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CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

25-135「松島トモ子 サメ遊戯」(日本)

2025年04月21日 00時03分46秒 | 日本映画

今度はオレが食ってやる

 ある日のインタビュー取材で、「ライオンとヒョウに襲われたことが私の人生そのものになってしまった」と語った松島トモ子。取材が終わり街を歩いていると、突然目の前の景色が歪み、気を失ってしまう。

 ほどなくして意識を取り戻すと、見知らぬ不思議な空間に閉じ込められていた。ドアを叩いても、叫んでも誰も来ない。徐々に不安になるトモ子だったが、気が付くと目の前にサイコロがあった。意を決してサイコロを振ると、別の空間に移動し、トモ子自身も若返っていた。

 そこへ突如出現したサメが襲いかかってくる。(「作品資料」より)

 

 バカ映画の巨匠と言われる河崎実監督の「サイボーグ一心太助」に次ぐ作品。

 タイトルどおり、松島トモ子が本人役で登場し、異空間に飛ばされ、若返ったり、子供になりながら襲い来るサメたちと戦うという展開。

 〝サメポリー〟というボードゲームのプロモーション・ムービーをパワーアップした作品らしい。

 松島トモ子と言えば、ライオンとヒョウに襲われ、食われながらも奇跡的に生還したという事件はよく覚えているな。

 確かにそれ以外に松島トモ子の印象がないぐらいであるが。

 冒頭のインタビュー・シーンでもその話をやや自虐的にしている。

 理由は判らず、異空間に飛ばされ、若返るトモ子。

 そしてサメが襲い来る。

 サメは着ぐるみで、二本足で歩いているが。

 サイコロを転がすと別の部屋に飛ぶのだが、サメに襲われると共に様々な変わった人物が現れる。

 それらの人物とトモ子のやり取りにも笑わせられる。

 皆、トモ子と絡むのだが、「怪獣ヤロウ!」のぐんぴぃのシーンだけは、全く別ものだったな。

 ライオン、ヒョウに次いで、サメに食われそうになる松島トモ子の戦いが、緩く描かれ、笑ってしまう作品だった。

 権利の関係や小ネタの紹介、トモ子に絡む面々の言動も面白かった。

/5

監督:河崎実

出演:松島トモ子、戸松遥、岩井ジョニ男、ゆうぞう、岩井志麻子、輪湖チロル、ぐんぴぃ、ジョシュ・バーネット、木下彩音、谷口洋行、福島葵、加藤櫻華、萩原明日香、浦口直樹、映灯十色

於:シネマート新宿



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