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CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

25-140「ベテラン 凶悪犯罪捜査班」(韓国)

2025年04月26日 00時16分04秒 | 韓国映画

いい殺人も悪い殺人もあるか

 法では裁かれない悪人を標的にした連続殺人事件が発生。不条理な司法制度に不満を抱えていた世論は、犯人のことを善と悪を裁く伝説の生き物「ヘチ」と呼び、正義のヒーローとしてもてはやすようになる。

 熱血ベテラン刑事ソ・ドチョルと凶悪犯罪捜査班、さらにドチョルに心酔する新人刑事パク・ソヌも捜査に加わり、事件は解決に近づくかに見えた。

 しかし犯人は刑事たちをあざ笑うかのように、次の標的を名指しする予告をインターネット上に公開する。(「作品資料」より)

 

 2015年製作の「ベテラン」の第2弾となるクライム・アクション。

 殺人を犯しながら、心身毛弱などによって軽い刑にしか処せられなかった者たちが殺される事件が発生。

 ベテラン刑事のソ・ドチョルら凶悪犯罪捜査班の面々が捜査にあたるが、世間は犯人を〝ヘチ〟と呼び、称賛する声が上がっている。

 そんな中、やはり人を殺しながら、3年で出所する男がターゲットになる可能性があるとしてドチョルらが護衛にあたることになる。

 出所した男に対し混乱が起きる中、警官のソヌがドチョルの危機を救い、ソヌもメンバーとして捜査にあたることになる。

 ソヌの制圧の仕方やその後の雰囲気からして、怪しい感じはするが、明らかにヘチだとは断言できない。

 配信をしている男がヘチと接触するということでドチョルやソヌたちも現場に向かうが、ヘチだという男を捕らえようとした時のソヌの行動は更に怪しかったな。

 ネットなどで称賛されるヘチであるが、それに乗っかり殺しを依頼する者や誤情報によって命を狙われたりする者もいて、大衆心理の恐ろしさを感じる話でもある。

 犯人は明らかな中で展開する話。

 クライマックス、ドチョルの家族まで危機に陥る中、ドチョルたちはどのように犯人を捕えるのか。

 激しいアクションを交えての展開で面白い作品だったが、犯人の動機が今ひとつスッキリするものではなかったかな。

 エンドロール後には更なる続編を匂わせる映像もあり。

/5

監督:リュ・スンワン

出演:ファン・ジョンミン、チョン・ヘイン、アン・ボヒョン、オ・ダルス、チャン・ユンジュ、オ・デファン、キム・シフ、シン・スンファン

於:グランドシネマサンシャイン池袋

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