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昨シーズン(64試合)3勝2敗、防御率1.73で(リーグ最多の)45セーヴ。この成績を残してFA(フリーエージェント)になりながら、年内に移籍先が決まらなかった、タンパベイ・レイズの守護神(クローザー)ラファエル・ソリアーノ投手(31歳)。
どうしてかな? と思っていたら、代理人(エージェント)は“あの”スコット・ボラス氏らしい。そのボラス氏が(年が明けてから)ニューヨーク・ヤンキースに打診をして、ヤンキースは断るだろう、という観測がなされていたが、一転! 最強のセットアッパーを獲得! (3年総額=約29億円)

ソリアーノと言えば、シアトル・マリナーズが発掘して(2002年)、2003年には40試合に登板して、防御率0.79。右肘の“トミー・ジョン手術”(2004年)を経て、2006年には53試合に登板して、防御率1.08。シアトルのセットアッパーとして抜群の安定感を見せて、将来のクローザーと目されていたのに、2007年に“あっさり”放出(アトランタ・ブレーヴスへ)。
シアトルの“トレード下手”の象徴的な事例だ。交換で獲得したのが、先発(スターター)左腕の“あの”ホラシオ・ラミレス(2007年=防御率7.16)だから、明らかな失敗だった。先発投手が欲しい当時の(目先の)チーム事情を優先して、将来の≪宝≫を失った。
これでヤンキースは懸案だったセットアッパーを獲得して、ブルペンは磐石。昨シーズン(ニューヨーク・メッツで)92試合に登板した中継ぎ左腕のペドロ・フェリシアーノも獲得したし。あとは“信じられないことに”引退するらしい左腕アンディー・ペティットが抜けるスターターの補充だけだろう。これに成功すれば、この“ストーヴ・リーグ”の主役だった「本命」ボストン・レッドソックスに対抗できる。
ヤ軍、レイズから右腕・ソリアーノを獲得 (SANSPO.com)

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