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音のパレット

2009年11月4年半にわたるウィーンでの留学生活を終え、日本に完全帰国。
体を壊した長いブランクを経て、始動、です。

口の中が!

2009-04-21 | 日本滞在記 料理
火事!

・・・というのはうそですが、口内炎が6つも出来ていて、何を食べても、しゃべっていても、いなくても、痛い・・・。

家族に

『お肉、食べなさすぎよ』

と口をそろえて言われました。
ウィーンでも、友達に口ぐちに言われたこのセリフ、懐かしい(笑

そんな状態がかれこれもう4日も続いていますが、日曜日にはマーブルチーズケーキを焼きました。

いつものクッキー生地を18センチ丸型の底に厚さ3ミリに敷きつめて180度のオーブンで13分焼く。
200gのクリームチーズと生クリーム、卵2つ、砂糖80g、小麦粉20g、レモンの搾り汁20gを泡立て器で混ぜる。
混ぜたものを3分の1ほど別の容器に取り、残りは型に流す。
取り分けた3分の1の溶液に15gのココアに少しづつ混ぜていく。
別の容器で混ぜたココア溶液を型に流し、割りばしなどでマーブル模様に混ぜる(適当に混ぜるとマーブルになります 笑)
あとは160度のオーブンで50分くらい焼いて出来上がり。

『チーズケーキにココア~???』

と怪訝な顔をしていた妹にも、久々にお会いしたお客様にも大好評を頂きひと安心。


本当は前々からパンを御馳走する約束をしていましたが、今の体調だと不可能。
パンを捏ねられる元気が早く戻るといいな、と思いますが、その前に口内炎が消えますように!


バナナのパウンドケーキ

2009-04-17 | 日本滞在記 料理
昨日はひどい頭痛に悩まされ続けました。

が、思い切って痛み止めを飲み(胃が弱く、鎮痛剤が胃を荒らしてすぐ痛むのであまり飲みたくない)バナナケーキを作りました。

材料
14センチ×5センチのパウンド型3本分
バナナ 2本 
砂糖150g
小麦粉 150g
バター 150g
たまご 3個

1.バターは室温に戻し、バナナはすりつぶす
2.たまごを卵黄と卵白に分け、卵白に分量半分(75g)の砂糖を加えメレンゲを作る
3.卵黄に残りの砂糖を良く混ぜ、やわらかくなったバター、すりつぶしたバナナを加えてよく混ぜる
4.2のメレンゲに3を加え手早く混ぜ、小麦粉を加えて泡立て器ですくい上げるように混ぜる
5.180℃に熱したオーブンで20分、170℃に下げて15分焼いたら出来上がり

バナナがしっとりしていて美味しいケーキができました。

パウンドケーキのレシピにバナナが入るだけなのでバナナ以外の材料は全て同量。
なのでお手持ちの型や材料に合わせてアレンジが効きます。



そのあと調子に乗ってピアノを弾いてみたらすぐに頭痛が復活したのでおとなしく寝ることに。
・・・ピアノって本当に重労働なんだな、としみじみ・・・。
最近少し眠れるようになったのでこの調子でいろいろな生活リズムが整えばいいな、と思います。

極める(?)

2009-04-14 | 日本滞在記 料理
先日作った赤ワインケーキ、大好評をいただきました。
しかし私としてはもうちょっと赤ワイン風味が残したくて、もう一度挑戦。

レシピはいつもの ここのもの
クグロフ型を持っていないので使用しているのは18センチのケーキ丸型。

材料には140gの赤ワインに40gのチョコレートを溶かしておく、とありますが、私はその量をさらに増やし、赤ワイン200gに70gのチョコレートを溶かし、煮詰めて混ぜています。
そして焼きあげ直後に塗るワインも倍。ケーキ全体にまんべんなく何度も塗りこみます。

お客様がたくさん見える予定だったので今回は2ホール焼きましたが、すべて綺麗にはけてひと安心。



赤ワインケーキも極めました(??笑)

調子が悪くて外出がままならないときはこういう趣味に救われます。
美味しいと食べてもらえるのも幸せ。

作っている時は具合が悪いのもどこかへ飛んで行ってしまうから不思議ですね。
食べてくれる人の幸せそうな顔を思い浮かべてつくるのがいいのかな?

