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内向き姿勢、遺族の不信感増幅… 2病院、「特定機能病院」取り消しへ 厚労省
2015.4.30 20:57
群馬大病院と東京女子医大病院に関し特定機能病院の承認を取り消す処分を決め、記者会見する塩崎厚労相=30日午後、厚労省
厚生労働省は30日、東京女子医大病院と群馬大学病院に対し、特定機能病院の承認を取り消す処分を決めた。両病院では医療の内容だけでなく、その後の調査報告書作成や遺族説明をめぐっても対応が迷走。病院側の内向きな姿勢が遺族の不信感を増幅させた。女子医大病院では男児の死亡事故を契機に、大学の理事長側と学長(当時)側の内部対立が表面化。病院が行った中間報告に遺族が納得していない段階で、それぞれが別の記者会見を開くなどして混乱させた。
また、男児以外の子供にも禁忌状況下で鎮静剤が常態的に使われていたことが発覚。外部調査委員会が調査したが、主治医らが遺族に「調査結果に納得していない」と発言するなど、ちぐはぐな対応が目立った。
群馬大病院でも、調査委員会がまとめた報告書をめぐり病院側の不適切な対応が明らかになった。病院側は委員に無断で「(診療に)過失があった」との見解を加えて報告書を公表。学外の委員が初回の会合にしか出席を求められていなかったことも判明した。そもそも同病院では、死亡例が相次いだことが病院長に伝わるのが遅れた上、厚労省へも報告されなかった。
一方、一連の問題は特定機能病院の承認のあり方や厚労省の監督方法にも課題を残した。特定機能病院には年1回、厚労省などの立ち入りが行われるが、従来の検査では両病院の問題を見抜けなかった。塩崎恭久厚労相は同日、特定機能病院の承認要件や立ち入り検査項目の見直しを検討することを明らかにした。
http://www.sankei.com/affairs/news/150430/afr1504300043-n1.html
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「我が郷は足日木の垂水のほとり」 はじめました。 本稿はその保管用記事です。
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