたもので、ユニット数を減じることなくコストを抑えるためユニット内の構成数をギリギリまで絞りこんでいます。
 アサルトターミネーターが多めなのでvsオーク、vsダークエルダーがやや辛くなりそうです。3つのターミネーターの内、1部隊はサイクロンミサイルを装備した普通のターミネーターに変更した方がバランス良いアーミーになりそうです。

 余談ですが、先日のゲームではバイクのポイントを計算間違いしていて1部隊あたり265pで計算していまして・・・そのせいでワールウィンドが入っていませんでした、マゾいですね。

~個々の役割~

『バイクキャプテン』
 バイクをトループにするために必要です。BS値5で射撃をするのでコンビメルタが当たりやすく頼りになります。あまり大事に使うのではなく積極的にパワーフィストで殴りに行き、敵の主力にダメージを与えましょう。
『シュライク』
 鈍足のアサルトターミネーターを活躍させるために必要不可欠なキャラクターです。本人の戦闘能力が微妙なため、効率的ではないと考える人がいるかも知れませんが彼のチャプタータクティクスはフリートオブフット(強行軍)を全軍に与えるためアサルトターミネーターとの相性が抜群です。
 加えて、合流を宣言したユニットがインフィルトレイト(浸透戦術)を得るのでアサルトターミネーターをアウトフランクさせたり、最初からクリティカルな場所に配置する事が可能です。もし先攻である場合は相当なプレッシャーをかけられるはずです。
『アサルトターミネーター』
 普通に考えると駄目な部分が多過ぎてあまり評価できないユニットなのですがシュライクがいるこの編制ならば出番も多くなるでしょう。あとマーボやデモリッションチャージ満載のvsインペリアルガード戦を考えた場合にどうしても必要になってきます。
 この防御力はランドスピーダー、バイク射撃編制の尖り過ぎて脆い部分をカバーするのに最適です。射撃重視編制はとかく出目事故やモブの平押しに泣かされがちなので、こういう壁役は重要です。
『バイク』
 この編制の主力です、大事に使いましょう。
 ターボブーストでカヴァーセーヴィングを得ながら安全に接近、次ターンに12インチ移動してメルタ武器のヒートレイ効果(+1d6)を得た射撃をします。
 マリーンのトループ枠は基本的に貧弱なので5台以上でトループとして運用可能になるバイクを使うべきです。バイクは限られたコストの中で、ヴィークル破壊、インファントリー掃射、マーカー確保・妨害、高速移動・・・などを満たす最良のトループだと考えられます。
『ランドスピーダー・タイフーン』
 この編制の主たる火力を担っています。
 位置を調整しながら撃てるので、欲しいところに的確なタイミングで火力を供給する事ができます。コストがかなり高いですが、敵から撃たれにくい位置取りをしながらミサイルを当てられる能力を高く評価しています。
 場合によってはマルチメルタの急接近→ヒートレイ戦法で敵ヴィークルを落としたり、ミサイルをフラグ弾にしてインファントリーを攻撃したりもできます。
 2台×3ユニットという形でスコードロンを組みたいのですが~2500pでは1台×3ユニット程度が限界です。
『ランドレイダー』
 第一に壁として、次にツインリンクラスキャノン砲台として必要です。高コストですが1台入れておくと安定します。クルセイダーも便利ですが、どうせ自陣に配置して目隠しというか弾避けテレイン代わりとして使うので、射程の長いノーマル仕様のランドレイダーがベストマッチします(前に出ると敵側メルタのヒートレイを受ける可能性が高いので序盤であまり調子に乗って前進するべきではない)
へヴィ枠に置いているのに深い意味はありません。普通に考えればターミネーターのトランスポートとして編制するべきです。
『ワールウィンド』
 隠れているインファントリーを撃ち、嫌がらせをするために必要です。相手が嫌がったらそれでOK、成果を期待してはいけません。

~ターミネーターアサルトスカッドについて~


 アサルトターミネーターは強いように見えて弱点が多いユニットです。敵が使ってくるこいつを軽くあしらえるようになれば中級者レベルを脱した事になると思います。
 逆に、彼らを使う場合は攻撃力を彼らに頼らないアーミー作りを心掛けましょう。あなたが思っているほどアサルトターミネーターは敵を倒せません。アサルトターミネーターだけで勝てた試合は相手が対処法を間違えたか、あなたの出目が異常に良かったか、そのどちらかでしょう。