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CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-160「君は放課後インソムニア」(日本)

2023年07月03日 00時05分48秒 | 日本映画
ときめきでシャッターを押す
 石川県七尾市。不眠症に悩む高校1年生の中見丸太(なかみ・がんた)は、校内の使用されていない天文台でクラスメイトの曲伊咲(まがり・いさき)と遭遇し、彼女も自分と同じ悩みを抱えていることを知る。これまでほとんど話したことのない2人だったが、不眠症という秘密を共有することで絆が芽生えはじめる。
 そんなある日、2人が仮眠場所として天文台を勝手に使っていたことがバレてしまい、天文台は立ち入り禁止になってしまう。
 伊咲の寂しそうな表情を見た丸太は、休部となっていた天文部を復活させることを決意する。(「作品資料」より)


 不眠症で悩んでいた中見丸太と曲伊咲。

 そんな二人が、今は廃部となっている天文部の天文台で遭遇し、お互い同じ悩みを抱えていることを知る。

 二人は天文台で過ごすようになるが、それがバレてしまい、これからも天文台で過ごせるよう天文部を復活させるべく二人は行動を開始する。

 悩みを抱えていた二人が同じ目的を持ち、前に進んでいく様を描いた青春ラブ・ストーリー。

 こちらも原作はコミックで、その実写化作品となるのだが、コミックは知らず、読んだこともなし。

 実は、二人が夜眠れなくなっているのには理由があり、丸太は精神的なもので、伊咲は体調に関わるもののよう。

 天文部を復活させるため、観望会を開こうとしたり、写真展に応募しようとする丸太と伊咲。

 伊咲は丸太に惹かれているようで、これまで友人にも明かしたことのない秘密を丸太に告げたりする。

 恐らく丸太も伊咲に惹かれているのだろうと思うが、その気持ちは終盤までハッキリしない。

 そんな中、展望会は雨のため中止になり、天文部存続のために写真展で入賞することを目指す丸太と伊咲は、伊咲の姉を保護者として真脇遺跡で写真を撮ることを目指す。

 そこで、伊咲の体調が悪化し、会うこともままなくなる二人。

 出逢ったことにより、それぞれが前に進んでいくことが出来るようになる。

 設定が設定だけに、お涙頂戴となるのかと思ったが、そういうわけでもなく、前向きな丸太と伊咲の姿にホロリとさせられるところもあり。

 石川県七尾市が舞台で、その風景も堪能できる作品である。

/5

監督:池田千尋
出演:森七菜、奥平大兼、桜井ユキ、萩原みのり、工藤遥、田畑智子、斉藤陽一郎、上村海成、安斉星来、永瀬莉子、川﨑帆々花、でんでん、MEGUMI、萩原聖人
於:TOHOシネマズ池袋


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