CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-245「狎鴎亭(アックジョン)スターダム」(韓国)

2023年09月27日 00時40分17秒 | 韓国映画
鼻を直したのか
 ソウル江南地区の狎鴎亭(アックジョン)で生まれ育ち、何を本職としているのか誰も知らないのに街の住人たちから慕われている“狎鴎亭の主”テグク。
 ある日彼は、弟分の実業家テチョンが手を組もうとしている天才美容整形外科医ジウが、かつての同級生の弟であることを知る。ジウは何者かに騙されて医師免許を剥奪され、借金まで抱えていた。
 ジウの技術と容姿を生かした美容整形ビジネスを思いついたテグクは、テチョンを出し抜いてジウを口説き落とし、画期的な手術システムと宣伝方法で成功を収めるが。(「作品資料」より)


 「犯罪都市」シリーズ等のマ・ドンソク主演のコメディ・ドラマ。

 マ・ドンソクが演じるのは、何をやっているのかよく判らないが、人々に信頼されている、狎鴎亭という街の主のような男、テグク。

 ヤクザではないようだが、弟分のテチョンがそっち系っぽかったな。

 そんなテグクは、同級生の弟、ジウと再会。

 ジウは陥れられ、全てを失ったものの天才的な腕前を持つ整形外科医。

 テグクは、そんなジウを前面に押し出し、整形外科ビジネスを始める。

 テグクはあの手この手、色々な伝手を使いながら、ジウはスター医師となり、経営する整形外科医院も大成功する。

 しかし、そんな二人の足を引っ張ろうとする者が現れたり、テグクとジウの間に少なからぬ感情のズレが生じたりする。

 ビジネスを手掛け、成功するものの、何かしらの問題が生じ、ピンチに陥っていくという、オーソドックスな話ではある。

 テグクとジウは、ビジネス・パートナーではあるが、果たして二人の間にある感情はどういう種類のものなのか。

 信頼し合っていると思っていても、金が絡むと疑いの気持ちは払拭できないものなんだな。

 必ずしも清廉潔白にビジネスしていたような感じではなかったので、クライマックスはしょうがない展開となる。

 整形外科ビジネスで一攫千金を得ようとするテグクと、整形外科医として名声を得ようとするジウの奮闘を描いた話。

 話の行き着く先がどこになるのか、気になる作品だった。

/5

監督:イム・ジンスン
出演:マ・ドンソク、チョン・ギョンホ、オ・ナラ、オ・ヨンソ、チェ・ビョンモ
於:シネマート新宿

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