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野球少年は夢を見る…MLB篇

Major League Series 2022

大家、3ヶ月ぶりの勝利!(23日・グレートアメリカンボールパーク)

2006-07-28 21:43:23 | Milwaukee Brewers
 大家友和(ミルウォーキー・ブリュワーズ)の復帰第2戦は、敵地(グレートアメリカン・ボールパーク)でのシンシナティ・レッズ戦。初回1-OUT後、2番アダム・ダンにレフトへヒット性のライナーを飛ばされるが、レフトのカルロス・リーがスライデイングキャッチして、2-OUT。今シーズンでFAになる「主砲」リー。ミルウォーキーでは「見納め」のシーズンになるだろう。
 前回(18日)のバリー・ボンズ(サンフランシスコ・ジャイアンツ)に続いて「超大物」3番ケン・グリフィー.Jrとの対戦では、初球を打たせて、センターフライ。第2打席以降の対決も見もの、だ。

 先制したのは【2回表】ミルウォーキー。1-OUT2,3塁のチャンスを掴んで、9番・大家が空振り三振。日本なら「スクイズ」の場面だが、大家の決して巧くないバント失敗を懸念したのだろう。1番リッキー・ウィークスが歩いて、2番ブラディ・クラークがレフト前に落として、2者が還って「2対0」。

【1回裏】は5分掛からなかった大家。【2回裏】も5分30秒で3者凡退。【3回裏】も5分で3人で終わらせて、3回までパーフェクト。大家のテンポの良いピッチングが続いていたが、【4回裏】先頭のライアン・フリールにサード強襲のヒットを浴びる。2番ダンは空振り三振に打ち取るが、フリールが盗塁して、1-OUT1塁。ここで3番グリフィー.Jrだったが、レフトフライに打ち取って、2-OUT。4番リッチ・オリリアにはセンターに大飛球を飛ばされるが、フェンスの前でセンターがキャッチして、最初のピンチを脱出。

【5回裏】先頭のスコット・ハッティバーグを歩かせ、6番ブランドン・フィリップスはライトへライナー。ライトのコリー・ハートが前進してキャッチ。ライトの「あの」ジェフ・ジェンキンスはこの日はお休み。ジェンキンスなら、どうだったか……? 7番、8番を空振り三振とキャッチャーへのファウルフライに打ち取って、難なく。

【6回裏】も5分で3者凡退に抑えた、大家。このピッチングのリズムの良さが、打線に影響しないハズは、ない。【7回表】2-OUT1,2塁のチャンスを作って、ここまで好投してきたシンシナティの先発(スターター)左腕エリック・ミルトンは降板。2番手のゲーリー・マジェウスキーがマウンドに上がったが、4番「主砲」リーが初球を狙い打って、センター前ヒット! そして大家の投げる試合では「必ず」打つ男=5番プリンス・フィルダーが流し打って、三遊間を抜いて、「4対0」!

 4点のリードをもらった大家。【7回裏】は先頭にグリフィー.Jrを迎えて、「1-2」と追い込むが、勝負球のツーシームをセンター前に弾き返されて、0-OUT1塁。しかし4番オリリアを(計算通り)セカンドゴロ併殺(ダブルプレー)に打ち取って、5番ハッティバーグも空振り三振に仕留めて、7イニングス(2安打)無失点の大家。

【8回裏】先頭のフィリップスに「2-2」に追い込んだが、勝負球のツーシームを打たれ、レフトスタンドに放り込まれ、1失点。惜しくも「完封」はならず……この後、7~9番を簡単に3人で退け、この日の仕事を終えた大家。3ヶ月ぶりの勝利「3勝目」を手にした。シンシナティ・レッズとの相性の良さ(4勝2敗)もあったのだろうが、安定感は抜群だった。次(28日)は、そのシンシナティを「HOME」ミラーパークで迎え討つ。

大家が8回1失点の好投、3カ月ぶりの3勝目 (MAJOR.jp)

大家、復帰戦でBボンスと真っ向勝負!(18日・AT&Tパーク)

2006-07-22 22:14:24 | Milwaukee Brewers
 右肩痛が癒えた大家友和(ミルウォーキー・ブリュワーズ)の2ヵ月半ぶりのメジャーリーグ復帰戦は18日、敵地(AT&Tパーク)でのサンフランシスコ・ジャイアンツ戦。いきなり「あの」バリー・ボンズと対戦するが、初回にミルウォーキーが1点を先制。
 2-OUT2,3塁のチャンスで、大家の投げる試合には「必ず」打つ、5番プリンス・フィルダーが三遊間を抜いて、チームが大家にまず1点をプレゼント。それにしても、大家とプリンスの不思議な繋がり……

