CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-259「女囚霊」(日本)

2023年10月11日 00時12分44秒 | 日本映画
あなたを救ってあげる 
 元議員秘書の美山は、信頼していた議員に代わって殺人の罪を被り、刑務所に入れられた。いつかその議員が、自分の無罪を証明して刑務所から出してくれる日を待っていた。
 そんなある日、4人部屋の雑居房でともに過ごす町田が、かんしゃくを起こして懲罰房に入れられてしまう。刑務所内には、懲罰で独房に入れられた者は謎の急死を遂げて二度と戻ってこられないという噂があったが、町田は無事に戻ってくる。
 しかし、その噂には続きがあり、謎の死を遂げずに戻ってきた場合こそが問題だという。(「作品資料」より)


 伝説的と言われるらしいコミックを実写映画化したサスペンス・ホラー。

 女性刑務所に伝わる恐怖とそれに巻き込まれた者たちの恐怖を描いている。

 ある懲罰房に入れられると謎の急死を遂げるという噂がある。

 そんな懲罰房に町田が入れられる。

 確かに何かを見て、恐怖に慄く姿が描かれ、襲われたようだったが、町田は命を落とさずに四人部屋の雑居房に戻ってくる。

 しかし、町田の様子はおかしく、同じ房の美山や金子に〝あなたを救ってあげる〟と言い放つ。

 そして彼女たちに迫ってくる。

 そんな中、議員の身代わりで刑務所に入っていた美山は、霊ではなく洗脳の可能性について語る。

 そうなると、すぐに怪しい人物が浮かび上がり、正しくその人物が洗脳あるいは催眠術のようなものを使っていたと判る。

 しかし、次々と犠牲者が出る中で、美山も懲罰房に入れられる。

 そこからは、再びホラー要素が濃くなっていき、思わぬ真実が明らかになっていく。

 恐怖感は弱めだったが、事件の顛末は気になるところ。

 しかし、美山がその人物の悪事を暴く展開、あるいは身代りになった議員への復讐でもあるかと思ったが、そうではなかったな。

 正にホラーらしいクライマックスであり、エンディングであった。

 議員への復讐はあるかもな。

/5

監督:成瀬聖人
出演:夏子、和田光沙、円井わん、松永有紗、円城寺あや、鈴川紗由、田口由紀子、辻凪子、花乃まみ、四家千晴、蒼乃茜、川連廣明
於:新宿バルト9

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