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CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

22-236「デュアル」(アメリカ)

2022年10月21日 22時27分58秒 | アメリカ映画
死ぬ時は最高の服装で
 ある日突然、自分が病で余命わずかだと知ったサラは、死期の迫った者が遺族を癒すために自身のクローンを作るプログラム「リプレイスメント(継承者)」の利用を決意する。残された時間をクローンへの引き継ぎに充てるサラは、恋人や母親と親しくなっていくクローンの姿に寂しさを覚える。
 そんな矢先、彼女の病が奇跡的に完治したことが判明。クローンとの共存は法律で禁止されているため、サラは自らのクローンとの決闘裁判に挑むことになる。(「作品資料」より)


 オリジナルの人間とクローンが生き残りを賭けて決闘(デュアル)するサスペンス・アクション。

 同棲中のピーターは長期出張中で、どことなくすれ違い感が否めないサラ。

 更に母親はことあるごとに連絡してきて、サラを苛立たせる。

 そんな中、何の病気かはハッキリさせないままサラは余命宣告を受け、引継ぎのためクローンを作る。

 しかし、サラの病気は完治。

 クローンを持てるのは死期が近い人間だけと決まっており、サラはクローンを廃棄しようとするが、クローンは生きることを主張し、法に訴える。

 こうして、オリジナルのサラとクローンは決闘裁判に挑むこととなる。

 決行は1年後。

 サラはトレントという戦闘訓練の個人トレーナーの元、訓練を重ねていく。

 運動さえ苦手だったサラは戦闘に長けていくようになるが、一方のクローンの様子は描かれない。

 そして、いよいよ決闘が近づいた時、サラの前にクローンが姿を見せる。

 そこから少し、話の方向が変わっていく。

 殺し合うことの無意味さを訴えるクローン。

 果たして、オリジナルのサラとクローンの運命はどうなるのか。

 訓練の時に、トレントがサラに毒殺は時間がかかり過ぎると言ったこと。
 そして、運転が出来ないと言っていたこと。

 そのあたりが、皮肉にも結末に繋がっていく展開であるが、期待していたものと違う展開になったことから、ちょっと物足りなさも残るラストではあったかな。

/5

監督:ライリー・ステアンズ
出演:カレン・ギラン、アーロン・ポール、ビューラ・コアレ、テオ・ジェームズ
於:ヒューマントラストシネマ渋谷


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