復活も、きっともうすぐ・・・。

langue de chat

2009-04-05 | 日本滞在記 料理
どうにも調子が悪く、寝不足すぎのこのごろ。
料理も全くしていませんでした。

きのうはあまりにも眠れなすぎたせいか、逆に気分がハイ。
久々に混ぜるだけのお菓子をつくってみました。

langue de chat直訳で『ネコのした』というお菓子です。
同量のバターと砂糖を混ぜ、そこに同量の溶き卵を混ぜ、同量の小麦粉を粉っぽさがなくなるまで混ぜたものを、絞り袋に入れて絞って焼くだけ、の簡単クッキー。

・・・絞り出しが思いのほか大変でしたが・・・(形が均一にならない!)。




このお菓子を作るのはこれが2度目。
1度目は中にはさんだチョコが固かった、との指摘を考慮して混ぜ込むバターの量を増やした結果、やわらかチョコクリームを挟むことに成功

具合が悪くて(眠れなくて食欲もない)試食は家族に任せましたが、何か作るって楽しい・・・。
今は何かしたくても体のあちこちは痛い、寝不足・・・と体力を使うことはできません。こんなに簡単で体力のいらないお菓子作りって最高です。
束の間の気分転換でした。

初挑戦2本立て

2009-03-17 | 日本滞在記 料理
ネット環境が悪かった間に初挑戦して作ったお茶菓子。

マフィン3種



写真では分かりづらいですが今回はチョコチップバナナ・いちご・チョコチップの3種を作りました。

ベークドチーズケーキ



どちらも材料をただ混ぜて焼くだけの簡単レシピ。
とくにチーズケーキは好評でした♪

今日はプレゼント用にカステラを作成。
今はラップくるんでで寝かせ中ですが、なかなかうまく行きました。

ところで、春のような陽気の今日、外に散歩に出てみるとつくしやたんぽぽ、桃など春を感じさせる植物がとっても元気!
桜の季節もすぐそこですね。

サツマイモのシュトロイゼルクーヘン

2009-03-16 | 日本滞在記 料理
ネット環境のせいでずいぶん前の話になってしまいましたが、ここのレシピの『リンゴのシュトロイゼルクーヘン』のりんごをサツマイモに変えて『サツマイモのシュトロイゼルクーヘン』を焼いてみました。

『シュトロイゼル』の意味を辞書で引いてみると、バター・砂糖・小麦粉で作った『お菓子用のふりかけ』とのこと。

パン生地のような下地の上にお好みのフルーツをのせ、そのうえに『シュトロイゼル』をぱらぱらとふりかけて焼き上げたお菓子です。

レシピでは細切りリンゴをそのまま乗せて焼く、とありましたが、今回は角切りのサツマイモをはちみつでさっと煮たものを乗せて焼きました。



食べてみるとシュトロイゼルがサクサクしてて美味しい!
甘さも控えめなのに、サツマイモのせいで腹もちも抜群でした。
次はリンゴで作ってみようと思います。

ポイントは割りばし

2009-03-01 | 日本滞在記 料理
相変わらず具合が優れないので、ちょっと前にまたまた作ったアイスボックスクッキーについてエントリ。

ここまでやるとやりすぎだと自分でも思いますが、もうここまで来ると工作気分。
並べたクッキーを眺めて自己満足、食べてお腹満足です(笑



白熱灯の下で取ったらなんだかてかてかして発色が悪いですが、実際はもうちょっときれいに焼けました(笑

レシピはいつもお世話になる ここのものですが、私はオーブンに入れる前に牛乳を塗ってつやを出します。

この工作のような柄を作る重要なカギを握っているのは実は『割りばし』
私のクッキーの基本の厚さはすべて割りばしの厚さです。

生地を伸ばす際に割りばしを割って生地の両脇に同じ向きに(高さがそろう面を確認して)そろえて置き、その厚さに麺棒で延ばします。

市松模様を作る際は、割りばしの厚さにのばした生地を、断面が正方形になるようにまたまた割りばしの厚みに切っていきます。そうすると綺麗な正方形の市松模様が出る・・・というわけです。

この割りばしの厚さは焼き上がりの食感もちょうどよく、オーブンから出した際に生焼けになる部分も少なくジャストサイズ!
綺麗な市松模様にしたい方にはぜひおススメの方法です。

