CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-085「シークレット・キングダム ピーターの奇妙な冒険」(オーストラリア)

2024年03月16日 10時24分52秒 | オーストラリア映画

怖い時に勇気を出せるのは特別なこと

 かつて統合されていた地上と地下はある出来事によって分断され、地下は邪悪な生物シュラウドに支配されるようになった。

 平和を取り戻すため王に選ばれた地上の少年ピーターは、センザンコウと呼ばれる地下住民のグループとともに冒険の旅に出るが、予想外の出来事が次々と巻き起こり。(「作品資料」より)

 

 両親、妹と共に父の生家にやって来たピーター。

 外に出ることに怯え、地面や壁のひび割れに恐怖を覚える。

 そんなピーターは妹のヴェリティと共に突然地下に落ち、地下王国で冒険を繰り広げることになる。

 地下世界には邪悪な怪物シュラウドがおり、王国を支配しようとしていた。

 ピーターはセンザンコウという住民から伝説の王だと言われ、シュラウドを倒すためのパズルピースを見つける冒険に出るはめになる。

 恐怖に怯えているピーターが冒険を通じて成長、というか自分を取り戻していく話である。

 5つのピースを探して、ピーターはヴェリティ、センザンコウのブリング、途中で加わるドラゴンやカメたちと共に謎を解きながら進んでいく。

 登場するキャラや世界観はファンタジックで興味深いものだった。

 しかし、完全に子供向けの作品という感じだったな。

 謎を解く展開はサクサクしていて、途中敵軍に遭遇したりするが、順調な展開だったかな。

 しかし、ヴェリティの身に危険が及び、やがてシュラウド、そしてヴェリティに関する思わぬ真実が明らかになる。

 世界観やキャラ、ピーターの冒険の顛末が興味深いファンタジーであった。

 地下に落ちる前にヴェリティと共に訪れた店の店主がいかにも怪しい感じがしたが、結局言及されることはなかったな。

/5

監督:マット・ドラモンド

出演:サム・エヴァリンガム、アリラ・ブラウン、アリス・パーキンソン、ベス・チャンピオン、クリストファー・ガバルディ、ローランド・ホームズ、ダリウス・ウィリアムズ

於:ヒューマントラストシネマ渋谷


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