22-176「ミニオンズ フィーバー」（アメリカ）

お前は月を盗め
　1970年代、ミニオンたちはミニボスとして崇拝する11歳の少年グルーのもとで日々悪事を働いていたが、ある日、グルーが何者かにさらわれてしまう。ミニオンのケビン、スチュアート、ボブは、グルーを救出するため奔走し、その過程でカンフーの達人マスター・チャウと出会う。
　ケビンたちはマスター・チャウに弟子入りを志願するが、その先にはさらなる険しい道が続いていた。（「作品資料」より）


　すっかり人気キャラクターとなったミニオンたちの活躍を描いた「ミニオンズ」に続く第２弾。

　「怪盗グルーの月泥棒」で初めて登場したミニオンたちであるが、そこではミニオンたちはグルーがバナナから作り出したとなっていたと思うが、いつしかそれは忘れられたことになっているな。

　１９７０年代、１１歳のグルーに仕えているミニオンたち。

　グルーが憧れる悪党たち〝ヴィシャス６〟の仲間になれるかもしれないという中、彼らの持つ魔法の石をグルーが盗んだことから大騒動が起こる。

　グルーが拉致され、ミニオンたちが救出のため向かうのだが、様々なドタバタ騒動が巻き起こる。

　人気キャラ、ミニオンたちの冒険とも言える展開で、グルーを助けるためには何でもする。

　パイロットに扮装して飛行機を飛ばしたり、マスター・チャウの下でカンフーの修行を行ったり。

　これまでミニオンたちのメインは、ケビン、スチュアート、ボブの３人であったが、今回は新たにオットーが加わる。

　もうミニオンたちの行動には笑いしかないというぐらいである。

　拉致されたグルーは、ヴィシャス６を追い出されたナックルズと協力し、彼を追い出したベル・ボトムズたちに立ち向かう。

　もちろんクライマックスでもミニオンたちが大活躍。

　ミニオンたちの面白さと愛らしさが楽しめる一本。
　それで充分であったな。

/５

監督：カイル・バルダ
声の出演：スティーブ・カレル、タラジ・Ｐ・ヘンソン、ミシェル・ヨー、ＲＺＡ、ジャン＝クロード・バン・ダム、ルーシー・ローレス
　　　　　ドルフ・ラングレン、ダニー・トレホ、ラッセル・ブランド、ジュリー・アンドリュース、アラン・アーキン、ピエール・コフィン
於：グランドシネマサンシャイン池袋