 5月1日以来のマウンド、大家。【1回裏】先頭のランディー・ウィンに7球粘られ、8球目の高めに浮いたファストボール(87MPH)を痛打され、ライト前ヒット! 2番オマー・ヴィスケルにも高めに浮いた85MPHを合わせられたが、これがセカンドへのハーフライナーになって、ダブルプレー! 左打者が続く、3番「40歳の」スティーヴ・フィンリーをショートフライに仕留めて、3人で攻撃を終わらせた。

【2回裏】4番ボンズとの対戦から、だったが、初球(87MPH)を打たせて、セカンドフライ。「712号」で止まったままのボンズ、だ。5番レイ・デューラムも左打席。ここで観客席に何故か、古いヤクルト・スワローズのキャップ(帽子)を被ったファン(多分アメリカ人)が座っていた。謎、だ。
 デューラムには「2-2」からの縦スライダーをチェックスウィング、これを微妙な判定で「スウィング」に採ってもらえず、結局歩かせて、1-OUT1塁。いつも不運な大家……6番ペドロ・フェリスにフォアボール(ウォーク)の後の初球(83MPH)を狙われ、レフト前ヒット! 7番マーク・スウィニーは「1-2」に追い込んで、外のチェンジアップを打たせて、緩い当りのセカンドゴロ。この間に3塁ランナーが還って、1点を献上。「1対1」同点に。

【3回裏】1-OUT後、初球にセーフティーバントを試みた、2番ヴィスケルが3球目のスローカーヴ(70MPH)を流し打って、レフト前ヒット! コンタクトヒッターのベテラン(39歳)ヴィスケルに、この配球はどうだろう? 首を傾げざるを得ない。3番フィンリーにも「3-2」と苦しむが、最後はキャッチャーファウルフライに打ち取って、2OUT。ここで4番ボンズ、登場。
 大家は逃げることなく、真っ向勝負! 初球87MPHでインサイドを突いて、2球目アウトサイドにスプリット(フォーク)を落として、「0-2」。3球目(87MPH)もインサイドを突いて、ファウル。4球目5球目にのフォーク(スプリット)を連投したが、今度は振ってくれないボンズ。さすがボンズ、と言うべきか? NOMO(野茂英雄)との対戦経験が生きているか? 6球目の勝負球は高めに浮いて、ライトへ大飛球! ライトのジェフ・ジェンキンスがフェンス際で構えたが、まさかの落球! “落球男”がまたしても! 「1対2」思わぬ形でリードを許す。どこまでも不運な大家……

【4回表】1-OUT後、大家の投げた試合には「必ず」打つ5番プリンスがセンター前ヒットで出塁! 6番ゲーブ・グロスがライト線にダブル(2塁打)を放って、2,3塁。7番ビル・ホールがライトへ流し打って、2者が還って、「3対2」ミルウォーキーが逆転に成功! TOMO大家の復帰マウンドを勝利で飾りたい、一心!

【5回裏】先頭のヴィスケルを「0-2」に追い込んで、3球目のフォークは(とんでもない)ワンバウンド! 投手と捕手間の中間で弾んだ。観客からは拍手喝采。これには表情を崩さない大家も苦笑い。しかし最後は(めげずに)フォークを3球続けて、空振り三振! 大家らしいピッチング。
 3番フィンリーも「1-2」に追い込んで、フォークを打たせて、センターフライ。ここで4番ボンズ。2球続けて、インサイドを突いたが、「ボール」判定され、不服そうな大家。3球目はアウトサイドで「2-1」にして、4球目のインサイド(89MPH)で振り遅れさせて、ファウル。最後はチェンジアップでタイミングを外して、セカンドフライ! その瞬間、バットをポンと放り投げたボンズ。

 復帰戦の大家は予定通りにこのイニング限りで降板。勝利投手の権利を得ていたが、2番手のジェレミー・ゴンザレスが【6回裏】1-OUT1,3塁のピンチを招き、とっておきの代打「素手でバットを握る男」モイセス・アルーにセンターオーヴァーを打たれて、ジ・エンド! 「3対4」逆転されて、試合はこのまま終了。大家の復帰戦を勝利で飾ることが出来なかった、ミルウォーキー。

