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ロシアが黒海艦隊司令官の死亡情報を否定
「本人映像」も公開
2023/9/28 03:11
ロシアのペスコフ大統領報道官は27日、ウクライナ軍が22日のミサイル攻撃で「殺害した」と主張しているロシア黒海艦隊のソコロフ司令官が26日の会議に出席したと述べた。米CNNテレビなどが報じた。ロシア国防省系メディア「ズベズダ」も27日、撮影時期を明確に示すものはないが、ソコロフ氏がインタビューに応じたとする場面などの映像を公開した。
CNNや英紙ガーディアンなどによると、ペスコフ氏は27日、「黒海艦隊司令官（ソコロフ氏）は昨日の会議に出席し、我々と話した」と述べた。また、ズベズダは、ソコロフ氏が黒海艦隊のサッカーチームの表彰式に出席する映像を公開。表彰式は数日前に実施予定だったが、延期されていたという。記者団の取材に応じる姿も映っていた。
ウクライナ軍は、ロシアが実効支配する南部クリミア半島セバストポリの黒海艦隊司令部を22日にミサイルで攻撃した。その後、この攻撃でソコロフ氏ら34人が死亡したと発表していた。しかし、ロシア側から生存しているとの情報が出ていることを受け、情報を精査しているという。
公開された映像では、ソコロフ氏が記者団に「セバストポリで起きたこと」についてコメントを求められ、「何も起きていない。黒海艦隊は任務を果たしている」と語っている。ズベズダは26日にも、ソコロフ氏がショイグ露国防相らとのビデオ会議に出席したとする映像を公開していた。
一方、ウクライナ軍幹部は27日、ロシアの民間軍事会社「ワグネル」の戦闘員数百人がウクライナ東部の前線に戻ってきていると明らかにした。ロイター通信が伝えた。ただ、戦闘員は各地に散らばって配置されており、「秩序立った統合的な軍事組織」になっていないため、戦況に大きな影響を与えることはなさそうだという。
ワグネルの創設者プリゴジン氏は8月下旬、ロシア国内で搭乗していた自家用ジェット機が墜落して死亡した。ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は27日、SNS（ネット交流サービス）に「ワグネルはもはや存在していない。プリゴジンとともに終わった」と投稿した。【カイロ金子淳】
https://mainichi.jp/articles/20230928/k00/00m/030/007000c
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■ 2009年7月9日
「我が郷は足日木の垂水のほとり」 はじめました。
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