goo blog サービス終了のお知らせ 

CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

20-229「モンスター・ハント 王の末裔」(中国・香港)

2020年12月31日 23時19分14秒 | 中国映画
家族が離れ離れになるのは辛いこと
 妖怪ハンターのテンイン(天蔭)とショウラン(小嵐)は、かつて息子として育てながらも手放した妖怪の王子フーバのことを気にかけていた。当のフーバは、ひょんな成り行きからペテン師のシコク(四谷)と一緒にいた。
 そんな中、再びフーバを捜し始めたテンインとショウランだったが。(「allcinema」より)


 VFXを駆使し、妖怪たちを描き、人間界における事件の顛末を描いたファンタジー・アドベンチャー。

 原題が「捉妖記2」とあるので続編なのかなと思ったが、妖怪の造形もどこか見たことあるものだったな。

 謳い文句にはなかったが、2015年に製作、日本でも特集上映で公開された「モンスター・ハント」の続編となるのだな。

 妖界で過ごしていたフーバが、別の妖怪に捕らわれそうになり、人間界へと逃げ込む。

 時を同じくして、妖怪ハンターのテンインとショウランは、息子として育てながらも手放したフーバのことを気にかけている。

 人間界に逃げ込んだフーバは、ひょんなことからペテン師のシコクと行動を共にする。

 そんな中、妖界でも人間界でも、世界を変える可能性があると言われるフーバを捕らえようとする者たちが現れ、やがてシコク、そしてテンインとショウランもその争いに巻き込まれていく。


 妖怪の造形のみならず、妖怪ハンターたちが繰り出す技などもVFXを駆使して描き出される。

 妖怪ハンターの聖地とも言える天師堂で仕えているハンターは、強さもあるが、どこか腹に一物抱えている感じ。

 しかし、妖怪や妖怪ハンター登場も、それ程おどろおどろしく描いているわけではなく、戦いのシーンも含めて、ちょっとコミカルというか可愛らしく描いている。

 フーバの争奪戦は、家族が一緒にいるための動きにもなっている。

 果たして、テンインとショウランはフーバを取り戻し、再び一緒に暮らすことが出来るのか。
 そして、シコクとフーバの関係はどうなるのか。

 シコクを演じたのは「インファナル・アフェア」シリーズや「レイダース 欧州攻略」等のトニー・レオン。

 前作では出演していなかったが、続編を作るにあたり、もう少しインパクトが欲しかったのかな。

 妖怪モノではあったが、笑えて楽しいファンタジーであったな。

/5

監督:ラマン・ホイ
出演:トニー・レオン、バイ・バイホー、ジン・ボーラン、クリス・リー、トニー・ヤン
   ダー・ポン、サンドラ・ン、エリック・ツァン、ホアン・レイ、リウ・イエン
於:新宿シネマカリテ


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。