そしてレシピにもありますが、このクッキーを作る際のポイントはとにかく生地をこまめに冷やして、扱いやすい硬さに保つこと。
市松模様のクッキーを作る際は、細く棒状に切った生地がだれやすく、だれてしまうと綺麗な正方形が出なくなるので、私はいつもいったん割りばしの厚さに平たく伸ばした生地を、もう一度冷凍庫でかなり冷やしてから切っています。

ちなみに、焼く前に包丁で切り分けるときも、完全に冷凍された状態から、ちょーっと室温の中に置いた状態で切るのが、私にとってはベスト。
模様もつぶれず、丸いクッキーも綺麗に丸いまま切れます。

目にもおいしく、実際美味しいこのクッキー、冷凍庫には欠かせないこのごろです。

研究の結果

2009-02-24 | 日本滞在記 料理
カステラはずいぶん安定した出来になってきました。

先日は抹茶、ココア、プレーンカステラを作成。
レシピは変わらず ここのもの
レシピと違うのは

お砂糖を120gにしているところ。
カステラの底にざらめ糖をしきつめるところ。
たまごを全卵ではなく、卵白・卵黄を別にして手で泡立てるところ。



アイスボックスクッキーも大量に!
このレシピは ここのもの

私は仕上がりに照りが欲しいので、生地を天板に並べた後、いつも牛乳をうっすら塗り、クッキーになじませてから焼き上げています。
久々に(高校以来かも・・・)型抜きクッキーも作ってみました。

さっくり行かない理由はどうやら焼き加減にあったらしく、今回はさっくり、でもしっとりバターの風味もちゃんとする焼き上がりに



このアイスボックスクッキー、レシピのタイトルにもあるように、ドイツ語だとTeegepaeck(お茶菓子)と名づけられていて、色々な柄や形を作る過程が工作みたいで、ついつい夢中に・・・(笑

カステラの生地づくりは完全にコツをつかんだので、あとは焼き加減の研究!
しっとり感を追及しようと思います

金太郎あめのごとく

2009-02-18 | 日本滞在記 料理
切っても切っても同じ柄。
おなじみアイスボックスクッキーです。

ちょっと前に大量に作って冷凍しておいたのですが、食べたい分だけ切って焼けるからストックしておくととっても重宝

先日は妹と私のお茶菓子用に、そして昨日はお茶菓子用の自宅用とプレゼント用に焼きました。







小麦粉の質が違うのか、日本で作るとどう頑張っても固めに仕上がるのはなんででしょうか??ウィーンほどさっくりほろほろに仕上がりません・・・

味は一緒なのに食感がちょっと気になるところなので、今度はちゃんとお菓子用薄力粉で作ってみようと思います(いつも普通の薄力粉でつくっているので 笑)

研究は続く・・・

2009-02-16 | 日本滞在記 料理
カステラを作る際、4つの卵を使います(15×15の型使用の場合)
大もとのレシピは こちら

まず卵白4つ分と砂糖を湯煎にかけ、人肌まで温め、砂糖が完全に溶けてしろみがさらっとしてきたら、勢いよく泡立て、白っぽくなってきたら湯煎からはずし

こんな状態になるまで一気に泡立てます(この状態で保っても、泡立て器から落ちてこないくらいまで)



ここまで泡立てた卵白に、常温にもどしてある黄身を一気に加え混ぜ、さらに人肌に温めたはちみつ(お湯でわったもの)を3度にわけ加え、3度ふるった強力粉を一気に加えてよく混ぜます(泡立て器をうまく使って切るように混ぜる)

黄身を加えてからここまで2分でやるのがポイント。
黄身の油分のせいか、どんどん生地がだれてきます。

そして型に流し入れたら竹串であわ切りを念入りに6回(横2回・縦2回・ななめ2回)してオーブンへレシピでは生地2センチのところまでをあわ切りすると書いてありますが、私は生地の底すれすれまであわ切りしてしまっています。





上のノーマル生地は、卵黄を加えた後、ちょっともたついてしまったためにふくらみが少々すくなめ。
下のココア生地は、卵黄を加えた後の工程を素早くしたため、ふっくら

まだまだ研究は続きます・・・。

ちなみに、昨日、メレンゲにならなかった卵白をチュイールにした、と書きましたが、相方の卵黄4個は無事カスタードクリームになって冷凍庫へ(笑
そのうちクリームパンになる予定です

キミのせいで

2009-02-15 | 日本滞在記 料理
台無し!

