おやじボクサー(57歳。 19年間ボクシング)   3.11宮城県ボランティア11年間実費参加・『津波』に遭った生き証人

元車椅子。右足首金属ボルト接続。『おやじファイト』優勝。東京での試合は?10戦7勝3引分(39〜44歳)TV放送2回有り

今、思うこと32

2007年09月23日 13時09分43秒 | ボクシング19年間 (プロ・アマチュア) 56歳でジム卒業
【おやじファイト】を終えて。 2ラウンド終了。 青コーナーに帰る。 初めて五分五分か? 打たれまくったダメージも蓄積されていた。 2ラウンドも乗り切ったことで、 良くこのラウンドも耐えたなぁ、 と言うのが本心だった。 やっとクリーンヒットは出たけど、 手数だけは相手選手のほうが多かった。 コーナーでのインターバルの時、 初めて少量の水を飲んだ。 . . . 本文を読む

今、思うこと31

2007年09月23日 12時54分17秒 | ボクシング19年間 (プロ・アマチュア) 56歳でジム卒業
【おやじファイト】を終えて。 打たれる手数が多い中で、 自分の渾身のパンチが何発か当たった。 2ラウンドの中盤あたりで、 再接近した距離で、 渾身の右が相手選手の顔面に当たった。 顔のど真ん中に入った。 無我夢中だったから、 当てようとして打ったパンチじゃなくて、 倒されたくないから打ち返したパンチだった。 当たった瞬間、 もの凄い音がしたのを覚えている . . . 本文を読む

今、思うこと30

2007年09月23日 12時45分33秒 | ボクシング19年間 (プロ・アマチュア) 56歳でジム卒業
【おやじファイト】を終えて。 お互いにペース配分も、 次のラウンドも考えない展開となった。 相手選手がどんなことを考えていたかは 知らないけど、 いつの間にか、 ドロ試合に持ち込むことになったいた。 「当てる技術」の差は歴然だったから、 僕にはそれしかなかったし。 2ラウンド途中から、 一つ変化を感じた。 相手選手のペースがダウンした気がした。 それと . . . 本文を読む

今、思うこと29

2007年09月23日 12時39分04秒 | ボクシング19年間 (プロ・アマチュア) 56歳でジム卒業
【おやじファイト】を終えて。 相変わらず、 相手選手の手数は的確に僕に当ててきた。 沢山、 もらったけど 前に前に進むことで、 自分の距離で戦う時間が増えた。 1ラウンドと明らかに違う点だ。 混戦の中で、 何発も当たるようになった。 お互いに近い距離だから、 もらうと僕のあごが上がる。 当てると相手のあごが上がる。 この繰り返しを交互に繰り返したような . . . 本文を読む

今、思うこと28

2007年09月23日 12時30分58秒 | ボクシング19年間 (プロ・アマチュア) 56歳でジム卒業
【おやじファイト】を終えて。 2ラウンドが始まった。 リング中央に向かう。 1ラウンドを乗り切った時点で、 完全に「僕」は僕でなくなった。 僕の中から 緊張感と言うものは消えていたから。 自分がそう思い込んでいるだけかも知れないけど、 頑強な体を盾にして前に向かったよ。 . . . 本文を読む

今、思うこと27

2007年09月23日 12時22分05秒 | ボクシング19年間 (プロ・アマチュア) 56歳でジム卒業
【おやじファイト】を終えて。 青コーナーに戻って。 爆発しそうな心臓に 夢中で酸素を送った。 セコンドの中島会長から 何をアドバイスされたか覚えてない。 1分間のインターバルの間、 この40歳の体がどれだけ休めたか? あとどのくらい体力が残っているか? 全然わかんなかった。 確実なのことは、 ゴングが鳴れば、 もう一度立ち上がることだけ。 . . . 本文を読む

今、思うこと26

2007年09月23日 12時14分54秒 | ボクシング19年間 (プロ・アマチュア) 56歳でジム卒業
【おやじファイト】を終えて。 打たれまくった1ラウンド。 終盤間際、 やっと自分のパンチが当たった。 やっと届く距離に入ることが出来た。 そして。 青コーナーに帰ることが出来た。 戻ることが出来た。 正直、 この1ラウンドを耐えたことは、 自分の中では「凄いこと」に入る部類だった。 このラウンドは 完璧に相手に取られたけどね。 . . . 本文を読む

今、思うこと25

2007年09月23日 11時54分12秒 | ボクシング19年間 (プロ・アマチュア) 56歳でジム卒業
【おやじファイト】を終えて。 でもね。 ここまで来て そんなに早くは終われないぞ。 無我夢中で打ち返した。 応援してくれてる皆、 応援してくれている家族、 1人で戦っているわけじゃない事の重みとか、 この時は僕の背中を押してくれた。 この時の原動力は間違いなくそれだった。 かっこつける訳じゃないけど、 本当にそうなんだ。 . . . 本文を読む