CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-257「かぐや様は告らせたい 天才たちの恋愛頭脳戦」(日本)

2019年10月26日 11時29分40秒 | 日本映画
ノー・モア・ストレスにはソーラン節
 そこは、エリートばかりが集う名門私立高校、秀知院学園の生徒会室。
 頭脳明晰な生徒会会長・白銀御行と文武両道で大財閥令嬢の副会長・四宮かぐやは、実は互いに惹かれ合っていた。しかし高すぎるプライドが邪魔をして告白できないまま、いつしか自分から告白したら“負け”という歪んだ思い込みに囚われてしまっていた。
 それでも自らの想いを成就させたい2人は、なんとかして相手に告白させようと考え、不器用ながらも天才ならではの超高度な恋愛頭脳戦を繰り広げていくのだったが。(「allcinema」より)


 人気コミックを実写映画化したラブ・コメディ。

 名門私立高校の生徒会長の白銀御行と副生徒会長の四宮かぐやはお互いを意識した存在。

 しかし、お互い高いプライドが邪魔し、自分からは告白できず、逆に相手に告白させようと策略を巡らす。

 そんな二人の恋の駆け引きとその行方を描いた青春ラブ・コメディであるが、策略を巡らしていたのは前半だけだったような。

 策略を巡らせて行動に出る様子は面白いのだが、何かまどろっこしさを感じる部分もあったかな。

 そんな頭脳戦に巻き込まれてしまう会計の石上や、マイペースでどこ吹く風の書記、藤原千花の存在も少しは利いていたな。

 単純な頭脳戦から、やがてお互い好きなのに告白できないというもどかしくも切ない気持ちが描かれていく。

 そして、大財閥の令嬢であるが故の四宮かぐやの悩みと苦労も描かれる。

 お互い惹かれているのにプライドが邪魔して告白できずにいるうち、徐々にすれ違いを見せ始める御行とかぐや。

 果たして、二人は想いを伝えることが出来るのか。


 随所に笑わせてはくれる展開で楽しむことは出来る作品。

 意外と下ネタに近いもので笑わせるところも多かったな。

 ナレーションと四宮家お抱え医師役の佐藤二朗、そして御行の父親役の高嶋政宏も面白かったが、出番は少な目の抑え目だったな。

 素直に気持ちを伝えられないところから相手に告らせようとするバトルに発展する物語。
 ほとんど痴話喧嘩っぽい雰囲気もあるが、面白い話であった。

/5

監督:河合勇人
出演:平野紫耀、橋本環奈、佐野勇斗、池間夏海、浅川梨奈
   ゆうたろう、堀田真由、高嶋政宏、佐藤二朗
於:TOHOシネマズ新宿

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