CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

20-217「スリー・フロム・ヘル」(アメリカ)

2020年12月31日 11時47分02秒 | アメリカ映画
リスの前にはスリップ跡
 殺戮大好き一家のキャプテン・スポールディング、オーティス、ベイビーの3人は警官隊の銃撃から生き残り、刑務所に入れられてしまう。
 死刑を逃れたオーティスとベイビーは、オーティスの腹違いの兄弟フォクシーの協力で脱獄。メキシコを目指し、血まみれの逃避行の旅を繰り広げる。(「KINENOTE」より)


 ポスター・ビジュアルを見て、何となく似ているなと思っていたら、「マーダー・ライド・ショー」「デビルズ・リジェクト マーダー・ライド・ショー2」に続く、14年ぶりの続編、第3弾ということであった。

 前作では、殺戮を繰り返していたキャプテン・スポールディング、オーティス、ベイビーの3人は、最後には警官隊からの銃撃で弾丸の雨あられを受けて終わる。

 しかし、これで3人は死んではいなかったということから本作は始まる。

 それぞれ20発以上銃弾を受けながら一命を取り留めた3人は収監される。

 キャプテン・スポールディングは死刑を実行されるが、オーティスは腹違いの兄弟、フォクシーの手を借りて脱獄、更にベイビーを刑務所から出すために凶行に及んでいく。

 オーティスと一緒に収監されていた中に、ダニー・トレホ演じる男がいたのだが、意外とアッサリと退場。
 しかし、それが終盤の話の展開へと繋がっていく。

 脱獄したオーティスとベイビー、そしてフォクシーの3人は欲望のままに殺戮を行っていく。

 まず手にかけようとするのが、刑務所長とその家族。

 血飛沫満載の凄惨シーンが繰り返される。

 そして逃亡を図る3人がたどり着いたのが、メキシコの寂れた町。

 しかし、そこで彼らを狙う者たちが現れ、決死の戦い、殺戮が展開される。

 果たして、オーティスたちは殺られてしまうのか、あるいは返り討ちとするのか。

 残酷な殺戮シーンが繰り広げられるが、息つかせぬ展開の話であったな。

 ベイビーはナイフも使い、更に弓矢も使うなど、多種多彩な殺戮を見せる。

 1作目を観た時、その美しさに惹かれたベイビー演じるシェリ・ムーン・ゾンビ。

 こんなことを言ってはなんだが、さすがに14年経つと、それなりに齢を重ねた感じであったな。

/5

監督:ロブ・ゾンビ
出演:シェリ・ムーン・ゾンビ、ビル・モーズリー、リチャード・ブレイク
   シド・ヘイグ、ダニー・トレホ、ディー・ウォーレス
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 20-216「ザ・ヴィジル 夜伽... | トップ | 20-218「望み」(日本) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

アメリカ映画」カテゴリの最新記事