
すべてか無か、諦めるわけにはいかない
ある冬の日、フランス南西部のある小さな村に怪我をした男が逃げ込んでくる。一軒の家に身を隠す彼は、組織を抜け出してきた殺し屋だった。
しかし彼のもとに最強最悪の殺し屋が差し向けられ、村は戦場と化す。(「KINENOTE」より)
フランスの片田舎で取引をしようとしていたコロンビア人たち。
しかし、約束の場所へやって来ると、いきなり何者かに襲われ、殺されてしまう。
そして殺した男は逃げようとするが、負傷していたため、近くの農家に侵入し、住民を人質にして立てこもる。
コロンビア人たちは取引を台無しにされ、その事情を調べ、犯人を見つけ出すため、非情なアジア人の殺し屋を送り込んでくる。
アジア人の殺し屋は独自の調査を行い、事情を知っていそうな者たちに非情な尋問を行いながら、徐々に犯人、そして彼が立てこもる農家へと近づいていく。
このアジア人の殺し屋がかなり非情。
残酷な拷問、痛みを与えながら、必要な情報を得ようとする。
ナイフで肉片を切り取っていくのだが、もちろん生きたままで。
さすがに残酷なシーンであったが、相手が女性でも容赦なしというところが、殺し屋としての現実感があったな。
コロンビア人を殺した男は、農家に立てこもるが、必ずしも非情という感じではなく、その家族を思いやるところもある。
判らないのは、この男の素性、バックボーンにほとんど言及されなかったこと。
コロンビア人を殺した理由も結局ハッキリしなかったような。
全てが「しかたないんだ」の一言で片付けられている。
そんな男に徐々に近づいていく非情なアジア人の殺し屋。
更に、その農家に対しては、何人かの住民が嫌がらせをしており、ある理由からその住民たちが農家に怒りを募らせる。
クライマックスは、殺し屋たち、怒りを募らせた住民、そしてもちろん事件を捜査する警官たちも絡んでの対決。
ただ、そのシーンは以外にあっさりだったな。
スッキリとしない部分もあったが、アジア人の殺し屋の残酷さが際立ち、その殺し屋が迫ってくる様は緊張感があり、どのような展開となるのか興味深い作品だった。



/5
監督:エリック・ヴァレット
出演:トメル・シスレー、テレンス・イン、パスカル・グレゴリー
於:ヒューマントラストシネマ渋谷
ある冬の日、フランス南西部のある小さな村に怪我をした男が逃げ込んでくる。一軒の家に身を隠す彼は、組織を抜け出してきた殺し屋だった。
しかし彼のもとに最強最悪の殺し屋が差し向けられ、村は戦場と化す。(「KINENOTE」より)
フランスの片田舎で取引をしようとしていたコロンビア人たち。
しかし、約束の場所へやって来ると、いきなり何者かに襲われ、殺されてしまう。
そして殺した男は逃げようとするが、負傷していたため、近くの農家に侵入し、住民を人質にして立てこもる。
コロンビア人たちは取引を台無しにされ、その事情を調べ、犯人を見つけ出すため、非情なアジア人の殺し屋を送り込んでくる。
アジア人の殺し屋は独自の調査を行い、事情を知っていそうな者たちに非情な尋問を行いながら、徐々に犯人、そして彼が立てこもる農家へと近づいていく。
このアジア人の殺し屋がかなり非情。
残酷な拷問、痛みを与えながら、必要な情報を得ようとする。
ナイフで肉片を切り取っていくのだが、もちろん生きたままで。
さすがに残酷なシーンであったが、相手が女性でも容赦なしというところが、殺し屋としての現実感があったな。
コロンビア人を殺した男は、農家に立てこもるが、必ずしも非情という感じではなく、その家族を思いやるところもある。
判らないのは、この男の素性、バックボーンにほとんど言及されなかったこと。
コロンビア人を殺した理由も結局ハッキリしなかったような。
全てが「しかたないんだ」の一言で片付けられている。
そんな男に徐々に近づいていく非情なアジア人の殺し屋。
更に、その農家に対しては、何人かの住民が嫌がらせをしており、ある理由からその住民たちが農家に怒りを募らせる。
クライマックスは、殺し屋たち、怒りを募らせた住民、そしてもちろん事件を捜査する警官たちも絡んでの対決。
ただ、そのシーンは以外にあっさりだったな。
スッキリとしない部分もあったが、アジア人の殺し屋の残酷さが際立ち、その殺し屋が迫ってくる様は緊張感があり、どのような展開となるのか興味深い作品だった。




監督:エリック・ヴァレット
出演:トメル・シスレー、テレンス・イン、パスカル・グレゴリー
於:ヒューマントラストシネマ渋谷
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