大家が戦列復帰、5回2失点も白星つかず (MAJOR.jp)

大家、右肩に違和感…(1日・ミラーパーク)

2006-05-10 21:08:54 | Milwaukee Brewers
 良いピッチングと悪いピッチングが交互に巡って来る、大家友和(ミルウォーキー・ブリュワーズ)。6試合目のこの日は「悪い」か? 初回にヒューストン・アストロズの1番クレイグ・ビジオに初球(88MPH)をセンター前にヒットされ、0-OUT1塁。2番ウィリー・タヴェラスも初球にサクリファイス(犠牲)バントして、大家がこれを1塁に悪送球して、2,3塁。やはり……初回から嫌な展開だ。

 3番「主砲」ランス・バーグマンも初球を打って、詰まったショートへのグラウンダー(ゴロ)。3塁ランナーが還って、早くも1点を先制された。コントロールの良い大家だけに「初球を狙え」の指示でも出ているのか? 4番モーガン・エンズバーグも初球のスライダー(84MPH)を打ち上げて、レフトフライ。5番プレストン・ウィルソンは初球を見送ったが、2球目を打って、ショートゴロ。

 しかし【3回裏】ミルウォーキーの「主砲」カルロス・リーに気持ちのいい一撃! レフトスタンド2階席に飛び込む特大のソロホームランで同点「1対1」。【6回裏】には6番・ビル・ホールが左中間に放り込んで、「2対1」勝ち越し。【7回表】にヒューストンに同点に追いつかれるが、【8回裏】0-OUT2,3塁から2本の犠牲フライで「4対2」。最後は守護神デリック・ターンボーで逃げ切った。

 一方、大家は勝ち負け付かず。【5回表】を投げきったところで右肩に違和感を訴え、降板。試合後には「次の登板(6日のドジャース戦)には投げられる」と語っていたが、結局、15日間のDL(故障者リスト)に入ることになった。やはり「悪い日」だったか……ピッチング自体は悪くはなかったのだが。これで当分、大家は観られない。ミルウォーキーにとっても「痛い」だろう。

大家5回1失点も負傷降板 勝敗はつかず (MAJOR.jp)

大家、ハドソンに投げ勝つ!(25日・ミラーパーク)

2006-05-06 21:18:07 | Milwaukee Brewers
 良いピッチングと悪いピッチングが交互に巡って来る大家友和(ミルウォーキー・ブリュワーズ)。5試合目のこの日は「良い」か? しかし相手は「強豪」アトランタ・ブレーヴスのエース、ティム・ハドソン。「強敵」だ。3回まで両投手の投げ合いで「0対0」。試合が動いたのは【4回表】ブレーヴスの攻撃だ。

 1-OUT後、左のライアン・ランガーハンズにセンター前に持って行かれ、迎えるは「主砲」『WBC』でも活躍したチッパー・ジョーンズ。「1-2」と追い込んだ4球目だった。左バッターのアウトサイド低めにチェンジアップ(84MPH)を配したが、これを掬い上げたチッパー! レフトスタンドに飛び込む第1号2ランホームラン! 「0対2」先制を許す。

 しかし【4回裏】ミルウォーキーの「主砲」“落球男”のジェフ・ジェンキンスに第4号のソロホームランが出て、「1対2」。【6回裏】にも4番カルロス・リーのタイムリーヒットで同点。さらに大家の投げる試合では必ず「打つ」男、プリンス・フィルダーのタイムリーで「3対2」勝ち越し!

 大家は7イニングスを投げて、ヒット7本を打たれたものの、2失点に抑えて、「4対2」ミルウォーキーの勝利。大家は2勝目(1敗)、前回(20日)跳ね上がった防御率も3.72にまで降下した。これはメジャーリーグ通算46勝らしい。長谷川滋利(シアトル・マリナーズ引退)を抜いて、日本人単独2位。いずれは憧れの人を超える日が来るか? 

