
勇猛と無謀は違う
天下の大将軍を志す戦災孤児の少年・信(しん)は、弟のクーデターにより玉座を追われた若き王・えい政(えいせい)と運命的な出会いを果たし、河了貂(かりょうてん)や山の王・楊端和(ようたんわ)と協力しながら、えい政の玉座奪還に成功する。
半年後、隣国・魏が秦への侵攻を開始。秦は国王えい政の号令の下、蛇甘(だかん)平原に軍を起こす。歩兵として戦場へ赴いた信は、同郷の尾兄弟や頼りない伍長・澤圭(たくけい)、子どものような風貌に哀しい目をたたえた謎の人物・羌かい(きょうかい)と共に、最弱の伍(五人組)を組むことに。
戦略上有利とされる丘を魏軍に占拠され劣勢を強いられる中、信が配属された隊を指揮する縛虎申(ばくこしん)は、無謀とも思える突撃命令を下す。(「作品資料」より)
大ヒットコミックを実写映画化した「キングダム」の第2弾。
原作のコミックは最初の方を読んだが、ギブアップ。
亡き親友の夢でもある天下の大将軍を目指す戦災孤児の信は、偶然中華統一を目指す若き王、えい政と出会い、彼の下で天下の大将軍を目指すことになる。
王宮を奪還したえい政たちであったが、隣国、魏が秦に侵攻し、信は初めての戦場を体験することになる。
信のデビュー戦。
ただの一歩兵として扱われ、伍長の澤圭の下で伍の一員として戦う信であるが、千人将、縛虎申の無謀な突撃命令で窮地に立たされる。
ストーリーは、この魏との戦いの顛末が描かれており、様々な苦境に立たされながら、信たちが魏に迫っていく。
幾つか戦いのクライマックスがあり、そんな中で信たちがどう戦い、生き延びるのか。
その中で、伍の仲間となった羌瘣のバックボーンが語られる。
どう見ても、最初は劣勢である信たちが、知恵を巡らし、跳ね返し、徐々に魏の将軍に迫っていく展開は、緊迫感と高揚感があり、惹き込まれる。
信が徐々に戦の才を出していく様も興味深い。
ラストは、どういう決着になるのだろうと興味津々となる。
信が戦場で決死の戦いを行っている中、えい政と河了貂はずっと王宮にいて、戦局を逐一聞いているだけ。
更に最後の最後の魏の将軍との対決、結末はこの人が決めるんだ、という展開。
ちょっと拍子抜けしたが、エンドロール後に第3弾の予告があったことで、物語はそちらに続くんだなということで納得。
ある意味、繋ぎでもある本作であるが、全編緊迫感もあり、惹き込まれる一本であった。




/5
監督:佐藤信介
出演:山﨑賢人、吉沢亮、橋本環奈、清野菜名、満島真之介、岡山天音、三浦貴大、濱津隆之、真壁刀義、山本千尋
豊川悦司、高嶋政宏、要潤、加藤雅也、高橋努、渋川清彦、平山祐介、玉木宏、小澤征悦、佐藤浩市、大沢たかお
於:TOHOシネマズ池袋
天下の大将軍を志す戦災孤児の少年・信(しん)は、弟のクーデターにより玉座を追われた若き王・えい政(えいせい)と運命的な出会いを果たし、河了貂(かりょうてん)や山の王・楊端和(ようたんわ)と協力しながら、えい政の玉座奪還に成功する。
半年後、隣国・魏が秦への侵攻を開始。秦は国王えい政の号令の下、蛇甘(だかん)平原に軍を起こす。歩兵として戦場へ赴いた信は、同郷の尾兄弟や頼りない伍長・澤圭(たくけい)、子どものような風貌に哀しい目をたたえた謎の人物・羌かい(きょうかい)と共に、最弱の伍(五人組)を組むことに。
戦略上有利とされる丘を魏軍に占拠され劣勢を強いられる中、信が配属された隊を指揮する縛虎申(ばくこしん)は、無謀とも思える突撃命令を下す。(「作品資料」より)
大ヒットコミックを実写映画化した「キングダム」の第2弾。
原作のコミックは最初の方を読んだが、ギブアップ。
亡き親友の夢でもある天下の大将軍を目指す戦災孤児の信は、偶然中華統一を目指す若き王、えい政と出会い、彼の下で天下の大将軍を目指すことになる。
王宮を奪還したえい政たちであったが、隣国、魏が秦に侵攻し、信は初めての戦場を体験することになる。
信のデビュー戦。
ただの一歩兵として扱われ、伍長の澤圭の下で伍の一員として戦う信であるが、千人将、縛虎申の無謀な突撃命令で窮地に立たされる。
ストーリーは、この魏との戦いの顛末が描かれており、様々な苦境に立たされながら、信たちが魏に迫っていく。
幾つか戦いのクライマックスがあり、そんな中で信たちがどう戦い、生き延びるのか。
その中で、伍の仲間となった羌瘣のバックボーンが語られる。
どう見ても、最初は劣勢である信たちが、知恵を巡らし、跳ね返し、徐々に魏の将軍に迫っていく展開は、緊迫感と高揚感があり、惹き込まれる。
信が徐々に戦の才を出していく様も興味深い。
ラストは、どういう決着になるのだろうと興味津々となる。
信が戦場で決死の戦いを行っている中、えい政と河了貂はずっと王宮にいて、戦局を逐一聞いているだけ。
更に最後の最後の魏の将軍との対決、結末はこの人が決めるんだ、という展開。
ちょっと拍子抜けしたが、エンドロール後に第3弾の予告があったことで、物語はそちらに続くんだなということで納得。
ある意味、繋ぎでもある本作であるが、全編緊迫感もあり、惹き込まれる一本であった。





監督:佐藤信介
出演:山﨑賢人、吉沢亮、橋本環奈、清野菜名、満島真之介、岡山天音、三浦貴大、濱津隆之、真壁刀義、山本千尋
豊川悦司、高嶋政宏、要潤、加藤雅也、高橋努、渋川清彦、平山祐介、玉木宏、小澤征悦、佐藤浩市、大沢たかお
於:TOHOシネマズ池袋
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