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CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

18-009「シークレット・デイ」(アメリカ)

2018年01月09日 00時31分07秒 | アメリカ映画
誰も私を傷つけさせない
 幼馴染のロニーとアリス。ある日、アリスの母はアリスにロニーを誘って友達の誕生日会に行くよう無理強いする。そこで揉め事を起こした二人はパーティを追い出される。
 帰り道、玄関先に置かれたゆりかごの中に赤ちゃんを見つけ、二人は誘拐し殺してしまう。
 出所した二人だったが、ある日また誘拐事件が起こる。(「作品資料」より)


 少女の頃、赤ん坊を連れ去り、殺した罪で服役していたロニーとアリス。

 出所してしばらくすると、また誘拐事件が発生し、当時赤ん坊の遺体を発見し、ロニーとアリスを検挙した刑事、ナンシーが再び捜査にあたる。

 ナンシーはロニーとアリスが出所していることを知り、念のため話を訊こうとするが、その過程でかつての事件の裏にあった真相を聞くことになる。


 現在の誘拐事件の捜査を描くと共に、10年前に起こった誘拐殺人の真実を明かしていく展開の作品。

 前科があるということで、捜査対象にされるというのは、何とも腹立たしいところであるが、それが現実というものだろう。

 捜査が進んでいく中、容疑者が二人に絞られていき、果たしてロニーとアリス、どちらかが犯人なのか、気になってくるところ。

 そして、事件が起こった驚きの真実が明らかにされる。

 更に10年前、何故二人が逮捕、収監されることになったのかも明らかにされる。

 
 母親の気持ちが、娘たちに大きな影響を与えるという話かな。

 現在の事件の真相、そしてその審理の結果も驚きであったが、ラストには、かつての誘拐殺人の発端も違ったのではないかと思わせるものを見せる。

 事件の捜査としては、それ程緊迫感のある展開ではなかったが、何とも歪な愛情が見え隠れする真相が興味深い作品だった。

/5

監督:エイミー・バーグ
出演:ダイアン・レイン、ダコタ・ファニング、エリザベス・バンクス
    ダニエル・マクドナルド、ネイト・パーカー、コモン
於:ヒューマントラストシネマ渋谷


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