大家が2勝目 球種投げ分け無四球 (MAJOR.jp)

大家、4回(0/3)5失点KO!(20日・ミラーパーク)

2006-05-02 20:49:31 | Milwaukee Brewers
 良いピッチングと悪いピッチングが交互に巡って来る大家友和(ミルウォーキー・ブリュワーズ)。この日は後者の方だったか……シンシナティ・レッズ戦に先発し、4回途中6失点でKO! 試合も大味な打撃戦になり、「8対12」で敗戦。負け投手にはならなかったものの、スターターの大家がGAMEを作っていれば、の悔いは残る。

【1回表】先頭のライアン・フリールをボテボテのセカンドゴロに打ち取ったものの、セカンドの緩慢な動きで1塁「セーフ」。ここからがケチのつけ始めだった。2番フェリペ・ロペスにはセンター前に持って行かれ、1,3塁にされるが、3番スコット・ハッテバーグを併殺に打ち取り、この間に3塁走者が還って、1点を献上。

【2回表】には先頭のハヴィアー・ヴァレンティンを歩かせ、7番エドウィン・エンカルナシオンにも「0-3」にするが、セカンドライナーに打ち取り、1-OUT。7番ブランドン・フィリップスにはレフト前ヒットを打たれるが、これをレフトのカルロス・リーが後逸! これで1塁走者が還って、2点目を献上。「不運」としか言いようがない。味方に足を引っ張られている。

 しかし【2回裏】その味方が3点を返して逆転! さらに【3回裏】5番ビル・ホールのソロホームランで1点を追加した後、大家の投げる試合では必ず「打つ」7番プリンス・フィルダーがセンター前にヒットを落として、8番ダミアン・ミラーが左中間を深々と破って、2,3塁。ここで9番・大家が初球を弾き返して、前進守備のショートの横を抜くセンター前ヒットで2点目。さらに1点を追加して、「6対3」。ミルウォーキー「絶対優位」の試合展開になったのだが……

 魔の【4回表】先頭のエンカルナシオンを歩かせ、これが痛かった。8番フィリップスに左中間スタンドに運ばれ、「6対4」。2-OUTを取ったものの、2番ロペスを歩かせ、3番ハッテバーグにもレフト前に運ばれる。ここで4番「主砲」アダム・ダンを迎えるが、ピッチャーゴロ。この予想外の結末に大家自身が驚いたのか、これをバブルして、さらに焦って1塁へ悪送球!(日米双方の放送席から悲鳴!)「6対5」になる。

【5回表】先頭のヴァレンティンにライト線を破られたところで降板。4イニングス0/3で自責点は4。防御率(ERA)は3.00から一気に4.09に跳ね上がって、この試合で通算500奪三振は記録したものの、大家には苦いマウンドになった。次は「良い」ハズだ。「次」に期待したい。

大家、5回途中6失点 勝敗つかず (MAJOR.jp)

大家の初勝利!(15日・シェイスタジアム)

2006-04-22 21:06:08 | Milwaukee Brewers
 大家友和(ミルウォーキー・ブリュワーズ)3度目の登板(スターター)は、ニューヨーク・シェイスタジアム。もう1週間ばかり早ければ、松井稼頭央(ニューヨーク・メッツ)との日本人対決が実現したのだが……
【2回表】に味方が1点を先制してくれた【2回裏】4番「主砲」カルロス・デルガドをイージーなグラウンダーに打ち取ったが、セカンドのリッキー・ウィークスがファースト(1塁)に悪送球して、出塁を許す。またしても味方のエラーに足を引っ張られる大家。

 5番「若き大砲」デヴィット・ライトにカットボール(89MPH)をライト前に運ばれ、0-OUT1,2塁。6番「昨シーズンの4番」クリフ・フロイドはスプリッターで空振り三振に斬って取り、7番ザビアー・ネイデイもスライダーを打たせて、ピッチャーゴロに打ち取ったが、今度は大家が2塁に悪送球して、一転1-OUT満塁のピンチ! ここで8番ラモン・カストロにレフトへ犠牲(サクリファイス)フライを打たれ、同点に追いつかれる。

 しかし【4回表】1-OUT、1,2塁で、9番・大家がバントの構えからバスターを決めて見せて、これが前進守備のライトの頭上を越えるダブル(2塁打)! 1点を勝ち越して、実はこれが決勝点になるのだが……所謂「勝利打点」を挙げた大家。さらに1点を追加して「3対1」。
【5回表】にも(2-OUTから)エラーしたウィークスがライト線を破って、セシル・フィルダー(元阪神タイガース)の息子プリンスが(詰まりながらも)センター前にヒットを落として、これで「4対1」。

