CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

21-110「コンティニュー」(アメリカ)

2021年10月24日 22時32分29秒 | アメリカ映画
敷金は戻らねえな
 元デルタフォース特殊部隊員のロイは、毎朝、目覚めた瞬間に謎の殺し屋に襲われ、殺される日を繰り返していた。
 銃で撃たれ、爆弾で吹き飛ばされ、刃物で刺され、何度殺されても生き返るロイは、生と死のループを繰り返し、同じ1日を無限に生きていた。死のループから抜け出すために何度もトライ&エラーを重ねる中、科学者である元妻からタイムループの鍵を握る極秘計画の手掛かりをつかむ。
 真実を暴き、追われる身となった元妻を救うため、自ら殺し屋集団のもとに出向いたロイは、計画の責任者である軍属科学者ヴェンター大佐の居場所を突き止めていく。(「作品資料」より)


 朝、目覚めた瞬間から命を狙われる元デルタフォース特殊部隊員のロイ。
 何とかそれを交わし、狙ってきた者を退けるが、その後も次々と彼の命を狙うものが現れ、ついにロイは命を落とす。

 しかし、すぐに目覚めるとまた同じ朝に戻っており、同じ人物から同じように命を狙われる。

 こうして命を落とせば、また同じ朝に戻り、また命を狙われることになる。

 そんなロイの奮闘の描いたSFアクション。

 死んだら、また最初からやり直し。

 何となくゲームのような感覚で展開するストーリー。

 何度も繰り返していくうちに、その動きが判って、相手を見なくても攻撃をかわせ、相手を倒すことが出来るのは、正にゲームだな。

 ロイがそのような状況に陥ったのは、元妻でクライヴ・ヴェンター大佐の元で働いているジェマが行っている研究が影響している模様。

 ジェマは何かをロイに託したようであるが、そのジェマはヴェンター大佐に殺されたようで、ロイは同じ日を繰り返すことによって、ジェマの命を救おうと考える。

 果たして、ロイはジェマを救い出すことが出来るのか。
 そして、このタイムループから脱出することが出来るのか。

 殺戮が描かれる話であるが、ロイの状況から、ちょっと笑いを誘引するところも多かった。

 徐々に生き延びる時間が長くなっていくロイは、その都度打開策を見つけるようになっていく。

 主人公は殺されても、またすぐに生き返るというような話なので、結構安心して観られる部分もあったな。

 正直、ジェマの研究していたもの、それによってロイの身に起こったことの理由などは判り辛い部分もあったが、展開としては面白い作品であったな。

/5

監督:ジョー・カーナハン
出演:フランク・グリロ、メル・ギブソン、ナオミ・ワッツ
   アナベル・ウォーリス、ケン・チョン、ウィル・サッソー
   セリーナ・ロー、メドウ・ウィリアムズ、ミシェル・ヨー
於:新宿バルト9

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