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天皇陛下、懸念拝察に首相 「発言は宮内庁長官の見解」
2021/6/25 14:06
菅義偉首相は25日、東京五輪・パラリンピック開催による新型コロナウイルス感染拡大を天皇陛下が懸念されていると、宮内庁の西村泰彦長官が「拝察」していると発言したことについて「長官本人の見解を述べたと理解している」と記者団に語った。丸川珠代五輪相も同日の記者会見で同様の認識を示した上で、感染対策に取り組む考えを強調した。
公明党の山口那津男代表は東京都内で記者団に「陛下の発言がどうかということをあまり詮索するべきではない。感染を防ぎ、安全安心の五輪を開催するのが極めて重要だ」と語った。
https://www.sankei.com/article/20210625-JCFJ2WTVDBPERP7KZ2LJG3PVX4/
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天皇陛下 五輪で感染拡大懸念、宮内庁長官が拝察「状況を大変心配している」
2021年6月25日
天皇陛下が名誉総裁を務められる東京五輪・パラリンピックに関して、宮内庁の西村泰彦長官は24日の定例記者会見で「陛下は現下の新型コロナウイルス感染症の感染状況を大変心配している。国民に不安の声がある中で、開催が感染拡大につながらないか、懸念されていると拝察している」と述べた。
西村長官は「日々、陛下とお話ししている中で、私が肌感覚でそう感じている。陛下から直接そういうお言葉を聞いたことはない」とも語った。
陛下は両大会の名誉総裁を務め、開会式に出席し、開会宣言することが検討されている。西村長官は「感染が拡大するような事態にならないよう、組織委員会をはじめ、関係機関が連携して感染防止に万全を期してほしい」と強調した。開会式出席や競技観戦など、大会への皇室の関わりは「関係機関と調整中。紹介できるような状況ではまだない」とだけ述べた。日本で開催された過去の五輪では、1964年の東京や72年の札幌冬季で昭和天皇が名誉総裁として開会を宣言。98年長野冬季では、在位中の上皇さまが務めた。
五輪を巡る陛下の受け止めについて宮内庁長官が言及するのは異例だ。宮内庁関係者は「事前に陛下に伝えているのは間違いない。政府の決定についてここまで踏み込んだ内容というのは非常に珍しい」と指摘した。22日には陛下が菅義偉首相から内奏を受けており、大会やコロナ対策について報告を受けたとみられる。側近は長官発言について「陛下は常々感染しないように気を付けられ、自身の活動で感染が広まることがないよう、非常に慎重な考えなのは間違いない。長官が言ったことに尽きる」と打ち明けた。
東京では感染再拡大の兆しが顕著となり、まん延防止等重点措置を期限の7月11日に解除できない可能性が高い。大会中に緊急事態宣言が発令されることも想定され、観客数のあり方も改めて問われそうだ。
https://www.sponichi.co.jp/society/news/2021/06/25/kiji/20210624s00042000795000c.html
天皇陛下 「懸念」、海外にも反響 「不信任」 と米有力紙
2021 06 25 09 26
【ワシントン時事】天皇陛下が新型コロナウイルス禍での東京五輪開催を懸念されていると西村泰彦宮内庁長官が指摘したことについて、海外のメディアでも反響が広がった。
菅首相、陛下「懸念」発言は西村長官の見解
米有力紙ワシントン・ポスト(電子版)は24日、「五輪開催に重要な不信任投票」と見出しを掲げた。天皇が物議を醸す問題について発言することは「めったにない」と指摘する一方、その発言には重みがあり「日本政府や国際オリンピック委員会(IOC)を当惑させるだろう」と予測した。
ただ、五輪開催の方針に変わりはないとも報道。主催者を「心変わりさせるには遅過ぎた」と分析した。「(天皇が大会で行う)開会宣言は、主催者が期待するよりもつつましいものになるだろう」と予想する専門家の見方を報じた。
米保守系FOXニュースも、天皇は国家の象徴で政治権力を持たないと紹介した上で、その言葉は「尊重されている」と伝えた。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021062500326&g=int
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■ 2009年7月9日
「我が郷は足日木の垂水のほとり」 はじめました。 本稿はその保管用記事です。
■ 2010年3月2日
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