【6回裏】先頭のカルロス・ベルトランにレフト線を破られ、4番デルガドはファーストゴロに打ち取ったものの、ベルトランは3塁へ。ここで5番ライトが初球をライトへ高々とサクリファイス(犠牲)フライを打ち上げて、「4対2」。
【7回裏】にも先頭のカストロにレフトフェンスを越えるダブル(2塁打)を打たれるが、ここで踏ん張った大家。47歳(!?)の代打、フリオ・フランコを縦に落ちるカッターで空振り三振に仕留め、1番ホセ・レイエスもサードゴロ、2番「松井稼頭央のライヴァル」(後日DL入りする)アンダーソン・ヘルナンデスもショートフライに打ち取り、2塁に釘付け! 

 この後、味方が4点の追加点を挙げて、「8対2」で快勝! ナショナル・リーグ東地区の首位を快走するニューヨークの連勝を「7」で止めた。大家は7イニングスを2失点に抑え、今シーズン初勝利を挙げた。「勝利」に相応しいピッチングだった。
 この日は「いい大家」が出た。どうやら今シーズンの大家は「いい」ピッチングと「悪い」ピッチングが交互に続くようで……20日(日本時間21日)地元ミラーパークでシンシナティ・レッズ戦に先発したが……

大家、メッツの8連勝を阻止して今季初白星!(MAJOR.jp)

対決!大家vs.田口(10日・ブッシュスタジアム)

2006-04-17 20:06:25 | Milwaukee Brewers
 初回に大家友和(ミルウォーキー・ブリュワ-ズ)が2-OUT満塁のピンチを迎えて、バッターは6番・田口壮(セントルイス・カーディナルス)だったが、2球目(88MPH)を打って、ショートライナー。ピンチを脱した大家。【2回表】5番ビル・ホールに「新生」ブッシュ・スタジアム初ホームラン(2ラン)が出て、ミルウォーキーが2点を先取。

 だが【3回裏】大家がセントルイスの「主砲」アルバート・プホルスに特大の1発を浴びて、「2対1」。プホルスはセントルイスの第1号を放って、大家の名は歴史に刻まれることになるだろう。
 この後、4番ジム・エドモンズにもライトフェンス直撃のシングル! 5番スコット・ローレンをショートゴロに打ち取ったものの、田口に第1打席の仕返し=ライト前ヒットを浴びて、1-OUTで1,3塁。7番ヤディアー・モリーナに特大のサクリファイス(犠牲)フライを打たれて、「2対2」同点に追いつかれる。

 さらに【4回裏】にも1-OUT満塁のピンチを迎えるが、4番エドモンズを高めのファストボール(89MPH)で空振り三振に仕留め、2-OUT。ガムをしきりに噛みながら、してやったりの表情、大家。
 しかし5番ローレンに3塁線を割られ、2者が生還。結局これが決勝点になった。その後、田口は3球三振に仕留めて、追加点は許さなかった大家。田口に第2打席の「借り」も返したが、この回限りで降板。0勝1敗、負け投手になった。

大家、4回4失点で今季初黒星 カージナルス戦(MAJOR.jp)

大家、7回2失点!(6日・ミラーパーク)

2006-04-11 19:45:04 | Milwaukee Brewers
 開幕第3戦(6日)のスターター(先発)を任された大家友和(ミルウォーキー・ブリュワーズ)。対ピッツバーグ・パイレーツ戦の【2回表】先頭の4番ジェイソン・ベイ(カナダ代表)を歩かせ、暴投で進塁を許したが、5番ジェロミー・バーニッツをスプリッターで空振り三振に仕留め、6番ジョー・ランダをライトフライ。これで2アウトを確信したが、ライトのジェフ・ジェンキンスがまさかの落球! これで1点が入ってしまった。不運な大家……

 しかし【5回裏】2番J.J.ハーディーのソロホームランで同点に追いつき、3番の“落球男”ジェンキンスは空振り三振に倒れたものの、4番カルロス・リーがライトフェンス直撃のダブル(2塁打)で出塁し、5番ビル・ホールの内野ゴロ、ショートストップの送球エラーの間にリーが還って、「2対1」勝ち越し。
 だが【6回表】簡単に2アウトを取りながら、4番ベイに初球のカットボール(91MPH)をセンターバックスクリーンに叩き込まれ、「2対2」同点。大家は【7回裏】に代打を送られ、降板。7イニングスを5安打、2四球、2三振に抑え、先発投手の役目は果した。

