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CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-016「シャクラ」(香港・中国)

2024年01月20日 01時16分09秒 | 香港映画

俺は英雄ではない、正道を貫く者だ

 丐幇(かいほう)の幇主・喬峯は人々から慕われる英雄的存在だったが、副幇・馬大元殺しの濡れ衣を着せられてしまう。

 さらに漢民族ではなく契丹人であるという出自まで暴かれて丐幇を追放された喬峯は、自分を陥れた人物を探すとともに、自身の出生の真実を突き止めるべく旅に出る。しかし彼の行く手には、さらなる罠が仕掛けられていた。

 武林最強の技「降龍十八掌」を駆使して刺客たちを次々と倒していく喬峯だったが。(「作品資料」より)

 

 香港の武侠小説を基に製作された武侠アクション。

 ドニー・イェンが主演の他に監督も務めている。

 宋の時代、誰からも慕われていた幇主の喬峯が、副幇殺しの疑いをかけられ、更に漢民族ではなく、契丹人であることも明らかになり、追放される。

 自ら真実を見つけるため動く喬峯であるが、彼が訪れた先で養父母、師匠が殺されており、その殺害の容疑までかけられてしまう。

 誰もが喬峯を殺そうとする中、真実と実父母を知ろうとする喬峯。

 全ての疑いをかけられ、孤高の戦いをする男。

 アクションは、武術やワイヤー、更にCGを駆使したものが繰り広げられるが、これまでの作品以上にスピード感があったように感じる。

 何者かが喬峯を罠にかけたんだろうということは判るが、それらしき人物も明かされはするもののその理由は単純なようで、複雑。

 ただ1人喬峯を信じていた阿朱という女性と恋仲になっていく喬峯であるが、その運命は悲しきもの。

 ラストは当然、喬峯が罠を仕掛けた者を見つけ出し、戦う展開となるのだか、途中で現れた人物についての言及もなく終わりを迎える。

 もしかしたらと思ったが、まだまだ話が続くようで、続編を作る気満々のラストであった。

 正義を貫く男の戦いが描かれ、アクションも見応えある面白い1本だった。

 続編観られるのかな。

/5

監督:ドニー・イェン

出演:ドニー・イェン、チェン・ユーチー、リウ・ヤースー、ウー・ユエ、チョン・シウファイ、グレース・ウォン、ドー・ユーミン、レイ・ロイ、チョイ・シウミン

於:池袋HUMAX CINEMAS



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