何の話か、というと・・・
カステラづくりに失敗した、というだけの話なんですが・・・。

カステラを作成する際、ミキサーを使用するレシピでは全卵で泡立てなのですが、全卵を手立てだと、出来上がりの『きめ』にどうしても限界が・・・ということで、私は別立て(卵白と卵黄を分けて泡立てる)で泡立てています。

が、今日はいくら頑張ってもメレンゲになってくれない・・・。
原因は卵を割る際にちょこっとだけ残った卵黄・・・

いくら泡立てても泡立ててもメレンゲにならないのでメレンゲにするのをあきらめ仕方なくチュイールを大量生産。
卵白4つ分・・・かなりの量、出来上がりました。

つまみ食いして、かなり食べたのにまだポット2個分!



まるーくスプーンでのばしてこんがりと焼き上げた軽いお菓子は、さくさくしていてついつい手が伸びます。今日は他に作るものがあったので、焼きあげたまま、丸みを付けませんでした。
かたちも大小、いびつなものあり・・・と様々ですが、これも手作りならではのご愛敬で


その後ちゃんとカステラも焼きました(笑

チョコ好きには欠かせない

2009-02-14 | 日本滞在記 料理
チョコのお菓子!
実はあまりチョコ関係のお菓子を作ったことがないことに気づき、ガトー・ショコラに挑戦してみました。



レシピ欄にスイートチョコレートを使用とあったので、その通りにスイートチョコを使ったら、ちょっと甘すぎ・・・
でもレシピ本に書いてあった通り、『そとはさっくり、中はしっとりチョコレート』通りに焼き上がりました(笑

濃いめに入れたコーヒーによく合うケーキですが、もうちょっとほろにが味もあっていいかな?と思うので次回はビターチョコで作ってみようと思います。

さて、今日はこれからココアカステラとアイスボックスクッキーを大量に作ります!
・・・と、その前に買い出しです

5作目で

2009-02-12 | 日本滞在記 料理
味も見た目もかなりカステラ!

しっとり美味しくできました



今回は このレシピの材量をもとにし、卵黄と卵白を別々に泡立てる別立て法でホイップ。
そして自宅のオーブンレンジのくせ(火力が弱い)を考慮してまず180℃で10分焼き色をつけた後、160℃に温度を下げ、アルミホイルをかぶせずに30分、アルミホイルをかぶせて170℃にあげて10分焼いてみました。

これが功を奏してか、カステラっぽい出来上がりにひとり浮かれるワタシ
同じ作り方でもう一回作ってみて成功したら合格です

総計15個

2009-02-11 | 日本滞在記 料理
たまご使って、スポンジケーキ修行、ならぬカステラ修行をここ3日ほど・・・。

もともとこのハンドミキサーを使って作るレシピをもとに泡立て器を使って手で泡立てている事態、無謀なんですが、ミキサーを買っていないので強行

これは4作目
見た目はカステラっぽくなってきました(笑



なぜか1作目が一番美味しく、しっとりカステラが焼け、2作目、3作目とカステラもどきケーキに・・・
味は『そういうケーキ』と思って食べれば普通に美味しいけれど『カステラ』とは言えない・・・。
4作目は見た目も味もわりとカステラ(笑

この4作目も明日で無くなりそうなので、そろそろ5作目を・・・

修業中

2009-02-07 | 日本滞在記 料理
母の誕生日に焼いたケーキを機に、只今スポンジ生地作成の修業中。

これは2作目
インターネットでいろいろ調べて焼いてみたのですが、1作目とは全く違う美味しいスポンジが焼けました。
もちろん手で泡立てたので、最後の方は自分との戦い・・・。

もういいかな・・・いやもうすこし・・・
泡立てって体力勝負です(慣れてない、というのもあり)・・・。
あ~肩と背中が痛い

母に聞いたら母も同じ思いをしながらマドレーヌを焼いたそう(笑

ミキサーが欲しい!と思いつつも人間の力の限界に挑戦



作ったスポンジは一回真横に切れ目を入れて焼き上がりをチェックしたのち、普通にケーキカットしてそのままパン代わりに食卓へ。
このままでも美味しくいただけました。
次はもっと美味しく焼けるといいな、と思いつつ、次なるレシピを探す毎日(笑