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オミクロン変異株の分子的特徴、より強い感染力示唆-ファウチ氏
11/29(月) 7:47
(ブルームバーグ): 新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン」は、感染力がより強力なもようであり、米国でワクチン接種およびブースター(追加免疫)接種を進める必要性が強まっている。同国の複数の保健当局者が指摘した。
バイデン大統領の首席医療顧問を務める米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のファウチ所長は28日、NBCの番組「ミート・ザ・プレス」で、オミクロン株は人々にワクチン接種を促す「明快な呼び掛け」だと指摘。米国内ではコロナ感染が既に再び増加しつつあり、新たな変異株の出現に伴い、今冬が一層暗いものになるかどうかは予防強化が左右すると語った。
バイデン政権は先週、南アフリカ共和国を含むアフリカ南部8カ国からの渡航制限を発表。29日から実施する。バイデン大統領は28日にコロナ対応チームとファウチ氏から報告を受けた。ホワイトハウスはオミクロン株への対応について大統領が29日に最新情報を提供すると明らかにした。
米国、アフリカ南部8カ国からの渡航を制限-新たな変異株を警戒
ホワイトハウスの発表文によると、ファウチ氏は大統領に対し、オミクロン株の感染力や深刻さなどの特徴について決定的な情報を得られるまで、さらに2週間かかるとの見通しを伝えた。
米国立衛生研究所(NIH)のコリンズ所長は28日、「FOXニュース・サンデー」で、南アでオミクロン株が先週見つかったことについて「パニックに陥る理由はないが、ブースター接種を受ける大きな理由はある」と指摘。既存のワクチンはこれまでの変異ウイルスに対し有効性を示し、今回もその可能性があると述べた。
「そうした経緯を踏まえると、既存のワクチンで十分な予防が提供される可能性が最も高く、特にブースターがさらなる予防をもたらすだろう」とコリンズ氏は語った。
ファウチ氏は28日にABCの番組「ジス・ウィーク」で、米国内へのオミクロン株の流入は「不可避」だろうと述べ、「問題はわれわれがそれに備えているかどうかだ」と述べた。
オミクロン株の「分子的特徴は感染力がより強力なことを強く示唆している」とファウチ氏は指摘。現時点で「深刻さの度合いはまだ分からず」既存のワクチンをどれだけ容易にかいくぐることができるかどうかも不明だと述べた。
コリンズ氏は、オミクロン株を標的とする新たなワクチンができるには「少なくとも3カ月程度」かかるだろうと指摘。オミクロン株の出現でワクチン接種およびブースター接種を受ける「さらにもう一つの理由ができた」と語った。
原題:Fauci Says Omicron Likely More Contagious So Get Vaccinated (2)
、Biden Met With Covid-19 Response Team on Omicron Variant(抜粋)
https://news.yahoo.co.jp/articles/df6dc6adf7f8c35426883e301f52b1b78c4524ab
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■ 2009年7月9日
「我が郷は足日木の垂水のほとり」 はじめました。
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