【2回裏】の打席ではノーアウト1,2塁のチャンスで、初球にサクリファイス(犠牲)バントをキッチリ決めて、地元ミラー・パークの観衆(15,430人)から拍手喝采を浴びていた大家。ここで味方打線にヒットが1本出ていれば、大家に勝利投手の権利が与えられたのだが、1番ブレイディー・クラークが空振り三振、2番ハーディーが歩いた後、3番“落球男”が空振り三振に倒れて、今日はこの男に祟られた。

 試合は【8回裏】ミルウォーキーが2アウトながら、1,2塁のチャンスを掴み、ここで元阪神タイガースのセシル・フィルダーの息子、開幕から11打数ノーヒットの不振に喘ぐプリンス・フィルダーが(詰まった当たりながら)レフト前にヒットを落とし、「3対2」勝ち越し。ミルウォーキーは開幕3連勝を決めて見せた。
 そして今日(10日)ミルウォーキーは「新」ブッシュスタジアムに乗り込み、セントルイス・カーディナルスと対戦。スターター(先発)は大家。田口壮との日本人対決も実現したが……

大家、今季初登板は7回2失点 チームは3連勝(MAJOR.jp)

ミルウォーキー・ブリュワーズ【2006】戦力分析

2006-02-11 14:38:39 | Milwaukee Brewers
【スターター】クリス・カプアーノ ベン・シーツ 
ダグ・デーヴィス 大家友和 リック・へリング
【セットアッパー】マット・ワイス ホルヘ・デ・ラローサ
【クローザー】ダン・コルブ デリック・ターンボー

「エース」シーツの不振の間に、左腕カプアーノが18勝(12敗)を挙げて台頭。シーツの復調があれば、ミルウォーキーは更なる(ナショナル・リーグ3位=81勝81敗)飛躍が望める。大家(年俸調停中)は昨シーズンの11勝(9敗)から何勝の上積みができるか? 

1番センター ブレイディー・クラーク
2番セカンド リッキー・ウィークス
3番ファースト プリンス・フィルダー
4番レフト カルロス・リー
5番ライト ジェフ・ジェンキンス
6番サード コーリー・コスキー (ジェフ・シリーロ)
7番キャッチャー ダミアン・ミラー
8番ショート J.J.ハーディ

 元阪神タイガースのセシル・フィルダーの息子プリンスを3番に抜擢。ライル・オーヴァーベイ(トロント・ブルージェイズ)を放出してまで、プリンスの成長に懸けているチームの期待に応えられるか? 
 野茂英雄(当時タンパベイ・デヴィルレイズ)からメジャーリーグ初ヒットを放ったプリンス。大物になる素養は、ある。それにしても、父親セシルの消息はその後、判明しているのだろうか?

残るは大家のみ ブルワーズがクラークとの調停回避(MAJOR.jp)

大家、移籍「即」完封!(14日・トロピカーナ・フィールド)

2005-06-16 21:48:09 | Milwaukee Brewers
 大家友和のミルウォーキー・ブリュワーズ移籍初登板が、メジャーリーグ初完封試合になった昨日(14日)。しかし昨日(日本時間15日)は全国的に雨で、スカパー!で午前中Liveで放送され、22時からもリピート(再放送)があったが、ほとんど「視聴不能」。梅雨時とはいえ、恨めしい雨だった。大家の一世一代の雄姿を観ることが(ほとんど)出来なかった。ただ、再放送の0時過ぎから映像も回復し、【9回裏】最後のシーンは辛うじて見ることが出来た。ダッグアウトから飛び出した「エース」ベン・シーツが真っ先にマウンド上の大家に駆け寄り、熱烈に祝福していた。合流して間もないのに、すっかりチームに溶け込んでいる様子だった。

 背番号も当初の「50番」から「55番」に変わっていた。(往年の名投手)オーレル・ハーシュハイザー(現テキサス・レンジャーズ=ピッチングコーチ)と同じ番号だから「いい」と思う。シーズン途中の移籍だから仕方がない。忌まわしき(?)ワシントン・ナショナルズ時代の「34番」は永久欠番だし、モントリオール・エクスポズ時代の「24番」は若手のクリス・マグルーダー(外野手)が着けている。来シーズン以降も、このまま「55番」が定着するかもしれない。