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イタリア国民投票 レンツィ首相が敗北認め辞任の意向

2016年12月05日 16時40分00秒 | 保管記事

  記事の紹介です。

 

イタリア国民投票 レンツィ首相が敗北認め辞任の意向

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 イタリアで行われた憲法改正の是非を問う国民投票で反対が賛成を大きく上回ったことを受けて、レンツィ首相は日本時間5日朝、辞任する意向を示し、イタリアの政治が再び混迷を深め、EU=ヨーロッパ連合にとってもさらに不安定な要因が増えることになりそうです。

 イタリアの国民投票は、レンツィ首相が呼びかけて議会下院の権限を強化する憲法改正の是非を問うたもので、4日、投票が行われ、開票作業が進められています。

 イタリア内務省の発表によりますと、日本時間の5日午前11時の時点で、反対が59.64%、賛成が40.36%で、反対が賛成を大きく上回っています。

 レンツィ首相は、日本時間の5日朝、首都ローマの首相府で記者会見を開き、国民投票の敗北を認めたうえで、「すべての責任は私にある。私の政権はきょう終わる」と述べ、速やかに辞任する意向を示しました。

 一方、政府や既存の政党に対抗し、憲法改正にも強く反対してきた新興政党「五つ星運動」を率いるベッペ・グリッロ氏は、みずからのブログに「万歳!国民の勝利だ」と書き込み、投票結果を歓迎しました。

 レンツィ首相は、5日午後に閣議を開いたあと、マッタレッラ大統領に辞表を提出するとしていますが、今後、与党・民主党を中心に後任の首相候補がどのように選ばれるのかは明らかでなく、イタリアの政治が再び混迷を深めるのは必至です。

 また、イギリスによる離脱の決定のあと波紋が広がっているEUにとっても、これまでフランスのオランド大統領やドイツのメルケル首相とともに主導的な役割を果たしてきたレンツィ首相が辞任することで、さらに不安定な要因が増えるのは避けられない情勢です。

 

仏大統領「首相の決断を尊重」

 フランスのオランド大統領は5日、声明を発表し、「首相の決断を尊重する」としたうえで、レンツィ首相がこれまでさまざまな改革を断行してイタリアに活力をもたらしてきたと評価しました。そして、「レンツィ首相とはヨーロッパの成長と雇用に向けてともに進みかじ取りをしてきた」と述べ、これまでEU=ヨーロッパ連合で主導的な役割を果たしてきたことをねぎらい、イタリアが引き続きリーダーシップを発揮することに期待を示しました。

 

官房長官「イタリアの政治動向を注視」

 菅官房長官は午前の記者会見で、「他国の内政に関わることなので、政府としてコメントは差し控えたい。政府としては、引き続き、イタリアの政治動向を注視するとともに、基本的価値を共有する重要なパートナーであり、来年のG7=主要7か国の議長国であるイタリアと緊密に連携をとりながら協力していきたい」と述べました。
そのうえで、菅官房長官は、世界経済への影響について、「G7を中心にしっかりと連携を図りながら対応していきたい」と述べました。

 

経団連会長「注意深く見ていく必要」

 経団連の榊原会長は記者会見で、「経済の面で大事なことは、イタリアの銀行が非常に多額の不良債権を抱えていて、世界経済の不安定要因になっていることだ。レンツィ政権の下で対応策を進めてきたので、これがどう帰結していくかが非常に大きな課題だと思う。日本経済に今すぐ直接的な影響があるとは予測していないが、注意深く見ていく必要がある」と述べました。

 大手電機メーカー、日立製作所の東原敏昭社長は報道各社のインタビューで、「いろいろなことが起こりえるという前提で物事を考えなければならず、イタリアの国民投票の結果でわれわれの事業が左右されてはいけない」と述べました。
そのうえで、「EU全体の景気がどうなっていくのかが非常に心配だ。BREXIT=イギリスのEU離脱で、イギリスとEU全体の貿易が今後どのようになっていくのかなど、固定観念で物事を見ていてはいけない」と述べて、ヨーロッパをはじめ、世界経済の動向を注視しながら柔軟に対応していきたいという考えを示しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161205/k10010795251000.html

  記事の紹介終わりです。

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