控え室に入ってから、
体育館の中を携帯で撮影して、
同じく出場の前島さんに写メールを送った。
前島さん達も、
もうじき到着との返信があった。
体育館の中ではリングも張り終わり、
パイプ椅子を並べ始まった。
着実に試合の為の準備が進んでいく。
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4月20日。
午前8時50分頃。
とりあえず体育館の控え室に入ろうと思った。
受付らしき人に、
控え室を聞いたら、
「計量は10時からです」と言われて、
まだ入室は出来ない、
ような対応をされてしまった。
10時からしか控え室に入れないのは、
何かの間違いでは?と尋ねると、
体育館の中にいる瀬端さんに確認してもらって、
ようやくOKが出た。
ほっと . . . 本文を読む
一旦、
何もやることがなくて車の中へ戻る。
少しは車内で休んだほうが良いかな、
と思ってシートを倒した。
ちょっとでも仮眠出来れば良かったんだけど、
もう「ここ」まで来ちゃうと、
全然ダメ。
シート倒していても、
体を倒したり、
起き上がったりの繰り返し。
早く知っている人にでも、
会えれば気が楽になると思った。
ま。
それには早すぎ。
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試合会場となる、
日立市民運動公園、
中央体育館に、
午前8時10分過ぎに到着。
駐車場では、
それらしい人が見当たらなかった。
駐車場敷地内を歩いてみた。
さすがにまだ早かったかな?
こんな時間から対戦相手の人に、
出会っちゃったらどうしよう・・・・、
とか考えながら探索。
体育館を覗くと、
リング設営の為に、
器材を搬入していた。
体 . . . 本文を読む
やっぱり高速で走った分、
到着へのペースが速くて、
・・・・・と言うか早過ぎて、
途中、
どこかで時間を潰して行こうと思っていたんだけど、
寄ろうと思ったセブンイレブンでは、
駐車場まで入って、
やっぱり出ちゃった。
ただ、
とにかく、
会場へ向かった。
朝から心に余裕がなくて、
不安だらけ。
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4月20日。
午前7時30頃、
車で出発。
家族は後から電車で来る。
もう、
家に居ても落ち着かなくて、
早く会場に入りたかった。
(きっと自宅に居ても、
奥さんには伝わっていたんだと思う)
水戸インターから日立南インターまで高速で走る、
そこから一般道で向かった。
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4月20日。
朝。
計量が終わったら食べるつもりで、
バナナとスティックタイプのはつみつを用意した。
そして、
朝の体重を計って、
規定より落ちている分の「重さ」相当の、
ご飯を『計量はかり』で正確に測って、
食べた。
その食べた分が、
確実に試合のエネルギーとして、
役に立つと信じて。
4月20日、朝の朝食。
ご . . . 本文を読む
4月19日。
夜。
応援に来てくれる人からメールが届いた。
気にかけてくれる人がいる、
その存在だけでも踏ん張れる気がした。
一通、
一通のメールを見る。
いや踏ん張らなきゃ。
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只今です。
今夜はお腹いっぱいになるまで
食べてきました。
今夜は、
ジムで祝勝会をやって頂きました。
僕と、
同じく出場した前島さん、
プロデビューした戸叶さんは風邪で欠席。
祝勝会は、
ジムが終わってから。
その時間からと言うことで、
こじんまりと、
内輪だけの人達だけで行ないました。
でも、
それはそれで試合のサポートをしてくれた人達、
身 . . . 本文を読む
4月19日。夜。
試合の準備をする。
絶対忘れてはいけない物は何度も確認。
おなじみのトランクス、
いつものリングシューズ。
バンテージ。
マウスピース。
靴下。
タオル。
着替え。
そして、
入場用のCD。
そして、
ベルト。。。。。。。。。。
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4月15日。
仕事中に奥さんにメール送った。
家の中では、
ボクシングの話や、
【おやじファイト】の話はしないから、
唐突にメールしてみた。
『今度の相手も元プロなんだわ。どうする?』
そして返事が来た。
『また奇跡がおこるように応援するよ!!フレー、フレー厚志』
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3月くらいの話。
長女が、
応援に来てくれることが決まってから、
一度話したことがある。
「お父さん負けちゃったらどうする?」
「いいんじゃん?そんなことは関係ないよ」
最初から、
言い訳ばかり考えていた僕は、
そんなことを考えている時点で、
カッコ悪いなって気付いた。
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